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2018年12月31日 (月)

座頭市物語

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 中学生になって、気がつくと同級生に座頭市と仇名された。闘病で2年遅れ、妹と同学年になった。同級生といっても2才下の弟妹ですが、いつまでも意識している訳にもいかない。中学で坊主頭にされたこともあり、容貌は勝新に似ていた。

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 理由はもう1つあった。教師から答えられない質問が出されると食らいつて、答えを出そうとする。

「このクラスは誰も出来んか。隣のクラスは答えるヤツが2人いたけどな」とか教師は煽り挑発する。それで私は手を上げる。

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 出来なくて元もと、3度に1度は答えをひねり出した。同じ理由でミフネともいわれた。西部劇風の時代劇「用心棒」が封切られ評判となった。教師の中にも興奮し、授業にその話が出た。「座頭市物語」は用心棒をヒントに作られた映画です。

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 勉強が分からないと教えていた。hata君の傍、隣の席がいいというので人気が出た。ただ委員長格は他にいて、私はそこまでは出来なかった。委員長はガリ勉の傾向にあり、教えたりはしなかった。同級生の妹がいて、リードするのが上手かったらしい。

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 委員長タイプの生徒にはライバル視された。そこでコミニケーションを取って友達にしてしまう。体力のある番長タイプも勉強はオレが教えてやるトいうんで取り込んでしまう。私のつまり処世術、それでイジメの対象にはならなくなる。

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 障害児が健常児の間にいる意味は、出来の良い生徒と悪い生徒をつなぐ所にある。体験的にはそう思うが一般化は出来ません。一部の教師は教育方針でそんな私を持ち上げた。ひとつ違え反感を抱かれればイジメの対象になる。

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 座頭市はシリーズ化されると共に世界的にヒットする。いまだにローグワンで影響されたとおぼしき人物が出て来る。用心棒もマカロニと国際化、国内ドラマ化もされるが、座頭市におよばない。イジメの対象になるべくしてならない詳細には、何かある気がします。

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 同じクラスで委員長格はその後、医師となって婦人科を専攻します。ポジションも市民病院の院長です。彼とは前後の席に座ってテストの答え合わせをします。双方一問づつ間違いがあり、その後5分時間余りが分かる。間違いは直していいのか?

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 私はどうするかより笑いころげ、委員長格は、

「オレも直すから君も直せ。君が直さないとオレも直せない」

気配で察した女子が「ドウカ、この人たちは」と小さな声で言います。

「先生が見直せ言ってる、直せよ」

――分かった直す。直していいよ。

そんな会話が夢のようです。

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 熊本には私より20才ほど歳下に板見陽子さんがあります。彼女は重度で頭が良かったが、クラスメイトとは有効な人間関係が持てなかった、そういう話をしました。イジメの対象いう訳ではないが、今、板見は24時間介護を求めて裁判を戦う。

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 介護時間は最初の17時間から20時間と広がって、行政ないしは司法が折れ合おうとして見えます。つまり板見の方が勝っている。生きる事は義務なのか権利なのか、団塊の世代はどう生きるのか? そういう問題も明確な答えは出ていないのです。

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