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2011年7月26日 (火)

伊集院静の脱無頼

Izyu 伊集院静さんのTV、ラジオ露出が多い。それを3回観、聞きします。伊集院さんは60過ぎた男性作家で、いわゆる無頼派と言われる。無頼派とは呑む打つ買う、つまり遊び人をやっての作風をいう。

 

一家は韓国系、お父さんが在日して大成された。カミさんが夏目雅子さんだった。別な女性との間に、女優から作家に転じた娘もある。近作「大人の流儀」が売れている。そういう人です。

 

それで何が面白いか? その近作が夏目さんの死から「立ち上がれた」いうような動機がある、らしい。なんだ、私もいつも書いているトラウマ動機ではないか……物事はブッチャけ過ぎると身もフタもなくなる。

 

身障者になるというのは、ある意味で自分が死ぬ事です。親が死ぬと物事が進まなくなります。あれをアアしなかればならない。これをコウしたい……アアにつけてもコウにつけても、親が思い出される。

 

伊集院さんは夏目さんに、ワインが飲みたい言われた。何とかいう高級ワインで、当時の伊集院さんは買えなかった。私のように安いモーゼルの白じゃ、いけなかった。

 

それでそれが悔いになるんです。金に仇を討つように、博打に酒、女を買う……と言われます。ただ別な動機もありましてね。お父さんは立派な実業家、伊集院さんは待望の長男でした。

 

しかし反発して父を継がなかった。それでマスコミいうか、CM業で夏目さんと知り合う……つまり金ではお父さんに勝てなかった。コンプレックスがある訳です。この辺が無頼派になった理由のようです。

 

身障者の身障も、意識してもしなくても簡単に楽になりません。生来の身障と大人になってからの身障は、むしろ似ています。私は中途障害で、この辺を一覧します。

 

時間が立ち、夏目さんの死の傷が癒えた。それで仕事を頑張ろういう気になられたか? そこの所ははっきりとは言われない。仕事を増やしたそうです。2倍に増やすつもりが3倍になっている。

 

障害体験を応用して伊集院さんのトラウマも見てしまう。いえね、グンとスケールは小さくなります。手書きをワープロに変えた時です。私も原稿量が増えた事があります。

 自分のでなく、他人の障害問題を重ねて書くようになります。それで現在に至るというか。その事はまた続けるとして、伊集院静の脱無頼ぶりに期待しましょう。

●情熱大陸 伊集院静 http://www.youtube.com/watch?v=zDrlCb6qagc

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