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2016年10月23日 (日)

刹那を生きる女たち

Seefty

 youtubeでフジ系の番組を見ます。ザ・ノンフィクションは熊本ではTKUの日曜深夜25時半、誰も見ない時間にやっている。タイトルは「刹那を生きる女たち!最後のセーフティーネット」だが、 セーフティーネットとは番組で生活保護のことではない。
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 アボットは女性の愛称だが、番組内で敬称は付けない。アボットさんは本名を名乗らない。ホテトル嬢で、親や家族、故郷はあるが付き合いのある友人は全くいない。私は読売ドラマの「Wamen」を思い出した。
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「Wamen」は救いがない話だったが記憶には残った。これも生保が受けられない女性の話でした。番組は受けようとしない形になっていて、風俗組織がアボットのセーフティーに走る。いい忘れたが、私の見るところではアボットには知的に障害がある。
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 フジ系の方針か、番組は深くは触れない。学習障害のある成人を親はどこまで見るべきであるか? 親の力の及ばない時にどうするか? 人権は人の最低限の権利を保障される物だった。だがご承知のように最近、もっと制限すべきとの考えが出ている。
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 女性は売春をしても自立すべきか? 危ない商売のホテトルは売春か否か? 戦前の農家では経済状態が悪いと娘を売ったが、高齢者が増えると女性家族は同じ事をせよ。国や社会は言うか? ここまで番組で売春は、女性自身の方法に見えた。
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 Wamenでも子連れ独身女性の貧困が問題だった。番組もアボットと違う、シングルマザー里美さんが登場する。里美はデリヘル勤めで、娘を託児所に入れる目的なのか手段なのか、刹那を生きており自殺願望がある。
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 番組には描かれないが、こんな女性を風俗組織や他の人が利用することはよくある。底辺を食いものにする。生活保護を取ってやる代わりに取った金を毎月ピンハネをする組織とか……身障の女性には、それにはそれで需要がある。
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 落ちた女性は商品で、もっと落とすシステムがある。里美に別れた男から声がかかる。娘の父です。それで行って見ると……よくある話です。死にたいが簡単には死ねない。性商売は女性の最初の仕事であり、最後の仕事です。
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 救いがない言うより制作方針に疑問がある。どちらも登場人物の自己責任を言っている。アボットには夜学とか、里美には職業訓練の必要がある。見て見ぬふりで番組は行き過ぎる。1年とか長期取材後、違う内容にまとまる事もあると聞く。
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 ここでも生保などなくとも人は生きられる。そう主張するようにも見え、貧乏な人はもっと頑張るべきと、そう主張しても見える。どこまで本当にドキュメンタリーなのか。何か奥歯にもののというか、その辺の疑問は疑問として、面白い。


●ザ・ノンフィクション 刹那を生きる女たち!最後のセーフティーネット  https://www.youtube.com/watch?v=7isbbWVWeVg

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