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2010年4月23日 (金)

言葉調査 害とがい

0260422

福祉大学で言葉の調査が行われています。「盲人」という言葉は視覚障害者にはOKなのに、学生はNGと思っている。「あんま」という言葉は視覚障害者がNGなのに、学生はOKと思っている。

食い違い、勘違いは言葉だけか? そこが気になります。調査対象は一般障害者についてではありません。紙面は視覚障害者の関係用語に限られているようです。ただ「障がい者」の名称については、もっと普遍性がありそう。

視覚障害者の76%は「『害』のままでよい」か、「どのような表現でも構わない」と考える。これに対し「がい」が良いとしたのは24%。調査報告書としても「こだわりがない」と考察している。

では、「害」「がい」混用でもいいのか? 平井教授らは「当事者が不快に思う言葉を使わないのは当然だが配慮が神経質」すぎて「障害を強く意識させる可能性がある」言葉ではなく、心情や認識を変える必要を言います。

3月19日には政府では「障がい者制度改革推進会議」が開かれた。この会議でも「害」をひらがなや「碍」の字に変えたり、ほかの言葉に改める是非などが議論されている。

その家族や当事者の委員から「障害者という言葉のイメージが変われば、今のままでよい」「碍の字でもあまり意味が変わらない」の意見が上がった。今回調査と重なる。

物や事柄があって名前が付きます。紛らわしい障りがある、最初からイメージが悪い名前になって行く場合も、ないではないが、みだりに名前を変えると混乱が起きます。

上記調査でも「あんま」が仕事内容や職業として言われるのは、かまわないと視覚から声がでている。障害名や視覚障害者の代名詞、あるいは蔑称とされるのが嫌と言われる。私も当然な事と思います。

不快な言葉を全部、刈り取ったとしても不快な事柄が消える訳ではないのです。どの身障者も自分の障害と向き合う他に克服の方法はない。言葉狩りから物事の解決は出来ません。

●「盲人」は不快?不快でない? 障害者と学生認識に差 2010/04/20

http://www.shizuokaonline.com/camnavi/etc/20100420000000000064.htm

●「差別ない日本へ努力」と首相 障害者制度改革で

http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20100319000361

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