« プリンタ交換3 | メイン | 黒酢の試飲 »

2016年2月18日 (木)

海街diary 映画

Umimachi_2 世界は表側のよく見える物と、裏側の見えない物とで成り立つ。長沢まさみさんのすんなり伸びた足が、海のように碧いシーツに横たわる。だが彼女の眠りの中は……

.

 しどけなく寝過ごす女も長沢が演じるとカッコいい。だがカッコは格好、表の意味に過ぎない。銀行員とプライベートな会話をした事がある……サービスでそう錯覚させてくれた……だけかもしれない。

.

 親にきちんと愛されない子は退廃に……たとえば朝起きられない。そう演出されるだけの話か……酒好きで男好き、享楽的なことに惹かれる。一般論としても、そういう傾向はあるのかも。

.

 私のように入院が長かった者は人の裏側を、安易に垣間見た。たとえば昼寝の顔、飯の食い方、トイレのタイミング……24時間を一緒すると、その人の評価も違ってくる。

.

 治らない病気を抱え、なお治りたいと信仰にのめり込む人……自分をあきらめ賭博に凝る人もある。悪あがきでサイフをすり減らす意味で、これはどちらも同じコトでしょう。

.

 綾瀬はるかさんがいつもとは違う女を演じています。両親に代わって、二人の妹を看た自立した長女です。そして書いたような次女と、どちらとも違う三女は夏帆さんは、人間社会からは逃避気味。

.

 通常、三姉妹はTV「やっぱり猫が好き」のように長女と三女の仲が良くなり、たいてい次女が外に弾かれる。そのパターンをなしにして、この話は進む。三姉妹に四人目を入れるコトで、父親のDNAの根をたどろうとする。

.

 自分ひとりではなく、先代や後代を重ね合わせ、血の流れを生きようとする。家族の試みと行為は、とても不思議です。冒頭で父が死にます。その父はワンカットも出ない。遺影すら出さないことで、姉妹は一致して父親の影を探すというか、家族とは何かを問うゲームを始める。

.

長女「乱れ方、アンタそっくり」

次女「私はあんなに暴れないでしょう? ……」

点線部分の長沢演技に、私は笑い転げます。

●海街メイキング https://www.youtube.com/watch?v=qaKEvLmolW4

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/394232/33745137

海街diary 映画を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿