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2012年1月23日 (月)

乗物と恋愛 2

Hikouki 切っ掛けには意味がなくとも、出来た関係にはのめり込んでしまう。それが世の常。映画ヴァィブレータでの男の事後の反応は、「自分は既婚で、ストーカーは迷惑……」と宣言します。

 

反射神経のいい男も居れば、預金通帳を愛読する女性もいる。2人して評判の占いに出かけてみても、3000円で相性のすべてが判るはずはない。むろん性関係がすべての人間関係を保障する訳ではない。

 

女性31才、独身の理由は、何となく精神的なものと判ります。未成熟とすれば、自己責任か親の責任か? 責任問題はいったん棚に上げにしても、親との関係に失敗した子は友人関係に乗り出せません。

 

親との関係を断った子が危険なんだ、指摘する人がいます。確かにニートは安全ですが……学校での友人関係はごまかせても、異性、恋愛といった人間関係に延長すると未成熟が発覚する。

 

それで恋愛をパスして一気に性的関係に持っていく……それがヴァィブレータでの主人公の方法です。ひと目惚れというと簡単になりますが、相性チェックはまだ終っていません。

 

一般には両者を知る友人が、食の好み、感性の波長を測ったりします。ジャズでないとダメいう男と、クラシックでないとダメいう女性は最初むつかしい。相互乗り入れが不可という訳ではない。しばらくすると両方、楽しめるようになります。

 

親が音楽の片方しか教えてなかっただけ……和食好きと洋食好きで間を取るのはもう少し大変です。それもまるで出来ない話ではない。親の食卓が絶対のはずはない。新たな食卓が、二人を通して始まる場合もある。

 

そういう意味では親子だから仲がよい……はず、いう前提も陳腐です。当然、相性の悪い親子もある。CP、脳性まひの子には猫舌が多く、熱い料理はたいてい苦手です。

 

それで両親が健常で、ナベが好きだったら悲劇になります……そういう例で納得が頂けるか? クラシック好きな家庭で、子供がジャズCDをかけると怒られる。問題は似てましょう?

 

部屋を与えられた子供が最初にする事は、壁にアイドルの写真をはり、お気に入りのCDをかける事。身障児は時期が遅れるだけで、申し合わせたように、そこは同じです。

 

相手への不信はある意味、親への不振が反映です。相性が悪ければ一旦離れ、差し障りがない程度に距離を測る。米国では成人後は連絡を取らない親子は珍しくない。そういう疎遠関係、あるいは親との関係に不安のある人は……

 

意外に身障者に親切です。私の健常者友人には、そういう人は多いし、一般論としてもいい数になる。むろん絶対という訳ではありません……何とも言えない。

 

戦後、外面的に米国化が進む一方、内面の日本性が薄れ、内と外で矛盾が生まれる。今も矛盾は矛盾のまま進行する。自立できない子も実は増える。私にはそう見えます。

 

新たな人間関係を築く必要がある……トイレにこもって男へのアタックを決意を固める。あのキャメロン・ディアスさんを笑っている場合ではない。チョコの食パンでも、聞かないCDでも試してみるしかない。

 

徐々に解決という方法はありません。今、試してみるしかない。徐々にというかゆっくりというか。あれダメこれダメ、今まで通りに行かない。身もフタもないようですが、これが現状です。試行錯誤のアタックを試みましょう。

 例えは性だけではなく、パソコンやケータイへの不安、反発も、タブー視では困る。そういう段階に移ります。乗物は閉塞空間です。乗れば降りるまでリスクを負い目的地まで降りられない。そういった所は恋愛に似ているのかもしれません。

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