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2015年6月13日 (土)

モノづくり中国の変容と進出

Tyugoku

 ジェトロ(JETRO)のお勧め、海外工場は依然として中国です。部品調達や人材確保が容易な上に、先方の姿勢は変らずに協力的という。熊本からは再春館製薬が行っている。

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 相変わらず中国現地は日本誘致に積極的と、今年初めのニュースで私は聞いていた。だが講演4日前のラジオ(荻上チキ・セッション22)では、平沢勝栄議員が出られ、南沙諸島の埋め立てを例にして言う。

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「吞気な事は言えない。このところ中国は油断できない国になっている」との意味を、ひどく緊張した早口で話される。いつもの平沢さんと違う。ただ緊張は、2時間番組の後半で緩み、後はいつもの調子にもどる……つまり前半は演出っぽい。

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 今週初めから、あるいはもっと前から自民党内は変であり、対中国感情をあおる空気にある。このジェトロ講演ではまず、空気を払拭する形で入る。対抗というか、すなわち平沢ムードを打ち消すことに終始する。

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 この所の安保法制、違憲か合憲かの論争の都合で、ふわっと中国は仮装敵国にされてる。平沢さんは怖い中国の話をする。実体は日本に怯える中国なのか? どうぞ誘致をと、もみ手の中国なのか? ……私は半信半疑になってしまう。

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 さてジェトロの森ロミオさんは、1時間半講演に使い切れない大量情報を駆使し、中国へ誘致をいわれる。賃金は上がっており以前と全く同じではないが……今なお中国は魅力的であるト。沿岸から内陸へ、目に見えない優遇処置は今なお中国にあるトいった展開だった。

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 裏返すと現内閣は小さな、しかし判りやすい失敗をした。例えていえば裏口入学、もっというと谷垣「帰れ」コール。法案は戦争法案か、違うのか? 簡単にその見分けはつかないが……潮目が変る前兆なのかも知れない。

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 中国は地理上では大きい、それに伴い国民も多い。その中国の国家レベルでの対応と、現地での対応には格差がある。格差どころか正反対に近い。簡単に言うと内実は判らない。そしてジェトロ講演をどう聞くかだが……

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 私は具体的に最近、使っている音波歯ブラシを思い出す。ソニックマジックとかプロソニックとか言うが、どうもソニッケアが元になっている。現在の名義はマルマン……生産主体は中国でなく、あるいはここかも知れない。

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 快適に使っている。悪くないとの意見もネットに出ている。国産との性能の比較はもうしない。価格差だけ言うと、完全な日本製は数千円、マルマン製は数百円、圧倒的に安いところに面白味がある。

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 ジェトロの例はクルマだったが、クルマで圧倒的な安さは無理だろう。パナソニックの電動歯ブラシを、私はマルマン製に変えた。中国製の新車が数十万で出たら検討はするが、多分、私は買わないだろう。

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 理由は事故が怖い、そして命が惜しいからだ。中国からの観光客も、私と正反対、すなわちうら表の行動を取っている。つまり中国での生産は、残念ながら物の価値を下げる。むろん物にもよるが、少し安くしたくらいではダメ、一桁安くしないといけない……これが講演会での、私の感想です。

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●熊本元気塾、次回は7月23日、18時~20時、流通会館5階、096-377-2091の事務局へ予約を。熊本学園大学教授の坂本正さんで演目は「熊本の未来図」の予定です。

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