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2013年2月23日 (土)

薄皮よもぎつぶあんぱん

Yomogi 薄皮つぶあんぱんを原作とするバリエーションです。完全なこれは今年の新作になるのか? 評判がいいと翌年も同じ季節に、同じもので出てきます。今年のこの、よもぎはいいと思う。すぐ終るでしょうが来年また出ますよ。

 

今年のこの粒あんは例年より出来がいい……去年はこのシリーズを食ったかは覚えない。とにかく今までよりは出来がいい。パン生地の厚みも最近あつくなったトの評判ですが、いいんじゃないんですか。私は甘党といえるほどには食べません。

 

粒だてたヨモギの匂い、あるいはパンの感触を、もっと立てて欲しい気がするが……いわゆる甘党という人は結局、カロリーに反応する。甘ければ甘いほど量があればあるほどいい、のだろうト思います。よもぎの匂いには反応しない。

 

あんぱんは別にヤマザキの発明ではなく明治時代からあった。パンに少しのアンを入れてあんぱんを作った。むろん饅頭のバリエーションです。あんが高価である時代に、皮を主体に食べた……ヤマザキの発明は主客を転倒させたこと。

 

饅頭でも、あたかも皮の薄い饅頭に似せたところに意味がある。でもパンは菓子ではなく食事のジャンルにあった。スマート飯が握飯のバリエーションであるように、庶民のサンドイッチというか。パンの片手食いにネタがある。

 

忙しい時の軽い食事から、片手の食事から元の菓子に……意味を移動させた。甘党はこれを2分ほどで、呑みこむようにパクパク食ってしまう。ウマいとは早く食べる事、舌の上を濃い時間が流れる事と言う……人もいます。

 

確かにパン生地によもぎを練り込んで、あんは少し減っていますが味が濃くなるよう工夫をしてある。そういう意味では原作の薄皮つぶあんぱんより味が濃い……でもねえ。菓子は茶を飲むための菓子でしょ? 甘党がこのパンで茶を飲むとは思えない。

 

甘いとか、うまいとか、おいしいとか……甘党はそれ以上の感想をいわない。それ以上を求めると逆ギレされるかも……口に詰め込んで興奮し、2分で食べ終えて更に興奮する。で、薄皮つぶあんぱんの最初の高カロリーの方がいいトカ。

 

そういう感想に落着きます。私の勘ですがね……それなら皮ばっかり厚いあんぱんがいいと、そういう人だっているでしょう? 探したら居ました。その人は……このあんぱん一個をサンドイッチ用の食パンで挟んで食べるそうです。

 あんぱんを薄めて食べる。何だか妙な言い方ですが……まあ、ラーメンの付け麺も味を濃くする工夫でしょ? たかがあんぱん、どう食べるのも勝手であります。ご自由に……でも味は薄くする工夫に意味が濃くなる。

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コメント

食べ物にブレーキをかけるのには誰でも不器用です。理にかなった分量にみえる場合、容器の底まで食べるようとする。
これは食欲の「ユニットバイアス」と呼ばれる。ある意味での自然とも言えるが、それに従うと不自然な結果が待っている。

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