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2017年6月11日 (日)

腕時計

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 それから腕時計はつけなかった。どこに行っても時計はあって、時間は分かる訳で問題なかった。40年前、30代の時に腕時計は1つ買ったっきり、40代になるとバブルで、どこからか貰うようになる。
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 それが次々、電池を替える必要もなかった。物離れいうことではなく、若い時は感覚で、勘でも時間が計れる。5分くらい30分くらい……これが50代で怪しくなって来る。
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 10分くらいと思っていると1時間くらい経っている。それが老化です。地震の時に倒れた書棚の中から、その30代に使った時計が出てきた。40代で使った100円ベルトも出て来た。
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 2つを時計店で、むろん電池も交換してもらい、合わせる……過ぎし日々は地震と共に去り、時計だけは昔のように動き出す。つまり電池代1000円で感慨とセンチメンタルを計り合う……それで目についた。
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 インターネットでは1000円時計を売っている。レトロ趣味の見せかけ時計らしい。ただし輸入時計はすぐ品切れとなる。言わなくとも分かるだろう。中国製の製造は注文に追い付かず、来月の納入とのメールを入れるらしい。
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 カッコいいとの若い人の感想は、概ねは好評です。昔、100均だった時計の最新版と考えます。国内では陳腐と、時計店内にも時計を置かなくなり、それがまた飾り時計と、かすかに意味を帯びたのか?
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 物空しい。家もクルマも時計もスマホも……地震があってもなくても、時計で計ろうが計るまいが、いつの日も過ぎ行きて、再びは帰らない。
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 筋トレの各トレーニング、30秒と3分の間をヨットタイマーの腕時計で計る。噴き出す汗にさえ無防備で、そういう訳で古時計に防水機能はない……これも大げさな気がする。

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