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2012年9月27日 (木)

プロヴァンスの贈りもの 映画

 Puro南仏ブームに関連したお気楽映画です。リドリー・スコットさんがピーター・メイルさんに原作を発注し、ラッセル・クロウさんを例によって主役に据えた、まあ男性主義の映画です。

 

ピーター・メイルさんは既婚で女性物色はない。クロウさん未婚だけど結婚のつもりは? この映画での本命、ファニー役のマリオン・コティヤールさんは、もう2人の女性と天秤にかけられ、比較の対象になります。

 

たとえば「ローマの休日」が明らかに女性映画であったような作りには成ってない。まずいワインしか出来ないブドウ畑は、それでもプロヴァンスの畑というか、別な価値を持つ。あなた価値をピーター・メイルさんに認めますか? そういう問いかけです。

 

マリオンさんはこの後の映画「エディット・ピアフ」で大当たりします。リドリーさんの目の確かさはお見事です。でもこの映画では3人並べておいて、君なら誰にするってなモンでしょう。

 

女性には不快だから映画としては当たらない。でもピーター・メイルさんも仏女性と、米女性と比較するゲームに参加してます。それでもって畑と家は売るか、叔父さんの遺産をどうするのか?

 

……という、もう一つのゲームにも参加します。リドリーさんの立ち位置は今は米監督ですが出身は欧州です。心情的には死んでしまった叔父さんアルバート・フィニーさんに一番かぶっています。簡単に売っちゃえいう風にはなりません。

 

原作のピーターさんは大金を物にしてリタイアした人で、趣味の作家業といってはいけませんが、余裕のスタンスにある。この映画のヒットがなければ……そういう人ではない。その辺で話は揺れるのです。

 

そんなん日本と関係ない思われます? ところが日本でも高齢者が、温泉つきホームを買う。そういう物件があります。ある程度は田舎が前提にはなります。ここがプロヴァンスと似ますなあ。

 

物欲を断念する。あるいはパソコンで欲しい物を調達できる人に向きます。高齢になっても問題は食べ物です。ホームに行かなくともオール電化すれば、料理はかなり出来ます。

 

多少、腕さえあれば……なければマックスバリューの出来合いバイキング、グラム1円の惣菜を買うだけです。熊本市内には銭湯タッチの温泉はある。病気がややこしく毎週、専門病院に通うとなると田舎ホームは便利かどうか。そういう風に観ると面白い映画です。

 

クロウさんが乗り回すクルマは米車ではない。ちっこいスマートです。確かに南仏に米車はヤボです。ツインに満足できる感性って意外と難しい。軽で満足出来ますか? あなた田舎のホームでもクラウンに乗るの、そうですか。

 

水泳中毒の私なら、温泉つきはいいけれど温泉プールになってるかどうか? それが問題です。

 A Good Year 予告 http://www.youtube.com/watch?v=LGmXc7zqr7g

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