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2012年4月23日 (月)

教授とフェルメール

Hata1 この画像は教授の「花みずき」です。崎元達郎教授の絵について、色々考えています。フェルメールを引き合いに言いますと、窓辺の女性が連作になっていて、これが教授の建物の連作と似たような意味が……そう勝手に考えます。

 

フェルメールは若い時に入り婿で結婚をして、マスオさん状態の夫です。家は奥さんのお母さんが取り仕切り、自分の勝手にはならない。その家にあって、勝手はできない。そういう女性と似た心理状態にフェルメールは、なります。

 

でなければ外から差し込む光があんなに輝き、眩しさを強調した絵にはなりません。外の世界と自由に強い憧れがあります。一方で橋や建築物は自然の中に立ちます。設計者というのはどうなのか。

 

物を設計し、その物の強度を計る人というのは室内にあって、自然や現場からの距離は……私には詳しく判りませんが、それで風景は輝いている。教授の絵には外国風景も多いが、現場で描かれる時間はないらしい。

 

崎元教授から戴いた絵葉書から、大体、そういう説を立てて「葉書はいいから本物が見たい」……失礼なメールを入れました。実物は大学内にあると返事をいただきます。私としては講演の後で見に行こうと思います。

 

ところが当日は閉まってます。観ても私説の証明になるかどうか、判りませんが……それで講演の時間になります。葉書賞品のクイズがあるト思っていますと、果たしてそうなります。

 

教授は3~4問で適当な数に絞られます。絞られ方から逆を読んで私は当てるので、絶対ではないが確率は少し高い。当たっても辞退するつもりでしたが……絵葉書に建物でなく今回、花がある。

 

――この花みずき、教授の絵ですか?

 「おめでとうございます。どれでもよろしいのをどうぞ」

 ――へえ、この花のが欲しいです。

 

クイズは当てましたが、建物の絵は前にも戴きましたから今回はいいです。言うつもりが実際には全然、違う事を言っていました。教授、ゴメンなさい。

 

つまり、花や風景だけを描いた場合と、建築物を交えた場合では意味の違いが出る。興味津々ですねえ……フェルメールは色々な絵を描いています。窓辺の女性だけが題材になっている訳ではない。

 

ただ窓辺の女性には、一種の自画像のような意味が考えられます。手紙だとか地図だとかいう物を描きこみ、広い世界の片隅で生きる個人の意味さえ問う……ように見える。

 そこが教授とフェルメールの共通点になります。その先は……長くなりましたので今度にします。

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