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2009年10月31日 (土)

インカ帝国のルーツ黄金の都シカン

Sikan_2「インカ帝国のルーツ黄金の都シカン」を見ました。見るに先立って篠田謙一さんの講演を聞きます。講演タイトルが「アンデスの黄金文化とシカン」展覧タイトルと微妙に違います。

エジプトのピラミッドのように、アンデスにも幾つか墓があって、その新発見という事と思います。アンデスは地形が複雑で、気候が違っていて次期によって文化内容も違うといいます。

ただ残っているのは墓と副葬品、過去の生は現在の死であります。両手のひらに収まるツボがありまして、宗教的な意味を持つと思われるが装飾は神を意味します。

……といって特別な思い入れはない。カエルの絵が描かれます。雨とカエルの絵、渇きと乾き、水に困った体験から、雨への祈願はカエルの存在に神を見ていく……らしい。それ以上は判らない。

網を張る蜘蛛は一般に女性を象徴します。しかしハエ取り蜘蛛は狩りを意味する。描き分ける事が出来るか、前方に出した足が開いていると狩り蜘蛛になるそうです。

狩猟民族が狩りへ豊穣の祈りを捧げたから、ハエ取り蜘蛛を描いたと篠田教授は推理されます……何が描かれたにしても意味なく描かれる事はない、そうです。それはそうでしょう。

ツボに装飾された神はやがて外され、ツボはただ水を入れるだけのツボになります。人が神に祈る意味、祈らない日常を持つ意味が見えてきます。

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