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2016年3月16日 (水)

後妻業 本

Gosai

 ありがちな話か違うのか? 後妻業という言葉を聞いて連想したのは、私の場合、連続不審死事件であって「やしきたかじん」さんではない。むろん妖艶な美人ではなく小太りの中年女だった。

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小説「後妻業」では90才の男が、結婚相談所で70才の元看護婦と出会う。齢を取り過ぎているト私は思う。映画化に際しては津川雅彦、大竹しのぶと年齢設定が下がる。豊川悦司の相談所長、次女には尾野真千子と、すでにキャスティングは済んでいる。 

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 冒頭で津川は危篤となる。イメージしやすいよう役者名で書いてます。脳溢血の設定だが、大竹が血圧が上がるように塩辛い食事と、予防薬を胃薬とすり変える。計画殺人による。大竹は残った薬を元にもどし、倒れた津川を救急車で病院に運ぶ。

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 津川は出来なくて性的な関係はなかった。大竹の趣味はホスト買い、毎回20~30万を払うという。私が実際、70才の女性から聞いた話では、道楽は芝居を見る事という。

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 役者にときめきを求める。費用は熊本から博多まで旅費を包めて2~3万。若い身障者の趣味にコンサート狂がある。花束を持って楽屋で歌手と会うのだ。その70才女性と、あまり変わらない。

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 私個人は、演奏家から直接CDを買ったり、レストランでの夕食が偶然、隣り合わせだったり、トイレの前の立ち話体験ならある。口から出まかせ、演奏内容の質問から、汽車は混んでなかったかとか、つまらない事を聞いたり聞かれたり……

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 そうすればCDだけ聞くより、確かにときめく。老後に何を楽しみ、誰の介護を頼み、生きて行くのか? 脱線しました、これは財産を狙われた男と、狙った女の話です。私にそんな答えはありません。

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 連続不審死事件の場合は必ずしも、予防薬と同じ糖衣の胃薬を準備するとか、用意周到に男を倒すのではない。サイトで行き当たりばったり、大した準備もなく2酸化炭素で殺ってしまうような……後妻業との共通点は底知れない憎しみ、殺意として表出しなければ出しようもないような……

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 ひとかたまりの憎悪がなければならない。身障者の場合、それは何だろうか? 自分を差し置いて弟を尊重した親への憎悪とか? 家の体面が先で思うように生きられない自分とか聞く。

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