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2016年9月

2016年9月 9日 (金)

プリズナー№6

Na6

「新プリズナー№6」をギャオで見ます。あのオリジナルが好きでした。DVD店で「新」をみかけ、借りるつもりが借りそこねます。DVD店はこれを支店に回したらしい。
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 わざわざ係に聞き直すほどではない。ドラマ「LOST」も、このオリジナルに似た設定で、ときめいたが回を追うごとに設定からは離れ、むろんラストのイメージは違った。
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 つまりオリジナルを追う事自体に無理がある。訳の判らない結末にしかならない。それを理解していて、ついつい伝説化する「プリズナー№6」であります。聞き直すほどではないが、やっぱり気になる。
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 №6のコスチュームや職業は、007からのパクリで組織に追われるいうのはカフカの一連の小説からだろう……言わました。一対一の個人関係と、組織対個人の人間関係は違う。
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 そこは疎外感を伴う。安部公房や別役実、カフカやキャロルの文学世界が流行っていました。私は身障者だから、学校に受験に行くと試験自体を受けさせてくれない。
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「受けるだけならいいが、成績が良くても障害者は取らない」言われましたから、直に疎外される訳です。一方で高校の先生とお友達になり「読書会するから来い、是非来い」
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 先生宅に行くと私以外は、全員が生徒さんで、私だけ先生の生徒だったことはない。単なる知り合いです。意見が面白いからト、好意的というか、個人で呼び出される訳です。
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 №6はスパイ組織を辞め、個人にもどろうとする所を誘拐され、奇妙な村に幽閉されます。拷問はされませんが「なぜ辞めたのか。何か秘密を知っているのではないか? 白状しろ」と言う訳です。
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「新プリズナー№6」では、奇妙な村の長である№2が主人公で、つまり老人です。若い№6に村長の椅子をおびやかされます。実の息子を失った体験があるようで、№2にとって№6は、その幻影らしい……そういう形で全7話にまとめます。
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 一方、ハードオフでオーソン・ウェルズの「審判」という珍品ビデオを買って来ます。むろんカフカ「審判」を、オーソン・ウェルズが映画化したという代物です。今更こんな話をブログに書いてみてもネエ?

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 あ、リドリー・スコットさん映画版でリメイクを作る噂でてます。

2016年9月 7日 (水)

マインドフルネス2

Maindo2_2

 誰でもいくつもの現実を抱えます。歩いて行く道の上にあっても、今から向かう会社の同僚と、今出てきた家の家族と無関係ではありません。同時進行する二つの現実の間に存在する。

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 どちらも大事だが、とりあえず自分は道の上に在り、どちら側の現実にも直には存在しない。しかしスマホやネットの発達で、そういった別の現実とも簡単に接続は可能になります。

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 まあ悪くいえばドコにも居られなくなった。完全所属は不可能になる……そういうコトになる。ここに居ればあちらが気になり、あちらに行けばこちらが気になる。つまり引き裂かれた状態に陥ります。

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 王家に生まれた釈迦は、城だか屋敷だかに住んで、その外で民が飢え、病気にかかって死んでいく。そうならない人も、やがては老い死んでいく。そういった現実に気が付き、愕然とします。

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 そんな判り切った事を今さら……私は11才の時に病気になり、病気は治るか治らないかよく判らない。治らないというのは死ぬという意味です。子供にも生死の境があると知ります。

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 だいたい人が触れるのは、祖父や祖母の死で、この世に死がある。老いや病気があると、深く知ります。思い知るいう意味です。父母の死で、死を思い知る人があります。そして愕然とする。

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 私は自分の死を悟り、単に死ぬかもしれないいう意味ですが、12か3才で愕然とします。私のみならず人は誰でも死ぬ、必ず死ぬ、例外はない……病気になると信仰を始める方があります。

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 その気持ちも判ります。親にもどうにもならない事がある。医師にも総理大臣にも、誰にもどうにもない事がある。キリスト教の奇跡を願う気持ちが、漠然というか、次第しだいに判ります。

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 家と会社の丁度、真ん中で地震に会ったら、家に帰りますか。会社に向かいますか。今回、熊本地震で私が思い出したのは、その11才の時の事です。生はせいぜい90年、100歳まで生きられる方もあり、70で亡くなる方もある。

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 誰も永遠に生きる訳ではない。一瞬先は闇、本当の自分はここにしかいない。あの世はあるか? どんな所か? 結局、それは判らない。今したい事があるなら、とりあえずして置いた方がいい。

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 奇跡は起きないかもしれない。いえ私は障害児として生き残ります。とりあえず死なないまでも、体は元にもどりませんでした。今、熊本城を修復しています。簡単には直らない。

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 それでも生きて行く……私に残った事はそれでも生きて行くいう事です。スマホもネットも錯覚いえば錯覚なので、今すぐ家に帰る訳にも、会社に到達する訳にも行かない。当たり前です。

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 当たり前が当たり前でなく、家にも会社にも同時に自分がいるような錯覚にある。悪く言うと心ここに在らずの状態に陥る。つまり自分がいなくなる。これがマインドフルネス(mindfulness meditation)気付きの瞑想が必要な理由です。(終)

2016年9月 5日 (月)

マインドフルネス

Maindo

 釈迦は瞑想で悟りを開いたという。瞑想とはどうする事か。欧米でマインドフルネスとの瞑想が流行っている。釈迦の達した境地に直接、迫ろうという。

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 これに対し釈迦の悟り、その境地と内容を教わろう。簡単にいうとだが、それが仏教の教えになる。生きるのは辛い、死ぬのは怖い、痛そう。どうやって痛みや怖さに耐えるか?
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 誰にも死への恐れはある。生きる不安は、死の恐怖とは一応ちがうコトで、ひとまずは生自体に答えを出す。それがマインドフルネスです。それでネットで検索すると簡単にそのセミナーが出て来る。
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 瞑想によって脳の活性化が起こる。セミナーの主催者はそういう。あるセミナーではスマホの類を回収して、数日間ネットなし研修の日々を送るという……私は笑った。
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 悟りを開く、いうと難しいが、悟りとは物事の真の意味を知る。 はっきり理解する。感づく。もっとも簡単な言葉は気が付くこと……マインドフルネス(mindfulness meditation)とは気付きの瞑想の意味です。
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  釈迦は30代半ばで出家し、修行により悟りを開いた。出家とは女房子供の家を出てひとりになる、つまり今でいうスマホ、ひとまずはネットと縁を切り、自分自身ひとりになった。
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 修行は苦行だったとも伝わるが、苦行は好んで生死の境に立ち入る。いつでも帰って来れる、生死の境に行ってみる事。何でそんな事をするか? 死はともかく、生の意味を見る訳です。
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 本来は、これスマホの話です。30分スマホチェックをしないと不安に駆られる人があります。だから映画館で映画が半ばになるとチェックを入れる。ピカッと光って、隣席は迷惑です。
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 会話中にも「ちょっと失礼」とスマホチェックする人があります。確かに失礼というか、身勝手というか? 心ここに在らずの抜けガラの人と話すような、以降はそんな感じが伴う。
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 男も結婚すると会社から帰ることばかり考える。子供の事や家庭ばかり考え、独身時代のように仕事が大切ではなくなる。その男と結婚した女性は、それはそうでなくては困りますが……
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 釈迦が出家したのは自分自身に帰り、生をもう一度、見直そうとした。そう考えられる。つまり映画館に行ったら映画を観たらいいでしょう。商談中は相手に集中したらいいでしょう。
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 いつもいつも上の空でスマホの向こう、架空現実にいたら生の意味も半分にしかならない。むろん家庭の子供も大事ですが、自分の中の子供時代を保持しなければ、自分を大事にしなければ、それはかなわない。(続く)

2016年9月 1日 (木)

ニュースの貧困

Kata

 読み違いです。完全な読み違い!

 貧困女子という言葉がある。かなり前からあったのが、最近、NHKのTVニュースが、女子高生のうららさんの貧困を取り上げた。
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 それで、うららさんは貧困の概念に入るのか? 入らないかが言われた。NHKニュースの不適当、そもそも今の日本で貧困とはト話は広がった。
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 うららさんはツイッターをやっている……トいう事はスマホを持っている。パソコンは買えない。キーボードだけ買ってもらって練習中という。
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 アニメの仕事が希望で……だとすると、パソコンは必須項目だが、実際はスケッチブックに手描きです。アニメ関係は声優希望とか、よくある感じがあった。
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 もう一方で、ツイッターに1000円弁当を食ったの、同じアニメを何度か見たの……貧困というより単に甘いのでは? どちらにしろ千円単位の出金は良いらしい。
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 十数万のパソコンは思うようにいかないらしい……私もパソコン相談は何度か、受けたが貧困という人はない。貧困と関係なく仕事に、個人で需要がある。
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 うららケースだと、まず不要となった中古を勧める。ツテをたどって無料でもらう。NHKの取材に応じながら、そういうツテはないのか? 疑問には感じた。
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 身障の生活困難者は、ラジオが欲しいと言われる。「NHKの集金が怖いのでTVはいらない。ラジオがいい」壊れたラジカセを持って行ったら「これなら電池がいらない」と歓迎された。
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 私は古いパソコンにタイピングソフトを入れ、人に上げたことが何度かある。運転免許とパソコン操作力は就職に、ぜひ必要です。高校生だからか、うららさんの認識はズレている。
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 ニュースに片山さつき議員がコメントを入れます。議員のコメは知らないが、アベノミクスが上手くいってない時に、貧困ニュース自体が困る。貧困だかそうでないのか分からないニュースは、なお困る。
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 日本を「美しい国」とはいえない内容を、そもそもNHKは言うべきでない。事実であろうとなかろうと大本営に不都合な放送である……片山さつき議員が言われたかどうか、それは知らない。
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 中古でいい。困っているなら必要な物を上げるべきです。四の五の言うのはその後です。節約して中古を変え? ケチな事言わないで上げなさい。ここは美しい国じゃなかったの? もはやアベノミックスはそれも出来ないの?

●うららさんニュース https://youtu.be/kwoEjfpPnTY