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2017年6月25日 (日)

整形逃亡

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 リンゼイ・アンホーカーさん殺人事件を覚えておられるか? 市橋達也の整形逃亡は今も類型が少なく、革新性は関心を引いた。だがなぜ市橋は整形を繰り返し、2年7ヶ月間もの長きを逃げられたのか?
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 逮捕後、市橋は手記を書き、手記を元に映画化もされた。だが映画は人々の関心を満足させモノではなかった。読んでないが手記も同じ……殺人の理由、心の移行や拠り所、確信の根拠……市橋はどう生きたかったか?
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 もっと平たく言えば市橋は優秀だったのか、おバカだったのか? 家庭では溺愛されたのか虐待されたのか。一説によると韓国系の混血という。一審に服役を決め上告しなかったのはなぜか……そういった事々は明らかにされない。
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 特に女性に関心が高いのは、整形で顔を変えて人生をやり直す願望いうか。むろん私にもあるが、妄念です。この関連だけでいえば、ボクサーの亀田3兄弟の妹、姫月さんは女子ボクサーにデビューしたそうな……理由は整形費用が欲しいから。

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 事件を下敷きに小説を書く吉田修一さんの方法は、「悪人」や「横道世之介」から「怒り」と移るにつれ手慣れ物です。映画で見る限り物語は、市橋には直接関係がない。亀田姫月さんには特に関係がないが……書き遅れた。映画「怒り」を見ます。
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 姫月さんの整形希望が、どのような物かは知らない……私の整形願望は顔ではなく下肢です。顔を変えて、生き直したい願望なら……人は整形しなくとも緩やかに変化している。友人の娘さんは結婚後に顔が変わって、友人の父つまり祖父に似てきたという。私もそう思うが、写真紹介は出来ない。
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 一般にいわれるのは娘は父に似て、息子は母に似る。子供あるいは若い時はそうでも、これが中年になると分からない。娘はけっきょく母に似て、息子はけっきょく父に似るモノかもしれない……そういう場合が、ないではない。無論そのままの場合もありうる。
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Rr

 整形は直後はいいが大抵は崩れる。若い時は成功に見えても、時間を経て中年期に入ると逆効果となる場合がある……私は美容整形したことはなく断言しない。ケースとしてRレッドフォードさんを写真引用しよう。Rは若い時に比べ顔が変貌されて身長も変化している。
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 誰もが若い時を経て老化していく。いきなり老人で生まれもせず、若いまま止まったりは出来ない。その時々に生きていく他はない……こういうのを実存という。この世はあの世の為にあり、あの世はその次の世の為……との考え方もある。三島由紀夫の「豊穣の海」シリーズはそうです。
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 若い時が全てである。子供時代は前準備であり中年以降は残骸でしかない……むろんそういう考えもある。長く生きすぎる。人はなぜに、もっと早く死なないのか? 私はそう思わないが、そう考える人は止められない、むろんそれも勝手です。
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 余計なお世話というか、なぜあの人はあんなに長く生きるか? 自分は別として、一般に他人が長く行き過ぎる。少数だがそう主張する方がある。私のような身障者が生きてる意味もない。早くに亡くなるべき、無くすべきと考える方もある。余計なお世話いうより、浅墓、若気の至りですなあ。
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 一番の応用はダイエットだろう。2年7ヶ月間、市橋のように意思を持ち続けられればダイエットは完成する。完成しないでもメハナがつく……市橋に女性が関心なのは、そういう動機理由にある。残念ながら吉田原作「怒り」は、そこに関心はない。

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