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2010年4月13日 (火)

簡単にはいかない

143_00572_2 身障者は調子が悪いと簡単に行きません。放送大学に行くつもりが定刻に遅れてしまう。門に車をつけると放送大学側の駐車場は埋まったらしい。係員の指示により熊本大学側の駐車場を借ります。(大学は同じ所にある)

いつもより長く歩いて放送大学の駐車場を振り返ると、身障者用のスペースだけがポッカリと空いています。係員の言った事はきれいに裏切られた訳で、私は笑うしかありません。

むろん係員に悪意はなく、時に普通スペースより先に埋まる事もある身障者スペースであります。管理は難しい。不行届きとか管理とか責める物でも、この場合ないでしょう。

それでなくっとも係員を雇えば月給がかかり、駐車器械を置けば購入費がかかり設置費も要る。61才の身障者は就学の志は低い……これは私の事です。大学としては不景気の折といえ、のんびり構えるしかない。

私としても体調は悪い、どこにも行かないでラジオかステレオでも聴いていればいいので、その気になったのが悪い(笑)私の場合は車を使うので迷惑と知りつつ、このケースは多くなります。

先日はニュースショーで、高齢者の京都旅行を取り上げていました。車椅子に乗るに抵抗がある、この場合は身体的抵抗でなく精神的な物を指します。それでも旅行はしたい。そういう内容でありました。

本人はお祖母ちゃんです。お祖父ちゃんは先に亡くなった。お祖父ちゃんと約束があったそうです。その内、いつか二人で京都を見て回ろう。約束は約束のまま、お祖父ちゃんは病を得て、寝込んでしまう。

お祖母ちゃんは看病をするが、約束は果たされないまま亡くなってしまう。今ではお祖母ちゃんも昔の元気はなく、車椅子には乗りたがらない。約束を知っているのは子供等だけです。

今はヘルパー付き旅行というプランを請け負う、業者というか営業があるそうです。半日から1日の介護で4万円とか、そういう価格設定でした。半日といえども準備から入れると1日では済まず、オーダーメイドと言えば使い回しも効かない。(熊本にはない)

身障者の周りには営業側にも利用者、本人その家族にも厳しい現実はある訳です。私も車で行けると行く。バスでは行かない(笑)バスは通ってはいますが簡単ではない。調子が悪いとさらに簡単でない。

ポッカリと空いた身障者スペースに、4月はじめの風は5月のように温かく吹いています。風に見とれていては遅れた講義をさらに聞きそびれてしまいます。急げ。

●ヘルパー付き旅行

http://www.47news.jp/localnews/miyagi/2010/02/post_20100213081637.html

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