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2013年6月24日 (月)

最高の離婚 ドラマ

Saiko坂元裕二脚本「最高の離婚」から主演の二人に演技賞という。同ドラマを「グッドドラマネット」で検索すると、ある。冒頭から瑛太さんが長セリフをしゃべりまくるコメディで、尾野真千子さんがしなやかに、それを受け止める。

 

 

 

上手いですよねえ。上手さがどこかで観たような上手さではなく、初めて観る感じ。新鮮という事ですが、コメディって役者に依存しますからねえ。瑛太さん、無理をしてる感じはある。むろん「Mother」や「それでも生きてゆく」とは、まるっきり違う。

 

 

 

本人主観は不満だが、周囲から客観的に見ると相性はいい二人。女性が感じやすい状況で、感じる本人を男にして、合理性を与えてみせた……視聴者は納得できたか? 不自然感は否めない。瑛太さん演技だから説得させられるが、ちょっと無理。

 

 

 

実際こんな男はいない。これに魅かれる女性というのも難しく……いやまあ、こんな所か。痴話ゲンカに飽きる。小汚いシーンはいくら丁寧にやっても嫌悪が先立ち、類型感が来やすい。それを浮気願望に仕立てるのだから、坂元本は面白い。

 

 

 

女性は、こうならない。男は家庭の部品に過ぎないから、多少の不出来でもないよりマシと考えます。不良部品として改善を迫る。男には身に覚えのない罪を着せられたのと同じになります。その辺の設定が男側からは書けてます。ただ女性視聴者は納得するか?

 

 

 

ちょっと言い過ぎるが、サリンジャーの短編を読むように展開して行く。いつもの道を歩いても、いくら歩いても歩いても見知らぬ風景に出会わない。見知らぬ風景に見たければ、いつもと違う方向に違う角を曲がること……男はこの材料でドラマは見ない。

 

 

 

歯科椅子の上で衛生士を相手に、人生に絶望する男はとても喜劇的です。でもひとり台所で料理を練習しようとするのは悲劇的です。味が判る判らないは感性なのに、味見を一度もしないで手順ばかりを繰り返します。

 

 

 

塩ひとつまみ入れた湯を計量器で正確に倍の湯で割れば、半つまみの塩味になる。冷めていく湯に紛れる。料理とはその塩味を正確に舌で測ること……尾野さんが演じる主婦の欠乏した感覚とはです。つまり本は書けてない。

 

 

 

好きでもない歯科衛生士をクドいても仕方がないけど……単なる繰言か。自分に欠乏するモノは自覚する必要がある。設定は瑛太さんが後半で女友達にむけるセリフに、対応しています。この友達役を真木よう子さんが演じます。

 

 

 

真木さんは動作を殺し、内面的な演技で、尾野さんとコントラストします。昔の男がどう成長したか、あるいはそのままなのか。精神科医のように男の心を覗き込む。それで瑛太さんは、この女友達をクドく事に失敗するんですけどネ。

 

 

 

浮気とは違う異性と、1回、別なセックスをする。いえ3回でも5回でもお好きなだけ……浮気はそういう意味ではないらしい。自分を自覚すればその分が癒される。そういう意味があるらしい……あなたが浮気に求めるモノはセックス? あるいは成熟?

 

 

 

ああ、そうですか。やらしいけど浮気も本気もあなたの気、それで宜しければ、そういう事でどうぞどうぞ、お止めだてはしません。ここは単なるブログ。私は方面の得意はなく、成熟の意味方向でまだ何か書くかも知れません、が。

  

●最高の離婚 本編 http://www.gooddrama.net/japanese-drama/saikou-no-rikon-the-great-divorce

 

●「最高の離婚」で瑛太さん演技賞記事

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130621-00000117-spnannex-ent

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