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2019年1月29日 (火)

渡辺裕之トリオ

Watanabe

 緊張をゆるめる、コントロールするには慣れも大事で、感触で操作、慣れないとつかめない。コンサートライブの面白さも慣れ、年に一度では回数が足りない。緊張が緩まず心が固まり、リラックス出来ない。

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 ジャズドラム、渡辺裕之トリオのオープニングは、渡辺と客の「ファイト一髪」の声のかけあいで始まる。そんなライブは聞いた事がなく笑った。リポビタンDTV-CMは今も「ファイト一髪」なのか、どうなのかTVを持たないので知らない。

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 湘南ビーチFMの生放送で、渡辺はドラム席を下り、MCを取って客席に向かう。つまりドラマーではなく俳優になる。「いわゆるセッション」を行うのだが、私はまあ書いたような感想を感じる。少し前の時代にはジャズライブは大半、男客で演奏が始まるまで会場の空気は硬かった。

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 昔は一気にほどけたが、今はそうはいかないらしい。緊張が残ってしまう。ファイト一髪のセレモニーが必要か? ビシバシのドラムからは、女性に馴染めない部分があるのか? 男も関係なくコンサート慣れが必要なのか?

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 渡辺裕之トリオとは言うが中心はボーカルでピアニストのグレース・マーヤさんに中心はある。グレースがMCも務める。それに渡辺はドラムと中林薫平はベースを加える。それに渡辺は演奏と関係あるようなないような俳優業からのMCを入れる。

 つまりダブルMCでトークの多いライブになる。いやキャロル山崎さんが番組MCとして入るのでトリプルMC、やたら話の多いライブになる。フォークでさだまさしさんや武田鉄也さんが、数曲しか歌わない講演会のようなコンサートをやるが、近いかも知れない。

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 別に悪いと言うのではない。フォークも色いろジャズも色いろ、楽しければ良いのであって、そういうライブを2時間、大半を生放送してしまう番組は面白い。虫が鳴くいうかハム音がして、上手い中継とは言い難いが、CDで構成した番組より緊張感がある、

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 スリリングな展開が楽しい。いわゆる演奏から逸脱して、3人のMCの思惑は権利を取り合い、あるいは押し付けあう。言葉の間に即興性が含まれ、決まっているようで決まらない内容になる。言葉が生きているように私たちの生き方も、息づいている。

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 緊張し過ぎてはダメだが緊張しないと逸脱できない。緊張はエネルギーであり人生が逸脱する時もある。あなたも私も、いつもではない生き方だって出来る。湘南ビーチFMの次回生演奏は2月2日土曜、18時~20時、キャロル山崎さんです。

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 NHKFMも同日24時~2時、ジャズライブという話です。それでは皆様ぬかりなく。

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