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2012年2月22日 (水)

ディア・ドクター2 映画

Deiadoc私は60代だったので動脈瘤検査をした。80代だったらしなかった……かもしれない。断言はしない。今のところ毎年、簡単な検査をし、時々はややこしい方の検査もする。

 

そのつもりですが70代までやるとして、80になったらキッパリ止めるか? それは判らない。ところで現実の八千草さん個人は80代の人で、とうに70代は越えています。

 

映画では70代に見えるから70代での話でもいい。昔と違い、今は相当数の80代がおられます。80代のがんは若い人のように早く進行しません。胃がんといっても、この映画のように幾分、のんびりした話にはなります。

 

映画はその意味で合理性は確保されています。確かに検査をしない。手術もしない……それもアリと思う。私はここで西川監督に反対はしません。問題はその先でしてね……

 

ただ台湾や韓国や中国は、どうするか判りませんが、たとえば金美齢さん個人は、手術しそうです……個人がしてもしなくてもいいが、全体でも近隣諸国はしそうな勢いです。私にはそう見えます。なぜか……

 

台湾や韓国の大学進学率は9割を越えた。タイなどもそうです。高齢者が大学行ってる訳ではないが、物事を知識で判断し、近隣諸国も欧米式に生きて行くト思われる……そうすると手術もする。

 

手術だけでなく、そういう生き方がスタンダードになる。その可能性があるいう意味ですが……当たり前ですが国全体として先進国を目指すという事です。手術だけでなく自分のことは自分で決める。

 

映画の中での八千草さんの娘は、井川遥医師という設定で、八千草さんの行き方は認めない……これは手術させます。八千草さんの意見を抑えて、井川医師は八千草さんを引っ張ると思います。

 

井川医師の立ち位置に、おそらく西川監督も立っている。日本は近代化の道に進むべきか否か、映画で見ると答えが出ない。監督なら観客を引っ張る方向を決めないと行けない。だが監督はたじろいでいる。

 

「バベル」や「3時10分、決断のとき」に出てくる医師は動物医で、動物医が怪我人を診ている。このディア・ドクターでは鶴瓶ニセ医師が犬の病気を診ているシーンがあります。

 

西川監督は意図的に逆の構図を撮っています。意図は無意識には出ない。西川監督には現状への反発がある。つまり日本の医療は先進国らしからぬ、支離滅裂です……日本の支離滅裂は医療だけではない。

 

本物医師は病院経営に汲々として、ニセ医師の方が増しという映画を、元々は監督、撮りたかったト思います。むろん撮ろうとはした……だが、そう言い切る自信がない……

 

そう云い切れなかった。ちょっと暴言なので手直しを入れたか? これは現状に反対だけど代案が出せない。だからカットカットが半端です。井川医師はキレイだけど、母が理解できる顔ではない。

 

だから瑛太研修医も自分が見出せないまま……その辺はボワッーとエンドマークです。終ったんじゃなく放り出したんだ。続編作るつもりもあったが台本が書けないとか、そういう感じです。

 

私は女なんだから、この辺で許して、そういう感じ。それ卑怯、ここまで言うならガンバり通せ。結論出せ。なんて言いたくなる……自分の事は棚に上げてネ。異議あり。

 

ほとんど同じテーマで「サイダーハウス・ルール」という映画があって、これも内容は赤ひげに似ています。ここでも一応の結論が出ます。「みんなと一緒に生きたい」では答えになりません。

 

なぜなら生きる本人はみんなじゃなく、私だけ。あなただけ……日本は米国に次ぐ先進国でした。バブルが弾け、津波が来た。原発も破綻したから途上国に帰ります。そういう主張にするのか?

 台湾さん韓国さん中国さん、みなさん先に行って下さい……それでもいいとしましょうか? でも途上国に帰った日本は、さらに後進国に帰るのか、どうか? そういう問題が残ります(終)

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