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2011年3月

2011年3月31日 (木)

超バカの壁 養老孟司

Youro

東日本震災をTVや記事で見て、何か自分に出来ないか、そう思う人が多く、それは立派なことと思います。ただ当り前の話、当人にしか出来ない事も多いのです。震災から立直るのも、私は体験した本人と思います。

たとえば熊本市では引越して来られるならト公営住宅や家具を用意しています。しかし災害現地では引越せば逃げ出したと見なされ、この地で復興を目指そうとの暗黙の約束が交わされる。現地に留まられるか、どこか行かれるか。それは本人の判断です。

私は10才で身障者になったのでPTSDがありました。震災を受けられた方の気持ちが、これと照らし合わせると少しだけ判ります。養老孟司さんも「超バカの壁」でPTSD体験を書かれます。(戦争と震災のPTSD)128ページ、ここでは神戸震災が言われる。

地震と前の戦争とで同じような被害を被ったが、地震の方が酷かったいわれる。戦争は軍部や米国が悪いと人のせいに出来たが、地震ではそれが出来ない……ような意味です。それでPTSDは外側から手を入れて直す事はできない、ような意味とつながる。

私も30代以降までもPTSDを引っ張りました。そこはそうだろうと思います。河合隼雄さん級の専門家と言えども話を聞くだけ、立ち直るのは本人と考えます。

回り道を損やマイナスと考え、無理にも得やプラスに持って行くのは考え方が足りない。自分と周囲、つまり社会とを一度は切り離してみる必要がある。切り離した事のない人が多いので……それはどうなるのか?

少なくともプラス思考だけでは片づかない。体験なしに本だけで自分を変えるというのも無理では……簡単にいうと養老さんも、そう考えています。私の我田引水かどうかは、超バカの壁を読んでみて下さい。

……とは言え、もう限界いう人は熊本や宮崎や、どこでも好きな所に逃げ出していいと思います。命あってのもの種ですもの、障害児になったのがショックだから自殺した。自殺した方がいい……そういう人はいない。

最近、心理療法士やカウンセラーになりたい人は増えています。それにはPTSDを外側から治せるとの誤解があるからではないか? PTSDを負うことで、その人は個を生きる事を余儀なくされます。

個とは個人の、学級の友人や会社の誰とも違う自分を抱える事です。10才の子供に誰でもない自分を持つことは辛い。いえ20代だろうが、50代だろうが基本的には一人きりの個は辛い。

個の責任は何もなく、皆と同じ物を食い、皆と同じ物を着て、同じ生き方をすれば随分、生きるのが楽です。でもいつまでも皆と一緒という訳には行かない。そこがバカの壁を超えています。

しかしそこが判り難い。私のように病気をする人もあります。家族を亡くす人もあります。養老さんは早い時期にお父さんを亡くされている。父の死をきっかけに物事を深く考えるようになったト言われます。それが大人になるという事です。

仕方がないのです。起こってしまったことは「水に流す」しかない。そうして大人になると言うことです。超バカの壁は心理学的なアプローチの後に、実存的な結論が出してあります。

2011年3月30日 (水)

JAFには入ってません

Jaf 自動車保険について時々書きますが、保険本体に関しては差がない。あるいは判らない場合も、ロードサービスに違いは判ります。それでロードサービスを表に立てる会社もある。ロードサービスで選ぶのも手かも知れません。

私がダイレクト系の自動車保険に入っていた頃に、入った後で会社がロードサービスをつけた時にはびっくりしました。あわてて会社に電話をしたくらいです。会社はTVCMで、ケータイのGPS機能を使って故障車を探し出す……宣伝をしました。

パンフではJAFが要らない、JAFにとっては迷惑な宣伝もしていました。その影響か私は身障者の癖にJAFに入った事がなく、何となく必要がないものと思っていました。

身障者はほとんどの人が、パンクしてもタイヤ交換が出来ません。あれやこれやもからめ出来ない事が多いので、JAFには入るのです。女性もそうなのかもしれません。それでかどうか、JAFには身障者割引があります。

身障者は年会費だけで入会金がいらない。ただJAFの年会費は5年まとめて契約すると誰でも入会費分は差し引かれる……そういうシステムにはなっています。知りませんでした。

何も知らないヤツと呆れないで下さい。東京海上を初めとする自動車保険会社約10社は、独自にはロードサービスはしないで、JAFと提携します。そういった提携各社では、社では簡単なロードサービスをつけ、丁寧なサービスにはJAFに入るよう持って行く。

JAFも自社サービスだけでなく保険会社と共同での特別サービスを付ける。そういう流れになっています。存知でしたか? オイオイとJAF系のサービスと、独自系の自動車保険サービスはどっちがいいか、そういう問題にもなります。

人によりけりですが、お泊まりで県外に出て行く事が多い。そういう人は宿泊費などもカバーする独自系がよく、パンクやチェーン巻きに止める簡単サービスはJAF系でいいのではないでしょうか?

この他、JAFに現場で入会という手があります。これは基本料金から1000円値引くのが原則ですが、JAF隊員にも『新規入会目標』のノルマはあって、達成ができてない隊員は、作業料金等をくるめて無料にする人もあるそうです。

あなたがもしJAFに未入会でしたら、次回ロードサービスで高い有料サービスを受ける際、この記載を思い出し、隊員と交渉してみて下さい。安く上がるかも、かも知れません。何? 私はどうするつもりかって……さあ、どうしましょうかねえ。

2011年3月29日 (火)

誤報あり

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「日本は敗戦直後のようになる」ひとり暮らしの高齢女性が介護者に、ささやいたと言います。「米を10キロ、いや20キロ買ってきて欲しい」と、その介護者は頼まれた。

hataさん、深夜便で何か聞いた?」と私が逆取材される始末です。それは18日の朝の事になります。

情報はどこから出て、客観的には何を意味するか? 難しくこれをいうとメディア・リテラシーです。高齢女性の愛聴番組はラジオ深夜便に、ほぼ違いない。ではNHKがそんな事を言ったのか? ……確認はとれず、ここから話は謎に包まれます。

25日の深夜いうか26日の朝、田原聡一郎「朝まで生TV」では外国経由で誤報が伝わっている事に言及される。「30キロ圏内をキリよく50キロと言ったのだろう」と、それはそうとだけ解釈をし、おしまいでした。しかし現実は少し複雑でした。

外国報道も日本の震災について報じました。初めは地震への東京の対応ぶりが多かった。しかし東京の模様から、原発への恐れに切変ると外国報道は急転する。重大事故は可能性を飛ばし、東電の隠蔽体質を直に指摘し、政府は批難されます。

NHKニュースは、その外国報道ぶりを報じたのか報じなかったか? 「Exodus」という単語には大量脱出、集団疎開の意味がある。東京にそれがあると外国報道は報じた。間違いですが、センセーショナルな方が、よく売れる理屈……冷静を取り戻すには時間がかかる。

それから高齢女性は自分の言った事に消極的なります。

「米は10キロも一人で食べると大分、かかる。米はあまり古くなってもネエ」話がトーンダウンして、どこで何を聞いたかも曖昧になっていく。私としては深夜便や、NHKニュースの非難は出来ない。

外国報道が誤ったひとつは、政府や東電の情報の出し方にもあるが、それだけではない。報道は明らかに状況を読み違い、間違えた。CNN、ロイター、第一級新聞の記者でさえ、ここを書き損なうという。

その間違った国外報道が、間違った国内ニュースにつながる。その影響を受けた、誤った判断を生んだ。そして私が原稿を書き始めたのは28日現在だが、間違いのないように読み取り願いたい。ここでの基本ニュースは日経ビジネスによる……と明記します。

    http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110325/219150/?rt=nocnt

風が吹けば桶屋が儲かる式に、因果をつなげて安心する方法を教えたのは誰か? 東日本地震から原発事故に至るニュースは人を不安に落した。洋の東西を問わず、因果律からの解放は難しい……間違った報道はむろん正しい報道さえも、間違いに手を貸すのだから。

●画像は、次第に満開に近くなる熊本市のサクラ。

2011年3月28日 (月)

フェイスブックはやらない

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方針……という方向にまとまります。そうは言っても絶対やりません、そういう事ではないが、これならツイッターの方がまだ性が合ういうのが、フェイスブックへの私の答えです。

ミクシィの時もお誘いは合ったが結局、それに乗らなかった。ミクシィは基本的に有料で、仲間内で親交を深めます。身障者福祉協会も基本的に、そういう性格があって私としては十分なのだから。

仲間内に回っている情報は深いかも知れないが、狭くて利用範囲が限られてしまう。たとえば車椅子身障者はセーフティ肥後の存在もあってホンダのクルマに乗る人が多いのです。

身障者にクルマを勧めたのはホンダの主催したセーフティ肥後で、その役割が終った今も、熊本の身障者はホンダを選ぶ率が高いのです。その縛りは今は身障者の選択を狭めているように見えます。

友達と一緒にホンダを選べば安心な反面、心ならない選択を強いられる面も出ます。トヨタよりも日産よりもホンダを選ばされる……クルマとして悪い訳ではなく、あくまで選択を限られると書いています。

可能性を狭めてはならない……というのが私の重大なポリシーであります。つまりフェイスブックですでに知っている人と、どう交流を深めてみても……いうのが私の感じです。

ツイッターの場合は早い時期に入ったので、今より作りが簡素簡単でした。その後で爆発的に広がってドンドン改良されて、今のツイッターになら私は入ったかどうか?

言葉によるコミュニケーションは基本的に女性のものであって、男は基本的にノミニケーションと思われます。(私は飲まない、飲めないのでなく飲まない)パソコンの発達は、ある意味で男文化の否定でしょうね。

むろんフェイスブックも暫く、短い期間だけでもやってみる。そういう選択もありでしょう。なぜならツイッターも、ブログと連動、書き込みだけを行っています。あとは新聞記事、ニュースの項目検索として機能します。

それでまあ、日経21の4月号記事をチェックしている所です。「人気の秘密がまるわかり」という記事です。やはりその気にはなりません。すでに日経では1冊本も出している「FACEBOOK」980円。

パソコン通信の昔からあった伝言板、チャット、メール……そういう印象です。私としてはあまり活動を広げず、もう少しちゃんとした執筆活動に向うべき……ではないか? そのような判断です。

2011年3月27日 (日)

ハートブルー 映画

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映画には矛盾があります。あまりの子供あつかいは観客の自尊心が許さない。さりとて所詮は娯楽、問題を考えつめる根気はない……ストレスは発散したいが暴力礼賛では社会のルールに反し、せめて警察やFBIと正義の旗をつける。

そして射撃やサーフィン、スカイダイビングと3本立てに退屈させない。その間には追いかけっこのスピード感も盛り込みます。平穏で大人しい市民生活の一方、観客は刺激の強い娯楽を欲しがる。

刺激をエスカレートさせれば、観客より先に監督自身もその刺激の中毒になっていく。チンピラや悪役なら、セックスや麻薬を使い、それを売買して楽に稼げる……そういう幻想をふりまいて行く。

ストレスのない生活は幻想で、犯罪者は中毒者として破綻する。強い刺激を求めていけば平凡な市民といえど安楽にはいきません。週末を映画やゲームで埋めるなら、同じような中毒者の終わりしかない。

最初の頃は射撃が見せ場の西部劇でありました。そして犯罪ものはフィルム・ルノワールと言われました。カーチェイスで売った映画ではフレンチ・コネクションいうのがありました。しかしそれでも飽き足りなくなってしまった。

「体制が人を去勢している。棺桶みたいなクルマに乗って出勤するゾンビたちに、本当に生きることを見せる」犯人側のリーダー、ボディはニューシネマみたいなセリフをいう。でも言ったとたんに、その全能感が破綻します。

その女性の反発を買い、仲間を1人づつ見殺しにしていくしかない。ボディはこの映画の製作に当たったジェームス・キャメロン監督を反映する。ボディからジョニーに男を乗りかえる女性に、監督自身、キャスリン・ビクローさんが反映されます。

金も成功も若いこともカッコいいことも、すべては空しく中毒者の夢に過ぎない。この映画を複数回観れば、その作りが寒々としていることに気がつきます。この映画を作った後で、結婚していた二人は別れ、やがてアカデミー賞を競うことになる。

ずいぶん華やかな夫婦ゲンカですが、喧嘩はケンカにすぎず、愛の実りではない。キャスリン・ビクロー、監督自身が娯楽映画の虚妄性を判りながら、その映画から離れられない。すでに暴力の中毒であり暴力を描くことからしか映画が撮れません。

主演のP・スウェイジさんは「ゴースト、ニューヨークの幻」で出世した俳優さんですが、この映画以降は仕事に恵まれず、若くしてガンで亡くなったという。平凡にあれば、華やかさと幸福は重なって見える。実際には別のことのようです。

現実にも矛盾があります。これほどの発電事故を見ながら、私たちまだ、新たな幸福の価値を見出せない……映画の結末は今、私たちに重なって行きます。カッコいいことは何てカッコ悪いこと、でしょうか?

2011年3月26日 (土)

ハートロッカー 映画

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タイトル自体に発案者が出ているといいます。映画というからには娯楽作か、違うかが問題ですが……風変わりではあるが一種の娯楽作と私は感じます。証拠として映像のような爆破場面にスローモーションが被さります。

サム・ペキンパー監督が西部劇などのバイオレンスの緊張を強調するために使われた手法で、その前にはなかった。パタンと倒れるだけ……その点だけを取ってみても、戦闘暴力の強調によって成り立つ娯楽映画といえます。

これは爆破処理班が任務にあたる模様を追う映画で、物語は署略され、いきなり緊張場面に入る。緊張シーンばかりをつないだ感じです。するとよくある小説の映画化ではなく、ゲームを映画化した印象が残る。

冒頭に「戦争は麻薬である」という意味のエピグラムが提示され、これは新任の処理人ジェームズの生き方を暗示しますが、直接ではなく複雑な比喩になります。

極端な緊張感に慣れたジェームズは、奇妙な印象があるだけでなく、家庭や日常に意味を見失っている。戦争による後遺症、いわば中毒と見られます。その描写は冷ややかで、観客としては共感できません。

ここでは水泳中毒のタイトルでブログを書いています。私は62才です。もっと妙齢で、女性とデイトするよりプールに行った方が楽しい。そういう人は現実にいらっしゃるようです。語弊を恐れずに言えば実存主義であります。

結婚して我が家の庭に花を作ることや、イスにレースの背もたれを付けること、そういったあれやこれやに関心が持てない。戦場の爆発物を命がけで処理する緊張と、その終了にしか意味が見出せない。

緊張が麻薬のように身体を駆けめぐる、それにしか意味が見出せないとしたら……それは戦争中毒ではないか。その辺にキャスリン・ビグロー監督の、穏やかならぬ主張があるらしい。

反戦、社会派いうよりジェンダー主義の観点から、男はもっと家庭での役割を担うべきである……そういう主張と思います。戦争なんかに行かないで育児でも手伝いなさい……この部分が軍人会に嫌われ、批判を受けたのだろうと思います。

映画内容をゲームに似せることでイラク戦争を矮小化する。そこに監督の意図もあるのではないか? もしそうであるなら、私は監督に反対しない。さらに矮小化してプールとデイトは、どちらが楽しいか……真剣に考えている所です。 

ある種の実存的な戦争映画という意味でシン・レッド・ラインが似ています。テレンス・マリック監督は新作が進行中というが、まだ出来ないのだろうか。日本では誰にあたるか「ビルマの竪琴」の市川昆監督になるでしょうか。

2011年3月25日 (金)

エアフィルター

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カーショップの無料チェックに行きました。「交換を要す」のチェック項目でエアコンフィルターが出ます。価格3000円だから、店に有り合わせ、たぶん三菱純正ではないでしょう。

前車の時はどこのカーショップにも純正パーツがありました。今回アイはそうは行きません。アイのエアコンフィルターの交換時期は1年又は10000km。

三菱純正エアコンフィルター 5775円

ボッシュ エアコンフィルター(活性炭付き)4480円

この辺りが代表的な高級な方のパーツ。価格は判りませんがダイソーのエアコンフィルターも、よく使われます。(私のもそうでした)

だがエアコンでないエアフィルタは? ただのフィルターについて一般に知名度がなく、カーショップにも現物がなく、価格だけ聞くと2500円程度と判ります。しかし注文は出しません。なぜならエアフィルタは走行にも影響が大きいパーツです。

三菱に行く前にネットで調べてみると、純正や純正に準ずる物がありーの……これに一線を引いてキノコ型という大型のエアフィルタがあります。オモシロそう! ただアイはリアエンジンの関係で、エアフィルタについてはエアコンとも混同されています。

どうも、よく判りません。何だかんだ言っても特種なアイですからねえ。過剰性能のパーツは後が怖い……なぜならカーショップでオイル交換したら店員がアルミねじをネジ切ったという。オイルが漏れるようになった人があります。

アイは軽自動車としてはオイルを異例に量使い、オイル切れのいいように工夫の排出穴、アルミねじにはまで沈殿物フィルターを付ける。芸が細かい! トヨタやホンダの普通車もこんな事してないゾ。

それはいいとして、三菱に行ってエアフィルタに関して聞きます。

「判りました。見ましょう!」そしてお答えは?

「距離走っていないのでフィルターのゴミを飛ばしときました。パーツを変えると2500円位になりますが、今日はいいです」

無料ですって……このブログは店の担当にも読まれたようで私のケチもバレてるか。

そういう訳で不明の事態には、このクルマに限っては純正をお勧めします。帰りは唖然、フィルターゴミを飛ばしただけでビューンと走りが伸びる、お調子もののアイであります。

●画像は店頭ツートンカラーの新アイミーブ。

2011年3月24日 (木)

豚足を作ろう

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あまり行かないスーパーにたまたま行くと、豚足を売っています。料理済みではなく縦割りに切って冷凍した、そのままの豚足。前から関心はあっても、なぜか買わなかった食糧です。これをこの際、買おうという気になります。

料理法は知りません。そのまま炊けば食えるか……そう甘くはいかないでしょう。ネットで検索すれば何とかなる……ネットがあれば出来ない事はない。妙な自信を深めています。1Pが100円、料理した物の半分以下の価格か?

多分、ニンニクやネギで匂いを消しながら茹でる……その筋の料理人なら多分そうです。生姜も入るのか? 圧力釜を使うのか? 私は圧力を持ってません。不安と言えばその辺が不安です。

要するにカレーを作る要領で煮込む……いえ茹でるだけ、茹った所で豚足とスープに分ける。豚足は甘辛く煮付けて、スープは豚骨の、ような物ラーメンか、チャンポンを作る。そういった所でしょう。

最近、流行っているコラーゲンの大元のような食べ物になります。ただしコラーゲンは体内に取り込む目的で経口摂取しても、必ず体内でのコラーゲン生成に使われるとは限らない……回り回って一部が使われる。

その筋のTVCMの八千草薫さんには悪いが、コラーゲンにはそのようなエクスキューズが付く。最近ではサプリの他に牛乳売場の脇にもコラーゲンドリンクが売ってあります。

コラーゲンを飲めば即、体内で自分のコラーゲンになる。単純にそう信じて飲まれている訳です。メーカーもその辺りは曖昧に、嘘にならないよう微妙に言い回す。

「ヒアルロン酸、コラーゲンなど、美容サポート成分をたっぷり配合。たくさんの美容サポート成分が働き、健康と美容をサポートします。内側からうるおいを実感して下さい……」なーんちゃって。

スーパーの駐車場で、近所にお住まいの八千草さんに会います。

――今日は、何か掘り出しもんはありましたか?

「掘り出しもん(笑)ですか? 何かありました?」

――豚足を少し買いました。

「それ、私も見ましたが料理法が判らなくて……ご存知? あと、生々しくてちょっとタメライますねえ」

コラーゲンドリンクが売れる理由は、豚足、怖い。誰でも多かれ少なかれ、言ってる事とやってる事には食い違いがあります。安全といえば必ず安全と認識される物ではない。逆に……

ヒアルロン酸に関しては世間で思われているような無害なものではなく、アレルギー誘発物質としての注意書きがある。厚労省からは厳重注意が言われている……ト、少なくともウイッキペディアはそういいます。

ヒアルロン酸って原子力発電のような物、みんなで食べれば怖くない。いえヒアルロン酸ドリンクも、みんなで飲めば怖くない。

●映像は開き始めた熊本市のソメイヨシノ。

2011年3月23日 (水)

大事なこと

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21日の22時23分頃、熊本県で地震がありました。気象庁によると、震源地は同県熊本地方で、 震源の深さは約10キロ、 地震の規模(マグニチュード)は3.5と推定。

「昨日、地震があったよ……ありましたよね?」

――ありました。結構、長く感じました。

「とうとう熊本でも思うて怖かったあ……」とまあ、そのような会話が飛び交います。緊急時に大事なことを順不同で並べます。

糖尿病にインスリン、高血圧には降圧剤、肺気腫に酸素ボンベなのです。最後のボンベはともかく、自分に必要な薬品の名前を具体的に覚えておいて伝えられる……災害が起きなくとも大事なことです。

「血圧を下げる薬」「血糖値を下げる薬」「血をさらさらにする薬」といった表現では薬は特定できず、現場で医師は困ると言っています。また喘息の吸入ステロイド、リウマチの抗リウマチ薬も処方必要が高いとされます。

水の保全、津波の場合は水道から出てくる水は安心出来ません。出来れば少し汲み置きを、むろんペットボトルで買置きも考えましょう。私は数日分の湧水を常時、汲み置きます。緊急用ではなくコーヒー用なのですが……

今すぐではなくもう少し経ったら言うことですが、乾パンやビスケットの類を少し買い置きするべきでしょう。台風停電に備えてとして私はすでに書いております。(ダイソー・ビスケット10・2・9)今年はもう百円じゃ無理かな。

懐中電灯、電池駆動のラジオ、そしてむろん電池が古いと話になりません。年に1度くらい買換える方が無難でしょうか? あ、それより重大なのはケータイです。

難しいから嫌いなんて言い訳は、こうなって見ると許されない。こういう前例があってみるとケータイを持たないのは生存に向けての怠慢といわざるえない。不真面目と言われても仕方がない。

矛盾するようですが固定電話が使えないという所もありました。そこではケータイとパソコンでのメールが有効だったそうです……何でも使えるようになってないとダメという事でしょう。

避難所生活では病気になる危険性が高くなる。低体温症はその一つ。増山茂医師によると、体の中心部の温度が35度以下になると低体温症とされる。体表の温度ではない。信頼できる症状は震えという。低体温は油断がならず、低体温症は気持ちを狂わせる。

避難所に古い石油ストーブを持ってきた人がいました。木造の隙間のある部屋を前提に、昔よく使われたストーブです。しかし今、部屋に隙間はなく危険です。なぜなら一酸化炭素を貯めこむ。機密性の高い住居では排気が出来ないからです。

2011年3月22日 (火)

ザ・レイプ秘密 映画

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スーと観ていても何だかよく判らない。主演女優のクララ・ラゴさんが魅力的でつい見てしまうが、出来損ないのスペイン・サスペンス、猥褻感の足りないポルノ、観念的なジェンダー映画……悪くならいくらでも言えます。

しかしこの映画はジェンダーでもポルノでもサスペンスでもない……と観ないと面白さは出て来ない。では物語を少しだけ説明すると、幼児期に二人は好奇心でよそのクルマを動かしてしまう。

坂道でブレーキを緩めると、クルマはするすると滑り、坂下のクルマとぶつかってしまう。二人は示し合わせ偽装工作を行い、自動車事故を装う。二人だけの秘密にする。サブタイトルはそこから来ている。

そんな危ない二人も16才になって高校に通っている……という所からが本筋、設定の16才はサバを読んで、俳優は20代です。時代設定も現代ではなく40年ばかり昔にした意味は?

猥褻でこそない物の堂々のベッドシーンがあり、屈折ぶりを見せつける演技も重厚な、クララさんの出番はいいですねえ。この映画からではないがクララさんの新しい映像です。無断借用ゴメンナサイ。

レタリングの才能もあり、男に比べ頭もいい、そういう女性がなぜ恋人に引きずられなければならないか? もう物語は書き込まないがドラマは、そういう展開になる。

美貌と才能と頭脳でも人生に乗り出して行くには不安を伴う。他に何が必要なのか……お金だなんて俗な事は言いっこなしにしましょうね。ただしスペインは、この映画を作る時から経済破綻の危機にある。それは現在も変わらない。

40年昔にはそれはなかった……この映画に出てくるCDは不明の音楽媒体です。録音された音楽は数年で消えてしまうと言われる。昔はCDを本当にそう言った。不明の現在、40年前の不安の象徴としてのCD……

原発という不安を理解した日本でも、今後には昔のような安心感はなくなるでしょう。九州にも原子力発電はあって地震のたびに、噴火のたびに、私たちは表情が曇る事になる。それはこの映画のように圧し掛かって来るでしょう。

そして女性にとっては不安自体が克服しかたい。そう監督は言いたいらしい……日本でも地震や津波は不安の対象としてあったので、今も原発は予断を許さない物としてある。

美貌や才能や頭脳がある人はそれをもって、ない人はそれなりに自立しなければいけないが、自立に伴う不安は消えない。不安は男よりも女性に大きく圧しかかる物か? 映画はその辺を言いたいらしい。

私は時に、死ぬのが怖くて身障者が務まるか……なんてキザせりふを吐きます。自覚するしないはありますが、身障者は誰でも一度は死の体験を抱えます。だからなのか、今さら不安は言いま……それは人にもよるのか?

欧州映画に米国映画のお約束はない。いわゆるハッピーエンドで、この映画はないのです……それにしてもクララ・ラゴさんの魅惑的なお姿を何に例えましょう。篠山さんと組んでヌード写真集を出した、懐かしい頃の宮沢りえさんといい勝負かな?