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2016年8月29日 (月)

ある落日

Noguti

 野口英世は立志伝中の人物です。尊敬すべき存在であり千円札にもなります。野口も身障者なので、その内に読もうと思いながら「ある落日」をまだ読みません。
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 野口は手が不自由で回復手術を受け、立志が可能となった。手術代は地元の資産家に出させたという。言葉巧みというか、なかなかのやり手だったらしい。
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 野口は照れたのか、あの伝記は嘘と言ったとか言わなかったとか伝わる。南米奥地に得体のしれない病気を追ったには、その屈託した思いがあったそうな……
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 単純な使命感でない内面があった。評伝「ある落日」は渡辺淳一さんの著作です。不倫に自滅する人、恋愛に逃避する人をあれだけの量、書いた作家ですから、屈託への理解もあったのか。

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 私が小学2年の頃に、図書室に寄贈された方があります。学校は生徒に作文を書かせ、報いる方針を立てます。私はその寄贈本をまだ読んでませんでした。
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 困った私は、寄贈された方はどんな方であろうト友達と噂した。そういう小説を書いてしまう。クラスで一番面白い作文になり、校長も面白がって寄贈主に見せたらしい。
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 つまり作文の束の一番上に乗せたと思います。というのは校長は寄贈主に写真を一枚もらって帰ります。私は漢字の書き取りは出来てませんで、作文だけがよかった。
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 正確には良かったんでなく、面白かったんですネ……つまり資産家を口車に乗せ、手術代を出させる。そういう野口の感じがちょっぴり判る、あまり悪くも思わない。
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「先生はどんな方だろうと書いた作文がありまして……」えぇーっ、それオレだあ。
「先生も笑われまして、ぜひ写真を一枚、置きたいと頂いてまいりました」校長にもウケたのかあ……ああ、これで通知表が5になりゃあなあ。

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 4でもいいけど4にもならん、また国語は3だもんなあ。面白いらしいけど結局、カラ受けだもんなあ。

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