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2016年8月22日 (月)

羽の目的

Mimizu なぜ生物は生きるのか? そもそも生きる目的とは何か? 物と生物の分れ目はどこにあるのか? 福岡伸一さんの動的平衡ではないが、生きている自分を感じても、生きる目的は判らない。

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 キリスト教では神が直接、人を作った事になっているので、生物としての人には疑問が薄い。蝶はある日に眠りから覚め、羽を広げて飛び立つ。
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 さなぎの前は芋虫だった。芋虫の前は卵だった。幼体は脱皮したりしなかったりして蛹になり、眠りにつく。死んだような長い眠りの中から羽を作る。
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 ではなぜ羽を、何のために作るのか? これも考えても分からない。人であれ蝶であれ、神が命を作ったとの見方からは、羽の謎すら解けない。
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 幼虫は最後に成虫になる。成虫は生殖を行う。つまり芋虫は生殖しない。ミミズはもう一匹のミミズと生殖する。その相手がなければ、半身と半身で雄雌になり生殖する。
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 ミミズより高級な蝶は、遠い他者を求めて飛び立つ……というとロマンチックだが、生きる目的は交尾です。ここよりはあそこ、更に遠い相手を求める。
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 遠い所に違いを求め、可能性を広げるために、蝶に限らずほとんどの昆虫は、彼方に向かって旅する。だからカブト虫にもトンボにも羽がある。元の形いうか、おそらく原型はミミズでしょう。
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 人間と蝶では違う部分もあり、同列にはならない。しかし生命として同じ部分もあるかもしれない。キリスト教では結婚式が大きな意味を持つ。神によって許可された生殖ですからネ。
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 許可されない交尾、つまり不倫になります。西欧化の結果としてキリスト教的な言い草も入って来たのかも……マホメット教では男は4人まで、女性を妻に出来ます。仏教では妻帯させなかった時期も、元もとは悟り、一種の発見を重んじます。
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 関係ないとは言いませんが、チト違う。生きる目的を悟れるかどうか? そういった問題意識があって結婚が大事とは、あまり言わない。釈迦は結婚していて子供もありながら家に置いて、修行に出かけたと言われる。
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 出家は家を出ると書きます。昆虫は生むだけで子育てはしません。人間は大変です。子供を育てて孫まで育てないと、仕事が完了しない。それから何があるか? いよいよ死が始まります。死は怖い。死は痛い。
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 交通事故なんて予告なしにやって来る。そりゃあ孫の療育まですれば、ひょっとして私は死なないかもしれない、そう思いますよね。孫の相手が体にこたえる思えば、ガンと判る。知ってる人に早くお別れ言いなさい。
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 油断してましたなあ、あなた。蝉は成虫になって一週間で死にます。トンボもカゲロウも似たようなもんで、蝶はもう少し長いが、ほぼ同じです。だから昆虫はわき目もふらずに性交します。出来なくなったら? 終わりです。
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 カブト虫がリポビタンDやバイアグラ飲んで頑張るなんて聞かないでしょ? 痛いの嫌だって長く生きたんだから、覚悟くらいあるでしょう。未練がましい事を、あなたまだ言いますか? ガンなんだからチクっとします。少しチクっと……はい、あなた終わりです。

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