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2016年1月 7日 (木)

小猫とチョコパフェ

Choco

「ネコにチョコレート食べさせた」と愛猫家が仰天した。TBS局には「ネコが死ぬぞ」「放送を止めてくれ」そういう内容で電話が入ったらしい。デ、局はどう対応したか? これが少し意外なのです。

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 ネコはチョコ内のテオブロミンという物質が分解できないため、最悪の場合には命を落とすのだが、TV局は「様々なご意見をいただいておりますが、その内容については」公表しないトいう。

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 簡単にいうと局の知った事ではない……インターネットでは犬猫、ペットの映像が送り込まれる。当然、人気のビデオは繰り返し見られる。ほほえましい映像が大半だが、中には猫とモルモットの仲がいいなど問題ビデオもある。

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 たまたまそういうケースもあるにしろ、一般化は出来ない。映像をうのみにして部屋で猫とモルモットを放し飼いにしたら……惨劇も起こりかねない。小猫にチョコレートパフェも実際は、似たような構図はある。

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 正直に申し上げると猫にチョコレートは知らなかった。むろん猫を飼った事もチョコレートを食べた事もある。ただ昔はチョコレートは高級品だったのでペットと一緒に食べる発想はなかった。

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 今時の飼い主は、猫を友人扱いにして一緒にお菓子を食べたいのかも知れない。昔とは違う。よく言えば仲がよい、悪くいえば見境がない……ただ漱石が「我輩」を書いたのも、自身がせり込み猫を受け入れた体験、猫好きの動機があった。

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 念の為に詳しく言うと……小説の中で奥さんや下女は、せり込もうとする黒猫を何度も追い出した。台所に来た漱石、くしゃみ先生がそんなに居たがるのなら、居させてやればよかろう。この鶴の一声で黒猫は家猫になる。

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 漱石という人は小猫を捨てるように、養育費を付けて実家を出された。せり込み猫に自己を投影してそう書いた訳で、「我輩は猫である」には屈託した漱石の心の声です。勤め先の、東大その他の学校の教官を本当は止めたい。

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 しかし職がなければ食うに困る。我輩がヒットして「草枕」も書いて、それが評価されて朝日新聞から声がかかる。それまでの屈託する漱石自身を描いたのが「我輩」の意味と位置付けになります。

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 小猫とチョコパフェを食べたい人は、意外と多いかも知れない。そんな事を知ってか……いや知らないのでしょう。小猫は命がけでチョコパフェを付き合ってくれる。猫というのは元々、山猫というくらいで鳥を食っていた。

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 もともとは海魚は食わない動物で、サザエさんに追いかけられて以来、サンマをくわえては逃げる動物になった。教訓としては、猫ちゃんにチョコパフェを安易に勧めてはいけません。

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●画像は古書と茶房「ことばのはおと」による

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