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2013年6月26日 (水)

ブロンソンさん

Saratomoアラン・ドロンさんの映画を観ます。いえ、重点はチャールズ・ブロンソンさんにあり正確にはブロンソン映画と言わなければならない。ドロンとブロンソンの競演作は1本しかない。「さらば友よ」というが、この映画も伝説の彼方となった。

 

合理的なストーリーも一応あるが重大ではない。儲け話と読んで絡んでくるブロンソン、うるさがるドロン……二人のオカマチックな同性愛が匂う。今期ドラマでいうと「ダブルス」。筋トレの後も生々しく裸シーンあり。

 

ダブルスは女性ファンが付いてるのか? 封切時「さらば友よ」は男の間で話題になりました。ブロンソンの発する奇妙な感嘆詞イェーッは流行語……意味不明といっても得意顔から「どんなもんでぃ」と推測はついた。

 

映画のテーマも、まあコミュニケーションで、コミュ力を持つには美男である必要がある……ト当時みんなは思ってました。それをブロンソンが他愛なく引っくり返した。脚本はセバスチャン・ジャプリゾ、宛書している?

 

「雨の訪問者」もジャプリゾで、これもブロンソンさんがやらなきゃ成立しない映画です。心理サスペンスの草分けというか、時間を置いて自分を検討する。現在形自分と再分析された自分を比較して納得を深める。

 

スタンダールとシャンソンの国における映画は、娯楽映画に至るまで実存的と舌を巻いた記憶がある。さらばは傑作中の傑作なので、そこまで一般論は成り立たないか。ラストシーンでドロンが叫ぶ内容が判らない……

 

そう小説で書いた作家があります。吉行淳之介さんで、小説とはいうものの「我猫」風にエッセータッチでした。むろんラストはブロンソンのマネしてイェーッと言うのですが……吉行さん、おとぼけだったか? それとも本気だったのか?

 

ブロンソンさんは苦労人で、早い時期にCM起用されたのを恩に着たというか。日本に気を使ったらしい。大林監督の言われる所によるとCMは自己演出で、監督に指示を出したという。腹が出てないように見せられる時間は数十秒内、そこを撮ってくれ。

 

酒を呑まなければ、体力維持は比較的簡単に出来る。少しくらい呑んでもまだ出来る……証明したのが三浦雄一郎さんだが、別に映画撮影がなければ、一人でダブルスをやっても仕方がない。酒という価値観以外の価値観が出来ないのだろう。

 

記者会見の三浦さんを見ていて、そう思った。スパルタカスで戦闘士を演じて以来、カーク・ダグラスさんは晩年まで筋トレを続けた。苦労人のブロンソンさんも晩年まで、筋トレはしない……持病も出て、まあ、してもしなくても勝手ですが。

 

●ロング・エンゲージメント 「さら友」とまったく関係ありませんがジャプリゾさん「エミリ」のスタッフだったんですって。エミリと同じ女優さんとの新作はこれ! 主人公は身障者設定らしい……相談員は観なければ。

 http://www.youtube.com/watch?v=JEsjRRURhW0

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