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2016年8月 1日 (月)

「ザ・ブリッジ」の主張すること

Brizzi

「ザ・ブリッジ」の第2シリーズをギャオでやっています。スウェーデンの女性捜査官サーガと、コペンハーゲン署の刑事マーティンが、再びコンビを組んで事件に挑みます。
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 前シリーズではよく判らなかった、サーガのアスペルガー症の設定が、詳細に描写されています。加えてマーティンの前回事件からのトラウマもリアルです。まるで精神病院に通うような感じはあるが……
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 サーガが捜査に乗り回すのはポルシェです。私も一度、乗りたくてレンタル登録を考えたが、結局そのままになってる。登録しない理由は、スピード違反で捕まってはつまらない。大体スピードを必要とする場面が存在しない。
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 ドラマの進行でも、あれなら軽でもかまわない……ただサーガの内面を象徴する物としてポルシェはある。まあ映画ではなくドラマだから仕方がないかあ。熊本市から天草の端の下田まで走る計画は、私も予定のままです。
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 フランソワーズ・サガンはベストセラーを書いた金でスポーツカーを買った話は知られる。サガンにもそんなクルマの需要はなかった。昔からむだ使いで。情報化社会になって買う前に先が見える……だから買わない。それだけかもしれない。
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 サーガは物おじせず思い切った事を言い、行動してしまう。私はギター弾けるというほどではないが、弾語りで人前で歌った事がある。他人に勧めるつもりが、いつか自分で歌う羽目になった。
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 謙遜ではなくコード3つで歌った。ちゃんとギターが弾ける方もあったが、その方は緊張して「人前では弾けない」という話です。その時、TVが来ていて撮られ、私は有名になった。意識したら私もアがったろうが、意識しなかった。
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 ライトがまぶしく当然その後ろにTVカメラがいた訳だが、眩しくて見えないし意識しなかった。理屈で考えると変なのだが、その変な所がサーガと私は、重なる。サーガは嘘がつけない。嘘は苦手です。
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 カメラが見えなかったとか、コードを3つしか弾けないのは言わなかった。いつか言うつもりで未だに言ってない。あえて言わないのは嘘ではないが、嘘に代えて自分の力に見せかける。もう挙げないが、そんな例はいくつかある。
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 それやこれやで多分、私もアスペだろうト思う。アスペを書いて有名なのはコナン・ドイルで、ホームズの人物像は、自分自身を誇張して造形したらしい。ご都合主義なので、あまり参考にならない。
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 ドイルは降霊術、占いの類も好きだった。SFまがいの著作もあるが、あまり評判はよくない。ホームズだけが今に残る。そこへいくとブリッジのアスペ解釈には信頼性がおける。トラウマに関しても、マーティンの苛立つ描写は生々しい。
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 私にはトラウマも体験もあるが、この次にしたい。ただのドラマなのに、なぜ重いリアリティーを持ち込んだか? スウェーデンやコペンハーゲン、欧州の物事を共有して力にしようとする姿勢に打たれます。
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 深い理解は個々人の物ではなく、社会的な力になる。アスペの極端なのがサバン症です。アスペを活用する研究も進みつつあるという。劣る優れるは対立する概念でなく同じことの両端ではないか。ドラマはそう語るように見えます。

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