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2013年6月

2013年6月20日 (木)

勝間和代さん

 10bai週刊新潮22号は勝間和代さんの記事を書いてます。自動車事故、その前がバイク事故、さらに前が自転車事故というから、勝間さんはあまり動体視力など運転センスはお宜しくない。原因が判らないことを書くのは趣味ではないが……5年間で6回。

 

本人の勝手で私がとやかく言う筋ではない。勝間さんところは母子家庭で子供が2人、やむえない事情もあるのだろう。それで強気になられる。障害の私も大筋は似ている……判らない事はない。逆に慎重に生きて欲しいところでもあります。

 

勝間さんの本「新・知的生産術」には首を傾げる部分もあった。安い本はダメで高い本がいい。タバコや飲酒は止めた方がいい、それには専用DVDを使え……タバコや飲酒、前半は私も同じ意見だが、後半には疑問を感じる。

 

この本でも自転車を推奨しておられるが、冒頭に書いたようにバイクを挟んで乗物は、最近クルマに変わっている。乗物にはセンスがよくないようで、本のために検討された時間が短かったト判る。古い言い方をすれば生兵法になる。

 

つまり勝間さんは軽薄なところがある。全部が悪い訳ではないが、よくよく考えられた著作を書く人ではない。軽い思い付きでその場限りの本を出した……運よくベストセラーにはなったが、長期にわたる内容保障は出来ない。

 

この本にも週2のジム通いが書かれる。ジムについてはTVでも見た覚えがある……私から言うと週2はやや足りない。出来なければ仕方がないが週3が望ましい。中、2日はいいが3日置くと退歩が著しい。そうする本人が辛い。むろん人にもよるが……

 

雑誌ターザンにも記載があった。これはそこそこ確かな情報です。氏はTVに出た時は、木金と続けてジムに行くと言っていた。やり方としては月木か、あるいは金と間を空けるべきです。なぜなら、筋肉は傷むと超回復によって、元より太く再生する。

 

2日続けると前日傷んだ筋肉を翌日、更に傷めることになる。回復が起こり難い。そのために効果は上がらない。勝間さんの方法はそういう意味で生兵法です。ジムを取り込んで生きること自体が悪いのではない。

 

こういった事は校正レベルで正すべきです。それが書きっぱなしで、当面売れればいいと、まんま出ている。つまりレベルの高い出版ではない。読むなという意味ではなく、あまり細部に拘らずに読み流すべき本でしょう。

 勝間本に限らず、いい加減な本はあります。ベストセラーを年何本も書いてる人は一冊一冊が軽い。内容から言うとペラペラの文章です……吟味される時間が短く、稿正が足りず直しもない。雑な可能性が高い。気を付けたい。

2013年6月19日 (水)

コミュ力

Soudan_2コミュニケーション能力を略してそう言うが、それが何だかはよく判らない。学力や経験値とは違うが無関係でもなく、あまり古い話でもない。3年も前のパソコン話になると今とは重ね難いが、だからNGという訳でもない。

 

容貌やスタイルで決まるはずはないが無関係でもない……決定要素のひとつとしてはある。誰でも悩んでいるが、そう口にする人としない人がいる。基本と思う人と最終兵器と思っている人と、そうは思いたくない人とで意見の食い違いもある。

 

コミュ力について書いてあるが、著者たちはコミュ力とは書かない。つまりコミュ力との自覚はない。数日前に書いた「相談活動あり方」本のことです。自分の実像と別に、出来るだけ好感度を得た方がいい、それはそうに決まっている。

 

話が長くなったらお茶を勧めるよう書いてある。それくらい言われなくとも判っているが、ウチにはお茶汲み人はいないし、雇う余裕もない。時間があれば講演会に行くよう書いてあるが、お出かけは不得意なのが身障者です。

 

早い話、コミュ力はないに決っている。それを付けろと言うんだから野暮な話です。分かちあうから出発したらしいが、目的達成をいわれ出してからは、書いたように戦闘力の色合いまで混じってきて現在に至る……もっとも本にはそこまで書いてない。

 

書かないから事柄を判り難くする……そろそろ私も八つ当たり気味になって来ます。具体的には無料低額診療の必要にはふれているが無料低額診療所については触れてないといった、表現に矛盾を抱えます。本が古いまま版を重ね、改定されてないからか?

 

相手の言葉を反復し、相づちを打つなど感情共有という意味で、この内容は齊藤孝さんの著作に一番近いと思う。言葉のやりとりの中、即座に自己修正して相手の信頼を得る柔軟性との考え方は、この本より優れている。

 

 

ケンカ腰、弱点を攻めたり論理のすり替えは裁判くらいでしか役に立たないという指摘も齊藤理論が優れる。最近、ケンカ腰で自分の立場を危うくした弁護士出身政治家もあった……ただ齊藤本をテキストに使うと資料代が高くつくか?

 

2013年6月17日 (月)

ルーペの研究

Rupe_2器店をウロついてルーペを見つけます。ハズキルーペの拡大鏡なのですが、店頭でのデモ効果はかなりの物です。デザインが凝っていて派手です。石坂浩二さんのニッコリ笑顔も効いてます。 

モバイル端末を見るのに体裁のいいルーペという事のようです。実際にかけてみると軽いめまいのように視界、周囲が歪む。こういう物は慣れも必要です。見やすい見難い、しばらく使ってからでないと評価は出来ない。

 

価格は10、815円。度数を合わせる訳ではない既製品の割には高い。ブルーライトカット73%、倍率1.6倍……まあ、こんな物でしょうが内容がすっと頭に入らない。これはパンフの作りに問題があってモバイル専用をもっと強調しなければいけない。

 

一般用として使えない訳ではないが、人前で使うからこのようなデザインになります。馴染みやすさや、頑丈壊れ難さを考えると、別にこのデザインでなくともいい……ネット検索すると方向の違う情報が出てきそうです。

 

ネットを見ると、以外にも、昔に時計屋さんが使っていた物と同じらしい。時計屋でなければ電器の修理、歯科医師や衛生士の使う拡大鏡です。使う現場を変えるとイメージが変わりますねえ。時計屋と歯科医ではコロリと変わります。

 

店頭の現品は7色、それこそイロイロなのですが私が数年前に調達した赤いフレームを石坂さんが使っています。私が使うのと石坂さんが使ったのではツキとすっぽん?……はいはい、そういう事です。意義申し立てません。Rupe2_2

 

前からあった跳ね上げ式の第2画像と同じ、私も気が付いて唖然とします。同じなら跳ね上げ式が合理的でしょう……つまりジジ臭さが嫌われているんですネ。モダンなモバイルをカッコよくこなしているイメージが欲しいトいうわけ。

 

赤でも黒でも灰色でも何でもいいが、メーカーのお勧めは赤、電器店では一番上に展示してあります。抵抗はあってもお買いになるなら赤でしょう。百均のダイソーか何かで跳ね上げ式をお買いになって、少し慣れてからでもいい。

 

Rupe1_2
間を取ると時計屋さんの原点に帰る。第3画像、通販でこれは1000円くらいです。これはレンズが4枚ついていて倍率を変えられる、どれが自分には快適か? 状況によって変わるものか。その辺を研究してハズキに移っても良いのでは?

 

もう1つ、ありました。ちょっと特殊ですが「エッシェンバッハのマックステレビ画面が大きく見えます!!(2.1倍)11500円シャープな映像!迫力ある画像! テレビ鑑賞がますます楽しくなります! 博物館・美術館での観賞用に。観劇にも便利です。両手が使える眼鏡タイプなので長時間でも楽に使用……という所は同じ 

2013年6月16日 (日)

中年後のスポーツ

Spotuスポーツは効きます。ただ本人が思う効果との比較はあります。若い時というのは事実上、無制限に効果が上がっていくと思うので、日本一とか世界一とか夢のような目標を持ちます。まあ身障者が健常者になれそうな、そんな気がする。

 

冷静に考えれば、それはない。気がするのは夢と、文面にするとはっきりします。普通、こういう事は人に言わず文面にもせず、自分でもぼんやり受け止めています。ふと気が付き、何と自分は健常者になりたいんだ……そういう事もありうる。

 

これを健常者にも当てはめ、夢から醒めた時はスポーツをしなくなるだろう……ト推測します。私は取材で水泳教室に行って、具合がいいので取材が終っても続けました。俳優さんが役作りで水泳や筋トレやります。

 

堤真一さんが「あんまりやっても不自然でしょう」筋トレをそう言われてます。役の幅を広げるのに使われたのです。悪くいうと病人役はやり難くなる。普通よりちょっとだけ筋肉質といった線でまとめられた。

 

私の場合、ひとつに水泳に限界が見えた感じがあって、それで筋トレです。今も出来ることは限られますが、最初に出来たことは特に限られた。無理をすると身体を壊します。壊れても完全に諦めてはいけない……量を減らし、もう少し続ける。

 

中村獅童さんも筋トレに熱中されたらしい。2枚目すじから悪役へ、全然ちがう役柄の範囲も変えられました。まあ健常者なら社会でも役割を変えればいい訳です。身障者は少し歩く距離が伸び、松葉杖をカナディアンに変える位です。

 

生活ゾーンの範囲が広がれば、その分の自由は楽しめます。宅配弁当よりはコンビニ弁当が広がり、スーパーのバイキングおかずが更によい。最近のスーパーはバイキングが増え、食事の自由が広がりました。スポーツをリハとして取り込めば、これに似た意味がある。

 

先日、パットゴルフをやっている友人に会います。ちょっと老化が進んでいて、ゲームや人の交流は水泳より楽しそうですが、老化防止には期待が薄そうです。相手方のプレー時間が無意味に流れる……両方いいようには行きません。

 

三島由紀夫さんがボディビルからボクシング剣道から居合と、短期間に幾つも種目を変えた理由は正確には判りません。判る部分もある。ひとつに若い人のようにスポーツ自体に生き方を求めた。生きる傍らのスポーツではない点です。

 どこにポイントを置いて、幾つ組み合わせたらいいか。毎日のプログラムの微調整は難しい。意外なことに整形医や療法士といえども、勘に頼る部分もあれば間違う部分もある。実は断言は出来ない。スポーツも中年以降の意味は、若い時とは変わります。

2013年6月15日 (土)

リハとスポーツ

 Spotuみのもんたさんが筋トレをされるという話で、呑むと裸になりたがるそうな……前半はデータがあるが後半の裏付けはない。私も筋トレはしてるが身障の劣等感は癒しがたく、へべれけに酔っても人前で裸にはなれそうもない。

 

スポーツもリハビリも混ぜこぜで話をしてます。みのさんが筋トレを始めた理由はサルコペニア肥満について、岡安弥生アナに指摘されたからト言われる。みのさんの場合は、私のいうリハビリと混ぜこぜでも、それほどの矛盾はないト思われる。

 

つまり生活習慣病が起きやすい人とそうでない人がある。何をもってそうか、そうでないとされるか。みのさんは今でこそ何だが、若い時のポジションは悪く、苦い思いを抱えた方です。それでまあ、呑むと昔の無念を晴らすべく……

 

つまり裸になると思われる。つまり「まだまだ私はやるぞお。止めてたまるか」いう意味があるト……比較して私は、自分でいうのも何ですが、身体障害を引きずって、とても先のことなど判らない。

 

私はこういう風になら気が回る。みのさん社長の息子でしょ。私はそういう人は大抵、不得意、理解が出来ないのです。昨日、柔道をやった人の話を聞きました。一位とか二位の記録、レコードに主眼があるようです。

 

記録から離れると急激に関心がなくなる。姿勢と声の出し方、勢い気合を重視される。記録やいい状態を長く保持する。そういった事には関心を持たれない……私などから見るともったいない気がします。しかし本人がそうなのですから、自由です。

 

その一方で体力の低下を嘆かれても聞こえます。体力は30代から低下していくそうです。その辺はクールな受け止めと思う、ただ三島由紀夫さんを違うように考えられる。そういう節は感じます。三島さんを信奉し、今ひとつ判らないのだそうです。

 

三島さんはもともと虚弱体質なのです。潮騒の取材に島に行くと島の人に、療養に来たと勘違いされたト記載があります。かなり重度の障害……ではない、虚弱体質です。後のイロイロされるのは劣等感いうか、若い時の不調を取り戻したかった。

 

その手始めは30才、ボディビルをされる。金閣寺の前に始め、金閣寺の執筆中にある自信を得て、金閣寺は終る。生きることへ肯定的な感じが満ちます。身体に自信を持てたことが文章に影響したト私は見ます。

 

数年後にボクシング、さらに剣道を始めます。それは剣という短編に出ます。剣道はうまく行かなかったのではないか……どうも本人が思うようには進展しなかった。それは豊饒の海4部作に反映します。4部作は最初の春の雪がズバ抜けて良い。

 

後になると上手くいかない。金閣寺が連載の回を追うごとにフワッと浮き上がり、文章に輝きが増す。命を肯定して傑作とも言われる所以です。主人公がそれでも生きてみようと思うラストは感動的です。

 

豊饒の海シリーズは、金閣寺のようにはなりません。簡単にいうと春の雪の主人公は、相手の女性に忘れられてしまう。やんわりと否定される。三島さんは剣道を4段まで進め、居合も始めるが、それで人生が開けた訳ではない。

 

何でスポーツをいくつもやられたか? 一種のリハとしての意味を私は思います。身障者のリハには限界があって、それで健常者になる訳ではない。三島さんもイロイロやって好調、よくはなったが、年齢もあり限界は見えてきたろう。

 三島さん本人も小説もニヒリズムに陥る。豊饒の最後は三島さん自身が不快と言っています。スポーツは人生の基本となる物だが、将来を方向を示すような物ではない……そういう意味では柔道も道を開いてはくれない、と私には聞こえました。

2013年6月14日 (金)

障害者相談活動のあり方・すすめ方

 Soudan今年も市の方で相談員研修会があります。その前提に「障害者相談活動のあり方・すすめ方」という資料が送付されました。(B5140p、20083月初版)読んで置くようにトいう事です。

 

この資料は、身障者相談員制度の背景から、相談員の役割、心得、平素の準備といった事から書かれ、相談の受け方、すすめ方も具体的に書かれます。こんなのがあるのなら、もっと早くに渡して欲しかったト思います。

 

もう一方でこりゃ古い、表現の合致が? との疑問も出ます。例えばリハビリは一度遣るべきと言われ、その効力が疑われます。やった方がいいのか、それとも重視しないのか? どうも後の考えの本とも思われ、よく判らない。

 

ノーマライゼーションは最初、施設がいいか自宅がいいのか。その選択が言われました。後に、それは人にもよりけりだし、施設の内容も問われトーンダウンした。行政の方向もその時々で揺れるが、むろん本は揺れには触れない。

 

ピアカウンセリングも根拠が弱く、説明になってない点も見える。まあ小冊子だから、こんなものとも思います。一旦は相談員制度を止めてしまった県もあるそうです。車椅子を使うべきか否か、電動車椅子の方がいいのか否か。

 

基本的なことさえ絶対ではない……極端すぎる例を私は書いているようだが、腕力をつけて車椅子の乗れれば、今、車椅子があちこちに置いてあり、便利に活用できる。いやいや出来合いの車椅子はどうしても使いこなせない。

 

自分の車椅子、電動それもオーダーで300万円するスーパー電動が便利ですト、そういう主張もある。ある一般性を持って、そう思う人がある。私からどちらがどっちと言えません。身障者相談員制、あれは全部ダメ、そう言われる人もあります。

 

バリアフリーもダメと言われる方があります。バリアフリーというのは無論、階段をスロープに、その脇には手すりをト、そういう考え方です。身体が悪くなっても、それでも体を鍛えろという考えもある。毎日、階段を上れ、傾いた廊下を歩け。

 

屁理屈のようで一理あります。私はいつも書いています。身障者の問題はやがて健常者の問題になります。展開によっては相談を受けているのか、私が相談しているのか判らなくなる。

 いのちの電話の相談員の方は、たいへん厳しい訓練をされる……と聞きます。私の相談はいい加減ですねえ。

2013年6月13日 (木)

ブリ大根

 Buri魚のアラを買いに行きます。大抵はブリのカマ、ハイ魚のアラ、鮭の頭……タイや魚卵もあるが、それは大抵、買わないで帰る。タイの頭が300円で鮭の頭が100円で、あとは大抵200円になります。

 

ブリのカマが下半分と頭と背骨、これを大根と炊くと旨いブリ大根になる。ブリの頭の直径は20センチ強……サイズは小さい方になる。大きいと30センチになろうか。この位になると食い出があるのでウレシイ。

 

サイズで価格は変わらない。一律に200円は200円、100円は100円です。一度はブリの頭が40センチでした。巨大どう考えても大きい。だが後のことは何も考えないで、そのブリの頭を買ってしまいます。

 

それで鍋に入れようとして入らない。いつもの30センチなら入るが大きいものは大きい……どうするか? 隣に電話をかけます。大きい鍋を持ってませんか? いつか竹の子を茹でると言ってませんでしたか?

 

大きな鍋をお借りしたい。ブリ大根に煮たら半分、上げますので……そんな言い草で隣に鍋を借りに行きます。オタクは近所付き合いはされる方ですか? 知れると迷惑になるので書きませんが、ウチはする方です。

 

身障者の友人には自然食をやる人があって、あれは厳密に言うと近所つきあいが出来なくなります。まあ自然食いい加減にやってるのか。近所や親戚つき合いをいい加減にやっているのか? 人の事で知りませんが……良しあしでしょうねえ。

 

「こんなブリは見たことがない。ハタさん何処で魚を買ってるの?」とまあ、ブリから話は広がります。確かにウルサイと言えばウルサイ。身障者というのは、つき合いを細く体を休めないと身が持たないのも事実です。

 

2013年6月12日 (水)

ユーミンを口づさむ

 Kamotuアナタを思い出すこの店に来るたび……と言うのはユーミンの「海を見ていた午後」の歌詞の1行です。昔はいい事もあったがその時は過ぎてしまい、ここには何も残ってはいない。そういう意味の歌は珍しくなく、ありふれる。

 

去った時は残らない、誰でもそうなのだがユーミンは非常に美しく、それを表現する。Bメロの、ソーダ水の中を貨物船が通る……という歌詞はスゴイ。小さなコップの水に大きな船を入れてしまう。そして食い違う今と昔のギャップをも忘れさせてしまう。

 

でも忘れた方がいいのか、忘れないがいいのかは判らない。遠いあの日は帰らないから遠いあの日です。そんな思い出の1つや2つは誰にだってあるでしょう。でも船とコップの手品のような記憶術は、誰でも使える訳ではないのです。

 

海を見ていた午後は普通にいい。何もしなかった人にも、歌謡曲と同じに聞ける。「いちご白書をもう一度」はそうはいかない。異性とふたり映画を観に行った体験は、誰でもあるでしょう。当時よく知らないセーラー服の子と、私もいちご白書を観ました。そんな風に観るには、あれはえらい映画でした。

 

映画には歌詞にあるような哀しい場面はない。ユーミンが歌詞でいうのは、学生たちが体育館に立てこもりレノンの「平和を我らに」を歌うシーンと思われるが、その直後のシーンは私にもあの子にもショッキングでした。

 

当時はどの大学でも学生集会が行われます。経営側は大量の使途不明金を出し、どの大学でも授業料を上げて凌ごうとしました。ユーミンが行っていた中央大学も例外ではない。だがユーミンは集会には出ない学生だったト聞いています。

 

それで学生は怒って、体育館を占拠する訳です。これに対抗し大学側が警察を導入しました。ひとりづつ警官に引き抜かれる学生の中に恋人を見つけ、主人公は階段の上から人の中にダイビングする、そのストップモーションで映画は終わります。

 

エンドタイトルが終って場内が明るくなった時、あの子は歌のように涙ぐみ、拳を握り締めセーラー服の肩を震わせました。私はあの子に「手を握りそびれたから映画は面白くなかった」トそういう意味のギャグを飛ばしました。

 

いちご白書のスゴイ所は、雨に破れかけた街角のポスターに、過ぎ去った昔がト「海午後」のようにキレイに今と昔を対比させする。だが失われたのは恋心ではなく本気で怒る事、忘れてはならない事を忘れ大人になった自分。就職は敗北感の味がした……

 

ポスターは破れて雨にぬれている……ロクでもないものに金を使い過ぎ、赤字を抱えまた性懲りもなく税を上げる政府。あの時と何も変わらないのに、なぜ私は変わってしまったか……なんてね。この歌はそんな風に思わせる……あの子? さあ今頃は、どうしているのでしょう。

 

歌謡曲では使われない和音が出て来ます。ちょっと無理な歌詞を詰め込んだ曲の進行は覚え難い。だからだと思う。ユーミンは最初の2枚のLPは全くヒットしなかった。斬新に過ぎたのです。でも覚えてしまえば忘れられない……のではないかと思います。

 

●海を見ていた午後 http://www.youtube.com/watch?v=K05kwmqOXmY

●いちご白書をもう一度 http://www.youtube.com/watch?v=lbt0Vh86k34

●平和を我らに http://www.youtube.com/watch?v=q7hGh6GORuo

2013年6月11日 (火)

迷惑メール

Mail楽天のカードを作ったのはいいが、宣伝メールが山と来ます。楽天は断ってもほとんど止まらない。結局、迷惑メール扱いにする他はない。むろんポイントを取るまでは迷惑にせず、取った後でお断り、迷惑メールにするんです。

 

コンタクトレンズもお知らせも毎週、入るようになります。私の場合はそんな毎月レンズ、買いません。価格が気になり、時に見るだけ……グルーポンのメールもそう。買うのは半額ラーメと決っています。

 

大体いらない。しかし登録するとメールが増えますねえ。楽天でポイントを使った後で、ひょっとお金上げるメールが入るようになりました。女性名で……これは楽天経由です。前にヤフオク経由でも似た事がありましたから……

 

女友達に買って上げたので、その時、私は女性と勘違いされてます。はっきりホストと判る内容で、最初は面白がって見てました。そのうち飽きて迷惑扱いにします。そういう意味でパソコンのメールは、まだ気が楽です。

 

ケータイやスマホのはそうも行かない。受信に課金があるんでしょ? 小沢遼子さんが言っていたのに、ある日、桜井さんからメールが入る。友人と思って開けて見ると桜井翔さんを名乗っている……多分、嘘だろうと言われる。

 

ドコモでガードしたはずが、それが桜井さんを期に100通近いメールが入ったそうです。私のヤフオクみたいに、小沢遼子さんも何か原因があるのかも知れない。しかし課金があって大量メールとなると大変で、お悔やみ申し上げるしかありません。

 

便利の裏でこういった不便が牙をむく。私も楽天から6000ポイントもらいましたので、報いを受ける訳です。楽天から買え買えメールが毎日、送られました。楽天カードを作り直すと、ランクを上げると何と10000ポイントをくれるという……作りませんが。

 

昔、メルアドを間違えた知らない異性からメールが来る。そういうTVドラマがありました。今、現実にそういう展開はないでしょう? ありませんよ! 私には新宿ホストが書いたように、一度、店に来ませんかなんてメールを送って来ましたが。

 

時勢ですから……ああ、小沢さんが言っていたのにドコモでガードつけたのに、桜井メールは変だって。ドコモガードにミスがあった可能性がある。ドコモにひとこと言った方がト、小沢さんはそのように言われていました。

 

2013年6月10日 (月)

踊る大捜査線ファイナル 映画

Odoru踊る大捜査線ファイナルを観ます。これの最初のTVシリーズは面白かったのを覚えています。ファイナルって、どうするんだろう? 少し予想してみましょ……24才だったすみれさんも39才になる計算になる。

 

青島刑事の年はいいとしても、もし二人子供を作る段では高齢出産が問題になりますわなぁ。その辺、意識して変な手帳を作った内閣があります。支持率が落ちると見えたんで作ったまま手帳は配らないト……私は視聴率が落ちるのを覚悟で書いてます。

 

いえ結婚はともかく大捜査は出来ません。いつか大型客船を借り切っての訓練のようには行かないでしょう。案の定、商店街の天ぷら屋という設定で、その後はハートブルー式の追っかけっコでしょ? 手の内が見えます。

 

刑事ドラマの基本は追っかけこシーンに迫力が出せるか否か。つまり織田刑事の体力と、すみれさんの演技の相乗が出来るか否かに、ある訳です。ここが陳腐だと本筋のラストも期待は出来ません。ハートブルーはキャスリン・ビグロー、女流の監督さんでした。

 

追っかけっコでは、エネミーオブアメリカのトニー・スコット監督とか、張り込みや張り込みプラスのジョン・バダム監督のがよかった。そういった出来のいい米映画の名シーンを、言葉は悪いがパクってきて取り込んで見せる。

 

踊るシリーズの視聴率が上がったのは、そこが上手だったからです。TVだから予算は取れない。工夫と気持ちでカバーしなければいけません……今回はスピードを取り込もうとします。でも書いたように大仕掛けは無理です。

 

パクリだから米国に持って行って上映は出来ない。米国でも受けない。書いたように創造性が低い……そういう意味では韓国映画にすら負ける。国内の観客は気にしないけど米国では気にする。低予算の限界、理由はそこにあります。

 

低予算でエッセンスを再現できれば良かったんですがネエ……まあ、そういう訳です。日本映画は結局、米名作を取り込む形でしかエンターテイメントが出来ない。自分のスピリットは立てられない……政治も映画もそこは同じです。

 

つまりアベノミクスって新自由主義です。小泉ブッシュ路線の再生産でしかない。米国で失敗したプランですナ。新時代に入っても古い計画しか立たない。縮小してつじつま合わせる。日本って悲しい国です。踊る大走査線もファイナルで、そうするしかなかった。

 

これで満足するか。もうエンターテイメントをあきらめ、少しアーティステックになるか? 是枝裕和監督新作がカンヌ映画祭で賞を受けたんでしょ?「そして父になる」福山雅治さん主演で、あれはヒットしそうです。

 

でもね。是枝監督は基本的にエンターテイメントじゃない。言うたら小津安二郎です。カンヌとか欧州では受けます。アカデミー賞は……見ましたか? デビュー作が「誰も知らない」ああいう映画です。そう聞いて、見る前にがっかりしましたか? 

 

いつからディズニーとか、米国娯楽しか受付け付けなくなったんだろ? あなた何才です? アベノミクスはどうなるか? 深刻なんじゃないですかネエ。ええアイデアも予算も尽きたんです。これで、踊る大捜査線の復活はありません。

 

●踊る大捜査線ファイナル 予告 http://www.youtube.com/watch?v=lscRF0YvL-o

 本編 http://www.gooddrama.net/japanese-movie/bayside-shakedown-the-final-movie