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2015年9月22日 (火)

安保法論議は面白い

 60年安保よりは70年安保が、70年よりは今回の安全保障関連法は面白かった。反対派はむろん賛成派も、まだ成り行きに目が離せない。成立後の世論調査は反対賛成が六四より、産経調査がまだ出ないが、まあ七三に近い数値も出る。

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 世論の賛否は僅差で、来年の参議院選を持たず「残念ながら忘れてしまうだろう」とTBSの武田記者はクールに分析する。これに「必ずや忘れずに、武田さんを出し抜いてやる」の投稿が笑わせた。ハガキやFAXでない、メールやツイッターの反応は早い。

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 SNS、ソーシャルネットワークと言われるネットの普及は即座の反応を生む。平均的市民とは違う反応といわれるが、ひとつの番組内に番組側意見と、聴取者側が並んでしまう。流れの逆転こそありえないが、臨場感は面白いとしか言いようがない。

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 ビートたけし(68)は19日、TBS系「新・情報7days ニュースキャスター」のレギュラーを務めるが、19日未明に成立した安全保障関連法について「法律で決めなきゃいいのにね。そううまくいかないよ」とコメント、「日本は商人なんだから、『へえ、へえ、へえ』って(頭下げながら)、『法律で決まってませんよ』って言いながらそ~っと裏できたねえことしてた方が、日本らしいな、思うんだよな」と発言した。

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 TVを持たない私は直接は聞けず、翌日のネット記事で読んだ。ニュースは早く、小さくても逃がしなしに読める。今回安保には有名人が揃って発言している。松本人志さんが日本の平和ボケを懸念「このままでいいわけない」と言えば、中居正広さん(43)は「若い子が声を上げるのはいいことだと思う。僕はうれしかった」と反論するといった具合だ。

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 デイリースポーツ(8月9日)は中居反論と書いているが、根拠や思いを述べただけ。対立しないで、まず述べ合うことから考えを深め合う。反対賛成論以前の、冷静な話し合いです。そのコトが楽しいしうれしい。ひとつ私たちが大人になった証明だろう。

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つるの剛士  僕の小学校時代(大阪、高槻)は国旗掲揚、国歌斉唱廃止、「皆平等」ということで運動会の点数制度廃止、何故か隣国の事を学ぶ授業。今考えればかなり偏った教育を受けていた地域、時代でした。イチ先生の歪んだ思想に多数の子供達を巻き込まないで頂きたい。断固。

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 つるのさんは自主的に意見を出される。安保とは関連なくも見えるが、この時期を選び、援護射撃です。左翼を歪んだ思想といい、それと反対の思想を中立と思わせたい。どんなイチ教師も、どちら側かには歪むもの、人間だもの。ご心配には及びません。つるのさんのように左翼教師から右翼思想を学び取る生徒もいますって。

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 中咽頭ガンを病む身にありながら、デモの先頭を切るように安保反対の声明を上げた坂本龍一さんは全くもって英雄だが、私などは氏に賛成ながら後続には躊躇する。そういう感覚もある。なぜというに論議の片側がうすい、ペラい。安倍さんもつるのさんも聞くに耐えない読むに耐えない。

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 もうちょっとイイ、納得の表現があるだろう思って自衛隊の機関紙も見たのです。だがまあ、書いたように耐えません。かつて保守系と目された小林よしのりさんなども、今回は実質リベラルとして論を張る。保守右翼系に有力な論客がいない。何か書けば左翼的に見えてしまう。そこは面白くない。

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●安保関連法成立「評価しない」57%<毎日新聞調査 9月20日>

安保法の審議不十分79% 共同通信世論調査47NEWS

緊急世論調査 安保成立「評価せず」58%日本テレビ系(NNN)(9月21日)

安保法、反対51%・賛成30% 朝日新聞世論調査朝日新聞デジタル(9月20日)

坂本龍一だけじゃない! 渡辺謙、笑福亭鶴瓶らも安保法案に反対の声〈週刊朝日〉

●芸能評論家の肥留間正明氏は「ファンの支持政党はさまざまで、それに配慮し政治色を出さないのがタレントの道とされてきた。しかし今回は戦争に反対するという趣旨でスポンサー離れの心配もない上に、『平和だから芸能界で生きてこられたのだ』という思いもあり、発言せずにいられなかったのだろう」と見る。  自分の意見を述べるのが当たり前になったことで「(思想的に)真っ白で可もなく不可もなく、というスタンスでは支持されないという損得勘定もあるのではないか」

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