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2011年11月

2011年11月30日 (水)

ベージュの男 フィクション

Beizyu 午後の待合室の隣のイス、男はベージュのジャンパーを着ていた。傾きかけた光が、そのベージュの生地に反射する。男と目が合った時を捕まえ、女から話かけた。

 

「自覚するのは嫌い。鏡を見なければ10年が経ったなんて思えない。水溜りを覗きこまなければ20年も昔の自分のまま……ままでいられる」そう女は男にいった。

 

ジャンパーの男は人違いと怪しみながら、その女の話を聞いた。嫌なコトには直面したくない。人違いなどではなく、女は男に待ってくれるよう頼んだ。

 

「医師が診断結果をいうの……話を聞いて、診察室から出て来るあたしを、家族のように待って」

 

医師の話を聞くのが怖い。「もしかすると長くは生きられないのかも」と女は落ち込む。病院帰りの街には、ショーウインドウの向こう、見知らぬ女が立っている。

 

それは女自身の事だが、女の言い草はそうなる……その女を見かけたりすれば、ショックで自分の部屋に帰りつけない。知らないバスか、汽車に乗ってこの街を飛び出してしまう。

 

男の時間とは違って、女時間は大きく老いを伴う。その分が急速に過ぎていく……待合室で女はそう言った。半分は男にと言うより、自分に語りかける感じがした。

 

「他に用がなければ、診察が済んで……」自分がここに戻って来るまで、自分を待っていて欲しい。つまり女を間違うことなく、女の部屋に送り届けろという。

 

「……判りました新聞でも読んで、あなたをお待ちしましょう。あなたがいいと言うまで帰りません」ジャンパーの男は答えた。間もなく呼び出しアナウンスが番号をいった、

 

「本当に待って」女は念を押して、診察室のドアの向こうに行く。それから男は10分、女を待った。時計で15分目を確認した後、男は落ち着かなくなり、待合室を玄関の方に出て行った。

 

それから5分して女は診察室を出て来て、目で男を探した。男はどこにも見つからず「これだから」と女は口の中でつぶやいた。受付に「ベージュのジャンパーの男は」と聞いた。

 

トイレから出て来た男に「男を見なかったか」聞いた。しかしジャンパーの男の行方は知れない。事務で払いを済まし、諦めた女は玄関に向かう。病院の外、街路樹のハナミズキが赤く立っている。

 

「男なんて、これだから」女は今度は声に出し、街路樹に向かってそう呟いた。

 

「何か怖いことは、どうやら言われないようだ。お役も御免のようで、私もよう御座いました」男は背後から女に話しかけた。

 

玄関脇の喫煙所で男はタバコを吸っていた。女が寄るとそのタバコの匂いがした。

 ●本日のネタはフィクションです。体験、モデルその他はない物とします。

2011年11月29日 (火)

強い選手の作り方

Niwahoukiスポーツでは本番に強い、トいう事が言われます。練習の力から増した力を試合で発揮する。大きな試合になればなるほど力を発揮する選手がいる……どういう事なのか、追って見ました。 

 

例えば陸上競技では100mは100m。基本的に試合でも練習でも同じ距離です。ここでグラウンドの質が確保されれば、変化の出ようがない。選手は練習と全く同じ記録が出るはずです。

 

実際には大会では練習よりいい記録が出る、また出せるのが選手の力量と言われます。コンマ秒、センチの記録……しかし相手と勝負するスポーツでは、その差で相手を負かさなければならない。

 

練習と試合での力に差がある選手が、クローズアップされる過程にあります。僅差の中から1点、あるいは1本に結びつける事が、選手の力量として問われます。

 

例によって剣道を教えられる英子さんに「本番、試合に強いという事はあるのか?」そこから聞きました。「あります。そういう事はあります……気の持ちよう、それは気持ちと思いますよ」

 

それはそうだろうが……ト私は思う。その気持ちはどこにあるのか。どうすれば得られるか。長い訓練か、辛い練習か? それが出来なければ去れという事か?

 

同じことをハンドボールのFさんにも聞きます。「自分は本番に強いと思っています」この人はこういうト思っていました。Fさんは続けて気になる発言をします。

 

「お前は本番に強いからナ」ト監督がFさんに言う。だがFさんは言葉を素直には受け取らず、監督は自分をおだてているト思う。しかし今は本心で「自分は本番に強いと思っています」

 

終った話のようにFさんは言った。それはズルイ。いいトコ取りでは参考にならない。嘘とは言わないが、そうなるには過程や順序がある。それを教えて欲しかった。

 

――失礼ですがFさんは緊張されますよね。

 

「緊張します」

 

――その「緊張しい」が本番に強い事と関係あるト思う。

 

「緊張しいは監督に言われる前から自覚がありました。自分でも嫌だなあと思っていました。監督に言われた後、緊張しても点に出来るんならいいと思った。それから変って行きました」

 

――それです……緊張はエネルギーなのか何なのか知りませんが、緊張をコントロール出来れば力になる。

 

同じ事を演奏家から聞いた事があります。「どぎゃんでんヨカと思うなら緊張せんとよ。まあだよか演奏ば、しょうて思うけん緊張するト」演奏家は緊張は悪くないと言った。

 

本番に強い事の裏側には理想を求める心がある。更なる理想は緊張を生み、理想に向かう人は更なる力を生み出す。Fさんが監督から聞いた呪文は覚めたのか? 

 

Fさんが監督から言われたのは6年前の事という。同じグラウンドから違う記録を出す陸上選手のように、肯定的に積極的なるから違う結果が出せるのではないか……そう、それなら、まだまだ魔法は続く。

 ●画像は跨っても間違っても魔法のかからない庭用ほうき 商品番号1005342 価格 1,600円

2011年11月28日 (月)

養生訓

Kaibara 「還暦以後」という本があるという事でしたが、図書館で検索してみると出ない。松浦玲さんの10年ほど前の本で、その後なくなったようです。

 

養老猛司さんが名前からだろうと思いますが「養老訓」を書いておられるが、これも入手は難しい。松田道雄さんも、そちら方面の資料を探しても見つからない。

 

「なぜ先人は書いて置いてくれなかったか」と日記に書れたとか書かなかったとか……そういうご本人も、その著作はされてない。そういうと貝原益軒の「養生訓」があるだろう言われる方もあります。

 

貝原養生訓は何々してはいけない。否定形で書かれていて、こうしよう。理由はコレコレとは書かれません。そうしますと基本で先を考えない。程度問題で行当たりばったりの推奨になります。

 

還暦以後に目安を作ろうとすると大体、消極策になります。なぜ消極か? 思い当たる事が一つあります。下半身に問題が出て来るからでしょう。問題を書いても名誉にならない。

 

性と痔の話は、私は書きましたので繰り返し書きません。残ってるのはオシッコ関係です。寝ている間に何度起きるか、2回以上になると内科に見て貰うことになります。

 

基本では腰の筋肉が弱まり、緩んでしまう。筋肉を鍛えればいい、フラダンスの動きがいいそうです。つま先で立って左右に移動する……筋肉が弱まらない先にフラを始める必要があります。身障者には限界がありますが……

 

自分が弱まる体質か、そうでもない体質か……親を見て聞いておくといい。簡単に判ります。母親の腰が弱ったら娘も同じなる可能性は高い、弱らない先にフラに行った方がいい。

 

男も油断しないで危なくなったら、立ちションは止めたが無難かも知れません。だらだら小便への対処は、内科的にもあるようですから医師にも、これも相談した方がいい。

 

男は加えて前立線の問題がありまして、これも親や親戚から聞いておいて対処しなければなりません。恥ずかしがって情報収集しない。行かないまでも泌尿器科の、評判のいい病院を確認しておく必要があります。

 行当たりばったり、選りに拠ってトンデモナイ病院には行かないよう。そういう病院も少ないとは思いますが、60才になる前に早めにチェックしなければなりません。

●画像は個人誌「未踏」から無断借用

http://blogs.yahoo.co.jp/mitosya/29893919.html

2011年11月26日 (土)

ノーカントリー 映画

Noタイトルを言っても判らない人がほとんどではないでしょうか?「ファーゴ」という作品の評価が高かったので、コーエン兄弟の監督と言えば通じるかもしれません。

 

あまり強そうでない保安官が犯人を追うのはファーゴと似ているが、しかしこの映画はファーゴほど後味がよくない。保安官を演じるのはご存知トミー・リー・ジョーンズ(画像左)だが彼は主人公ではない。

 

ブロンソン風の知らない俳優がタフガイを演じます(画像右)タフガイがギャングの金を持ち逃げする所から話は始まる。よくある話ですが個性的な映像で、最初はキレイに見せてくれます。

 

よくあるようにギャングの殺し屋が追っかけて来る(画像中央)この殺し屋というのが死神のような男でひたすら不気味で、人間性のかけらもない。この辺りが嫌な感じです。

 

追いつ追われつ血だらけのアクションシーンが見せ場になって、それをワンテンポ遅れて保安官が追う。そこは、よくあるように展開します。だけど次第に嫌な感じが多くなる。

 

よくある話と違う描写が、コーエン兄弟独特の上品なタッチがあって、そこは見せます。しかし中盤に入るとタッチの上品が失われ気味でエゲツナイ、話もズレてきます。

 

これはよくある終り方は出来ないのではないか? 何となく予感がしてきて、詳しくは書きませんが、殺し屋の描写が執拗になって来ます。タフガイは善戦しますが、どう考えても殺し屋の方が一枚上手です。

 

第一、ハッピーエンドにするつもりなら、こういうキャスティングは組まないだろう。老いぼれ保安官のトミー・リー・ジョーンズをトップクレジットに当てないだろう……思う訳です。

 

そういえばトミー・リー・ジョーンズは、この映画の冒頭で気になる独白を付けていました……ここまでは書きましたが、後は書けません。

 

これは痛快娯楽アクションではありません。子供っぽいアクションは嫌だという人に向けた、ひとひねり捻った犯罪映画です。あまり誉めると苦情が出そうな映画です。

 私は捻くれてるゾ、そういう人には面白いト思われます。

2011年11月24日 (木)

食堂かたつむり 映画

Sibazaki 全編リアリズムはなし。独り言のような物語、その展開をそのまま映画にした感じで、女性にそこそこ受けるのではないか? たとえばインド人の恋人に、有金を持ち逃げされます。

 

それで失語症にかかるという……それ以上は突っ込みません。そんなんイチイチ突っ込み入れてたら、それこそ、このブログは終らなくなってしまう。そういう話です。

 

ルリコ(余貴美子)は嫌い……ルリコというのはオカンの事ですが、オトンはとうとう出てきません。そこもマア、いいでしょう。そういう女性は時々居ます。つまり都合の悪いものは出さない主義です。

 

主人公は倫子(柴咲コウ)、不倫の子だから父はいないトいう設定です。実質的な母はお婆ちゃん(草村礼子で、料理を教育され、料理しか知らないらしい。お婆ちゃんが死ぬと自立を迫られ、食堂を作りたいと思う。

 

お金を盗まれたのにどうやって食堂を建て、経営するのか? オカンの差金で源さん(佐藤二朗)が出したらしい。源さんはオカンに惚れているが、オカンはセックスさせない。

 

セックスさせないまま三浦友和さんと結婚だか再婚だか、式を挙げてしまう。過剰にセクシーな余さんの出番が多く、余さんが好きな人は楽しいです。これでは源さんが可愛そう。

 

ああ倫子は源さんと結婚するんだろうな思っているトしないんですねえコレガ。母が薄情なら娘も薄情、そういう風にツジツマは合わせてあります。有性生殖、つまり男女があるいうのは……

 

好きなように生きていい訳ですが、個体には長所短所がある。相手の短所と自分の長所を合わせ、相手の長所に自分の短所を合わせる……補い合うことで強くなろうとする。生物の本能という訳です。

 

つまり弱点を弱点のまま放置すれば困った事になる。狭い世界で我を張っていれば、自分の首を絞める事になりかねない。暫くを生き、体験すれば判る訳ですが、今の社会はかなり閉塞して判らないわけです。

 だからこの映画の中で物事は深刻でない。この事を源さんだけが知っているトいう事か? この物語はアンハピーエンドで終ってしまう……ア、私も独身だから他人の事は言えないのか?

2011年11月23日 (水)

福祉機器展

Hokou_3 映像は動力のいらない歩行ロボット。映像外、上の方に動力があるのではなく、これだけでウォーキングマシンとなり、延々と歩き続けるという。いくら首を傾げても理解できません。

 

 

 

それから一番小さい移動機械です。笑ってしまう座布団か、座椅子での移動。否定的にバカにしているのではなく、この発想の原点は不精して、TVの前で動きたくなかったように見える……

 

 

 

「福祉機器として神戸学院大学で開発された空飛ぶ座布団。在宅での車いすの代替として空気を底面から噴き出し、浮かすことにより、より小さな力で移動できます」という。

 

 

 

●神戸学院大学空飛ぶ座布団 http://www.youtube.com/watch?v=2bBTrl8W9WE

 

 

 

座椅子の底板に掃除機のモーターをつないで、床から浮かすというアイデアは素晴らしい。これを電動車椅子でやろうとすると、大変な事になる。実際にそういう車椅子はある。

 

 

 

自炊をしたいが台所で車椅子を動かすのは困難な人はいる。極小空間で動く、そういう電動車椅子を作るのには300万円程かかるという。この空飛ぶ座布団なら、そんなにはかからないでしょう。

 

 

 

歩けない人を歩かす、あるいは歩行訓練機器として、ここにもHALを書いて来たが、トヨタは同じ機器を開発している。デモビデオが出ています。ホンダも似たような開発にあり、類型です。もう珍しくはないと思います。

 

●トヨタ、介護・医療支援向けロボットを開発 #DigInfo http://www.youtube.com/watch?v=-AGuFWJBbO0&feature=relmfu

 

 

実は2つの記事はどちらも、同じサイトによる。デジフォと読むのか? この他、このサイトでは電動の歩行器とか、歯科医向け練習人体、そのロボット。たった今、あるいは数年で売り出されそうな……不思議な物を紹介している。

 

 デジフォ http://jp.diginfo.tv/

 

 

こういった機器が続々と出て来ると、何もかもが自由になった……かのような印象が生まれる。しかし困難をどう捉え、どう乗り越えるかは各人の裁量になる。

 

 

何をどうしたいのかは、親や友人、医師や兄弟が決めるのではなく、身障者自分自身でなければならない。たとえばだがHAL社の機械にするか、トヨタを待つか、それともホンダなのか?

身障者になったという傷心の間に、あるいは理解を迷っている間に、実際に歩く機会が失われる。そういう事だってありうるだろう。対処は大変むつかしい。

2011年11月22日 (火)

日本の近代化と西洋人 西川盛雄教授

Nishikawa私はTVを持たないので、朝から特別なニュースが入って来る事はなく、ラジオの侵入もゴクゴクやさしい。明治、西洋から熊本への侵入はハーン、ジェーンズ両先生によるそうです。

 

先生という言い方に出たように、お雇い外国人が日本の家風には合わない部分を込め、熊本は西洋をお二人にお教え願ったのだ……という風に西川盛雄教授の話は始まります。

 

長州薩摩に比べると肥後細川は西洋の輸入が遅かった。それで取り急ぎ輸入しなければならなかった。それで外国人を雇った。この段階では西洋を勉強した……それと結論が若干、違うのですが西川教授の解説はこうでした。

 

ジェーンズ先生は最初の来熊で形道理、西洋を教えた。自主、独立、男女平等、男女共学をも実施した。しかし米国に帰って、米で何か事件があったらしい……これがよく判らない。再度来熊した時には人が変わっていた。

 

西洋はよくない、和風がよい。私が短縮すると、そうなる訳ですが教授はそういう意味の事を言われる。ジ先生は米国で困窮するんです。だから熊本では再度呼んだ。しかし人が変わってるから日本でも立場を失う……ト教授の話はこうでした。

 

西洋人なのに西洋を否定したに等しい人はハーン先生です。ハーンの話はもうしませんが、教授のハ先生の分析はこうです。ハ先生の不幸の始まりは母親に捨てられた事による。更にその原因は父が母を捨てた事による。

 

だからハ先生は西洋に肯定的でない。主観と客観が混ぜこぜで無茶にも聞こえますが、これは私は面白かった。ハ先生の中で何が起こったかは考えず、一言でハ先生をいうとそういう事になります。

 

教授は前半をパソコンを使わず、ボードで授業が進みます。パワーポイントの出番になるのは後半です。最近はパソコン、それもパワーポイントを使う授業が普通です。確かに優秀なシステムですが、欠点はあって眠くなります。

 

いい授業、面白い……知的に刺激のあるいう意味ですが、パソコンも黒板も関係ない。脱線していうと映画「悪人」の主人公が殺意を抱くに至るのは、親に捨てられた事によります。

 

母への殺意が女性一般への殺意に変る。漱石は夢十夜で、自分の意識の底にある父への殺意を書いています。そう読めばそうも読めるという程度の事ではありますが……問題は古くなっていません。

 

教授の指摘は、ハ先生の内面を指している。確かに私もそう思いました……ただ分析するより直感で感じた方が早い。それやこれやで教授の結論は和洋折衷して行く方がいいトなります。

 

むろん反対しませんが、この結論では新しい事は勉強しなくていい……必要がないとも聞こえるんです。新しい物を勉強した後に新旧を折衷する必要があるので、単に新しい物を吸収するより手間がかかる。

 

ボードとパワーポイントの併用で教授は言行一致されておられました。

 

●次回、放送大学講演は12・11 13:30

 

 熊大内、放送大学学習センター 3F大講義室

 

谷口紘八教授「情報の生理学入門」

 電話096-341-0860 事前申し込みを

2011年11月21日 (月)

ブログでDJ  女声洋楽篇

 最近「ブログでDJ」をやってませんので「もう止めたのか?」と言われました。止めた訳ではないのですが書いたものか書かないものか迷うのです。デ、書くほうに決心して、今日の記事になります。オープニングはバーデイでスキニーラブ。

 

Birdy - Skinny Love http://www.youtube.com/watch?v=lT67liGjZhw&feature=autoplay&list=PL967DDCD210FE38B5&lf=autoplay&playnext=2

 

 

何だフォークじゃないかと言う人もあるかト思われますが、コレ英のシンガーで2011年今年のデビューですが日本販売はない。洋楽は売れないという事か、紹介されません。

 

高い声で切々と歌い上げる。往年のジェーン・バエズを連想させ、オジイサンたちにはグッとくるものがあります。古いかと言うと東日本震災に当てたような歌もあります。「人は人を救う」そういう意味かと思います。

 

People Help The People (Live Version) OUT NOW http://www.youtube.com/watch?v=joi5YhlGNUs&feature=relmfu

 

 

こういう洋楽をどこで探すか? 色々方法はあると思いますが私の場合、Wearehunted.COMというサイトがあるんです。行かれると99アーティストが並んでいます。適当に聞き比べ、よさそうな人の名前や曲名をメモして帰って来ます。

 

それからYOUTUBEに行って検索する。大抵、何曲か出てきます。バーディさんは写真はよくなかったが、写りのいい人もいました。次にかけるのがオーストラさん写真のセンスいいです。まずは一曲、ハートクライム。

 

Hate Crime - Austra http://www.youtube.com/watch?v=R2U2XIFIIg8

 

ジェニ・ミッチェル風というか。幾分、暗めのフォークロックが私の好きな感触です。この人も日本には紹介されないシンガーです。プロモビデオはないが力はあると思います。

 

Austra -"Lose It (Diamond Rings Remix) http://www.youtube.com/watch?v=NYcBcY1DCN4&feature=related

 

 

少し前にAKB48の「会いたかった」を聞いたのですが、ピンと来ませんでした。会いたかった会いたかった、会いたかったイエィ……というのネ。表面は元気です。

 

「好きなら好きと言おう」私も好きなんだから、さっさとコクれ、いう訳です。相愛ならコクるのもいいのですが、男の子にコクらせようとするのか、自分でコクろうとするのか……そこがよく判りません。

 

どちらにしても上手く行かなかった時に、責任をどう負うか問題で……あまり考えない。それで元気なんです。空元気も元気ではありますが、意味がない。

 

洋楽の女性たちは、うまくいかない悪いケースも考えているから暗い。それでいいのか悪いのか? ではケイト・ブッシュ風のお姉さんフェリシティを一曲。

 

FELICITY GROOM - Finders & Keepers

 

http://www.youtube.com/watch?v=pU7QyBDk_qk

 

こういうyoutubeの曲というのは「youtubetomp3」サイトに行くとコンバートしてくれます。そういうサイトは幾つもあるが、最初は操作が判らない。いじっている内に判ったり、やっぱり判らなかったりする訳です。

 

どんな事も上手く行くとは限らず、失敗した時は自分を強く再チャレンジするのです。覚悟がある、だからチョッと暗くなる。では民族音楽風のフェリシティでもう一曲。

 

FELICITY GROOM - New Years

 http://www.youtube.com/watch?v=JlsByT601v0&feature=related

 

 

フォークは路上ライブから始める事が出来ます。ただ最初に何をするか、したいのか自分を明確にしておく。初歩的なテクニックも持っている必要がある。それはないと出来ない。リッシーいうのか、この娘が路上からのご挨拶。

  

 Lissie - Everywhere I Go http://www.youtube.com/watch?v=1ouML75DMFM&feature=fvwrel

 

 

いいでしょう! Jポップスにない潔さがあって、それが激しく訴える。でもこのリッシーさんは、もって出来るだろう。ロックに近い力を全開にしたら、もっとイケそうです。ではギターもエレキに持ち替えての続けて2曲。

 

Lissie - When I'm Alone (Live) http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=yRlXausKdiQ

 

Lissie - "Bully" LIVE http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=sKU4LjY3rgU

 

 

こういった曲をmp3形式で、CDRやmp3に入れて持ち歩く事になります。やり方を違えて、もっといい形があるよ、そういう方法は知ってる方は教えて下さい。hataさん選曲が悪い、こういう曲があるよ……そういう方もコメントをお待ちします。

 

 

 ●「ブログでDJ」シリーズは2008年に、4・2、4・3、5・4、10・2、12,15 9年に入って1・2、3.29、4.4、8.17、9.16、11.25 10年には1・31、9・9、11年に2・14、7・11の計15回ほど、やっています。次はいつか判りませんが、お楽しみに。

2011年11月20日 (日)

糸井重里さんとつくった健康手帳

Photo本田美和子医長の講演を聞きます。医長と書きましたが、独立行政法人、国立国際医療研究センター、エイズ治療・研究開発センター外来医長という肩書きで……ちょっと訳が判らない。

 

遠慮せず平たく申し上げると、リスをトレードマークに使っている40代のオバサンです。その主張を要約すると命を大事にという事になります。しかし、その大事いうのは管理して長持ちさせる事です。

 

医長が勤めていた病院の駐車場にクルマが入って来て、クラクションを鳴らす。見に行くと患者はハンドルに突っ伏している。喘息持病のある患者は、自家車で病院に出かけ、途中で悪くなり着いた途端、事切れたのでした。

 

医長は家族に送ってもらえば、救急車を呼んでいればト言われるが……それは解釈が合えばいう事であります。たとえば日本の地下鉄サリンが教訓になって、ニューヨークのテロでは救急隊は、予測したかのように動きました。

 

喘息で調子が悪い時は救急車を呼んでもイイそうです。よくないのに自分で運転すると事故につながる。しかし人にもよりますが、一般論としてはどうか?「タクシー使えよ」いう意見になりそうです。

 

阪神大震災の教訓は東日本に活用されたとは言えません。国にもよるのです。医長の専門の一つにHIV、エイズがあるのですが、国によってHIVは減っている。しかし日本はあまり減ってないのです。

 

病気を管理して行けば命は以外に長持ちする。エイズももっときちんと管理すれば……私はこの話の段階で、あまりピンと来てませんでした。さて、講演の主題はHIVではなく健康手帳を作ろうという事です。

 

母子手帳があるように健康手帳を携帯すれば、救急患者に対応出来る。対応したい。本田医長は意欲的です。しかしそれには自分の身体の事を棚卸しして、手帳に書きつけ手近な所に置け、単純にいうとそうです。

 

私は反対ではないのです。ハンドルに突っ伏して事切れるような人は、自分を大事にしたいか言うと必ずしもそうではない。家族に面倒みられたくないから自分ひとりで来たのかもしれない。

 

60代前後になった人は、あまりもう調子がよくない自分に気がついています。ユウウツな棚卸しなんかしたくない。手帳なんか書こうと思わない……全部とは言いませんが、そういう人もいるでしょう。

 

嫌な事を考えたくない。ケセラセラ、なるようにしかならない。生き甲斐の何もなく、晩酌だけを楽しみに生きる男も多い。多数派かどうかは知りませんが3割とか4割とか、もっとか、そういう数が上がるでしょう。

 

繰り返しますが私個人は医長に賛成です。ただ国にもよりけり人にもよりけり。この日本の男の意欲というのは、40代女性の医長にはその辺の把握が出来ていないのでは……

  

 

●本田美和子医長 

http://dock.cocokarada.jp/interview/me_04.shtml

 http://jp.sunstar.com/3.0_health/women/women08_1.html

2011年11月18日 (金)

何があっても大丈夫 櫻井よしこ

Nani BOOKOFFで櫻井よしこさんの「何があっても大丈夫」という本を見つけます。これは自伝で、私より友人に好きな方があります。「何が……」は櫻井さんの2番目に重要な著作で、1番は「異形の大国中国」です。

 

友人に見せびらかしますと「読んでない」と言う話で上げちゃいます。どちらかいうと私の関心は「異形の……」方にあります。どこに関心があるかというと、それがタイトルに出ています。

 

中国を形容するのに異形の大国、この物々しさは? 桜井さんは何を言おうとするのか。内容は読まなくとも判ります。中国は怖いというのでしょう。

 

サブタイトルが「彼らに心を許してはならない」ですから、実際にそうでしょう。その理由を「何が……」の方にも求めてみたい気もします。しかし上げちゃった本は読めません。

 

いえ、新潮社のサイトをのぞくと立読みのコーナーがあって、少しなら読めます(下に参考)ここで読んでアアと思う。実は私は学校の中退を決意したことがあります。家族に相談せず、自分で決めました。

 

櫻井さんの進学断念を面白がってはいけませんが、櫻井さんの資質がここに出ています。お母さんに相談せず、いきなり担任に申し出る。担任は相談に乗ろうとするが櫻井さんは心開くことが出来ない。

 

立たされた立場に緊張されたのでしょうが、元々コミニケーションが上手い方ではない。更に理由を言えば、父娘間の学びが足りない。お父さんは……お母さんだけではフォローが出来なかったのでしょう。

 

櫻井さんは担任に理由をいっさい言わず、進学を断念しようとする様子が見えます。担任は原因をシリョクかと聞きます。櫻井さんは意味が判らず、それでも意味を聞き返さない。

 

後のニュースキャスターらしくない。視力、死力、思力……判らない事があったら調べる。でなければ、ここは教員室の担任の前ですから聞くしかない。聞くべきを聞いてない。ここは異国なのか?

 

桜井さんには心開く友人がいない。いい友だちも悪い友達もなく……ひとり自室でタバコを吸おうとします。タバコの吸い方が判らなくて、お母さんに教えてもらうのです。

 

その模様を「よしこ不良になる」と題されています。ユーモラスに強調された点もあるかとは思いますが、この題は当たらないのではないか? 私などは考えます。

 

私は退学の後どうしたか、それともここから結論に行くか迷うのですが……簡単に言います。退学後、縁の切れた学校に謄写版を借りに行きます。束の間の母校で、ガリ版刷りの詩集を作らせてもらう。しかし、その話はまた……

 

中国は怖い、怖いが隣国であって逃げる訳には行かない。心許すどうか別として、上手く付き合って行くしかない。このタイトルからいくと櫻井さんは今も、コミニケーションは上手くないのでは?

 

よしこ不良になる、彼らに心を許してはならない。ト2つのタイトルを並べて「大げさなのが、好きなのか」私は櫻井さんの「異形の大国中国」を買ったもんか、あったらですが……どうしたモンかと迷う訳です。

 ●「何があっても大丈夫」 http://www.shinchosha.co.jp/books/html/425307.html