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2009年10月

2009年10月22日 (木)

知って得するビューティー×健康セミナー

Soy

「骨にはコラーゲンが多い。タンパク質で出来ているのご存知でしたか?」ショッキングというか、センセーショナルな話の切口に驚きます。思わずイスから転げ落ちそうになった、そう申し上げておきます(笑)それは本当です。

ただ予想しなかった訳ではない。負け惜しみを言いますと、情報は順調に常識的につなげれば良いものでもない。リハビリを狭義に解釈して、病院にだけ日参しても病状は回復しない。

時にスポーツに踏み込み、アンチエイジングから接近をしてみる。それが大事なのは私も立証しました。今回はひとつ美容とダイエットの見地から切込を入れてやらう。考えはなきにしもなかったのですが、ちょっと当りすぎ、ドカンときました。

骨はカルシュームだけ、だけで出来ない。アミノ酸すなわちコラーゲン。これはタンパクの一種です。肉で言えば手羽元、魚でいえば皮や煮こごりに多く含まれます。これをしっかり採ることが大事になります。

この話はここで切れたのです。ただ手羽元には脂肪が、魚の皮や煮こごりには塩分がしみていて塩辛い。それは脂肪や塩分を思いきり取る事につながる……そうならない為には大塚のサプリを、そういう流れト思われます。

まだ面白い情報はありました。美容には小麦粉ではリジンが足りない。リジンを足すには大豆の接取がよく豆腐、アブラゲ、おから……熊本では納豆をよく食べるので、これはいいトいう話でした。ヨソでも似たような事を聴きました。信憑性はあります。

ヨーグルトを飲む人はこれに黄粉とプルーンを入れて食べる習慣をつけるといい。私もプルーンは食べたことあります。うまくはないです。黄粉も砂糖を入れないで食えというんでしょ? 食えないとは言いませんが、うまい物ではありません。

それで画像のSOYJOYの話になります。最近、売出されたブルーベリータイプ。おいしく食べようと思ったらコレという事になりますネ、大塚さん(笑)内容はよかったです。情報盛り込みすぎ、そしてレジメが出てない。私も本当には判ってない。MP3での録音を採っていません。折角の情報がバラバラになってしまった。もったいないです。

最後に新型インフル情報、沖縄ほどではないが熊本でも患者は少なくありません。いったん収まりかけ連休で盛り返している。だから油断はなりません。なぜ連休かと言うと、旅行に行っているからです。

こういう時は旅行はダメですよ。学生や若い人は特に遠くへ行ったらいけません。プロ野球みても判るように、他校と交流試合は致命的です……この先は、私が思うのですが応援観戦は学校は禁止にすべきです。

最近は特に、幅広い情報収集が必要なのです。先生呼ばないで大塚、担当員が頑張ったセミナーでした。本日、SOYZOY情報でした。

2009年10月20日 (火)

編集中103号

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紙のかけはし103号を編集しています。ブログから視聴率のよかった記事を選び、幾つかつなぎ合わせたり、バラのまま集めるのですが、あまりインターネット前提に書いてる文はボツとします。

最近の記事でたとえば「カセットデッキ不調」はネットでは引き合いがある。視聴が高いのです。2年前にはこういう事はなかったのですが、需要は低くそうと記事と思って書いても、しっかり見て頂ける。

ありがたい限りです。自己規制とか手加減はしません。私は書きたいことを書きたいように書いています。そういえば家電修理教室の先生が言っていました。

「このカセットデッキはマニアが多いねえ。俺は耳が悪いのか違いが判らん」どうなのか? ヘッドが減らないなど頑丈な面もあるからと私は思います。しかし修理の模様を身障者に見てもらっても仕方がない。

筋トレや水泳記事なら大丈夫かと言うとそうでもない。筋トレも水泳もしないと決めている身障者は多いのです。なぜと言うに昼は仕事がある……夜は酒を呑む。スポーツ時間はないという。

健常者もそうですが酒に限らず、決めた事を守るトいう人も多い。それがここ数年、守りづらくなっています。電化製品は必ず近所の電気屋で買う。そういう人も身障者には多いのです。

まあ考え方は勝手ですが、得策とも言えない。握り寿司をスーパーで箱のを買ってくるのも得策か、どうか? すし八の方が評判いい。88円の日を狙って行った方が得策でしょう? ネ?

すし八は、今回、紙のかけはしにも出しますが、受けはどうでしょうか? 身障者は家で食べたい人が多いからかも知れません。なんでスーパーに拘るか。やはり不自由な体を見られたくない……ないからと思われます。

それはまあ、どう考えるのも本人の自由です。私は何とも思いません。思いませんが、選べる記事が一本、一本どれも難しくなって来る。これは何か変だと感じます。

時の流れが速くなっていて、古い事が致命的になっている。何で自民党は負けたかと考えるか? 何で民主党は勝てなかったのかと考えるか? どっちの問いかけが妥当と思いますか。その辺の違いのような気がします。

今回はブログでは書いてない政治関係も多くなります。民主優勢から長妻厚労省大臣への就任の流れに到る。この過程で身障者がらみの記事が量多く出ています。これは偶然ではない……と私は思う。

まず厚労省が要介護認定を軽度化していた事を認めましたよね。前から身障者仲間内では言われていました。郵便料金の不正運営、あれもまだ根が残っています。

障害者団体会長にも不始末が出ていて、もう頼りにならない政治体制を無理に頼ろうとした……ように私には見えます。今まで隠されたことも隠されず、暴露されるようになって来た。

自民系の議員団体の弱体化、行政も民主系へ方向転換している。その過程でボロが出ていると思われます。編集で記事を並べ変え、選択して行くと、それは改めてよく見えて来ます。

2009年10月19日 (月)

アートプレックス熊本秋レポート

Img_03412Floating Worlds オランダのSax、ビオラの即興音楽デュオ。それにお琴など日本人が加わってのトリオ。いわゆる即興にはピンとこない人も多い。しばらくすると納得と……それで評価が別れます。

雑音の不協和音ではないので、不快で長く聞いていられない事はありません。でもちょっと和洋折衷というか武満徹風というか……ただ、こういう風に次々と言葉に換算されるのは前衛的ではない。

ちょっと前の前衛風、即興性も予定中和というか。それで説明がつきます。それでも受容されない。好みもありますが、客は次々と帰って行く。最後まで聞いた人は少ない。

新しいのがある意味で古くなり古いのが意外と新しい。言葉のおふざけのように聞こえますか? このグループの最初の印象が後々にまで尾を引いて行きます。

Img_03422_3Swing Amor ジプシースイングというのですが、私が聞くとJラインハルト風に聞こえます。アコースティクという意味では同じです。音楽が少し前に帰って行く感じです。

楽器の音がスイングジャズなら、演者の服の感じも違う、季節もあるでしょうがTシャツGパンのスタイルではなくなっています。ロックではなくスタイルから入ってテクが表に出る。

かっこいい、私は実はこの言い方が好きでないです。カッコいい事は悪くないけど、スマート過ぎ、形だけではハートがない……音楽がサラっとし過ぎてないかなあ。ない物ねだりでしょうか?

Img_03452 ●中田博・由美+セツエリコ ボーカルって昔は例外なく太っていたんです。ジャズに限らずネ。セツさんは小柄で細い。でも声がよく出ます。ムーンリバーを充分、ジャズ風に唄われる。

バックは昨日の写真にも使った中田博さん。何も奇をてらわず自信を持っての演奏です。本当に普通です。この場合、普通というのは褒め言葉です。お判りですよね。

気が付いたのですが、今回アートプレックスはPAがいいです。PAを通さないような自然感があります。スピーカの後ろで聞いて、あ、ここは私の席は悪いと思います。が、写真撮りには悪くないのです。

Img_03482 ●今回のクライマックスはこれ、俵英三フラメンコギター。これに歌姫2人、舞姫2人の5人編成のチームになります。ギターだけの音楽から始まり、シングルの歌にタップが入り、ダンサーが1人で踊り、最後に歌もダンスもダブルになる構成です。

そういった練り上げられた構成の中で、次から次に見場を作り、見事にそれを消化していく。ステージ代わりはベニア板を敷いて張り合わせただけの単純な舞台です。ダンス部分の撮影はないのか? ありません。撮影禁止だったのです、残念!

それでここまでやるか。いわゆる西洋音楽に取り込まれず伝統を守って来た強さが光ります。スペインも西洋ではありますが、歌はむしろ浪曲やお経の節回しに似ています。

どこか懐かしく、地のつながり……果たしてフラメンコにはあるのでしょうか? そういう気になります。そういえば、最近は女性の間でフラメンコが流行している話も聞きます。それが底上げになってか、あれメンバーは全部東京勢! 海外勢ではありません。

アンコールが終って、帰ろうと振り返ると町内のオネエサン。

やあ、なんて。取ってつけたようなオチでしょ(笑)

「用があって聞けないかと思ったら……最後の方は」

――いやあ、私の聞いたウチでは、今のが一番でしたよ。

「よかった!」そんな会話で、今回もおしまい。

2009年10月17日 (土)

アートプレックス熊本 秋

Img_03342

今日はアートプレックス熊本があります。予算もない事だし、夏でお仕舞いかと危惧していましたら、そういう事はない。半年をまたずに再度の企画になります。

今回はご贔屓の柴田健一さんも豊田隆博さんも参加でなく、ちょっと違う気もします。一応の推薦を出しますと、

まず現代美術館ホームギャラリー 18:00 ~ 20:00 

グレートコンポーザーメモリアルvol.29 が小ホールでゆったり聞けそうです。

いわゆる路上ライブじゃないので、路上ライブにこだわれば、

下通 櫻井總本店前 20:00 ~ 21:00 

俵英三(フラメンコ)さんはどうでしょうか? この方は日曜日には映画館で有料ライブがあります。

一カ所に居ると、いろんな人が聞ける意味では、

シャワー通り スターバックス前

17:30 ~ 18:00 Swing Amor
18:00 ~ 18:30 Sublime
18:30 ~ 19:00 mama!milk
19:00 ~ 21:00 園田知子+平沼英寿DUO/古城憲+松成香織 DUO/中田博QUARTET with セツリエコ

まあ、いろいろあって迷います。どこかでお会いしましたら、雑談いたしましょう(笑)なんて無責任な社交辞令です。顔も知らない。どこかで見掛けてもお互い判りません。すれ違うだけなのですが……あれも人生これも人生……

●アートプレックス熊本 http://www.artplex.jp/

2009年10月16日 (金)

PBへの期待

Jhnドン・キホーテでのPBブランド化への期待が言われます。PBとはプライベートブランド、ひところ言われたノーブランドと同じ意味合いでしょう。ドンキのPBブランドの代表格は680円ジーンズとされます。

ジーンズといえば今年の初めにユニクロは新ブランド「q.u.」を立ち上げ990円ジーンズを売り出しました。記憶に新しいところ……ところと思うあなたは古い! イオンがこの夏に880円ジーンズを出し、ユニクロを抜いている。

どちらも価格の割に出来がよく、これからはコレでいいかあト思う。水準を下げてしまう。デフレのスパイラルといいます。ある意味でそれで物価は安くなります。たとえば弁当も180円というのが出ています。おにぎりではなく弁当が180円といいますなあ。

熊本の大手弁当、HMさんにもヒライさんには、もっとお考え頂きたい。唐揚げ弁当330円はもう古いよ。おにぎりセットも高いのと違いますか? 間違いなく勝ち目が無い、負けてます(笑)そういうのがひとつの流れです。

コツは開発途上国の生産力を使う。味噌や醤油が日本でしか出来ないと思い込んでいるのは間違い。そもそも醤油は東南アジアの魚でつくる醤油からだって聞いています。出来るんです。技術も何時までも昔のままではないです。

ただ、もう一つの流れがあります。ジーンズはやっぱりエドウィンとか、アバクロとかBIGJOHNとか……何、BIGJOHNは違うの?(笑)はいホントは私、詳しく知りません。知ったかぶりで書くところもあるんです。はい申し訳ございません。

もう節約には飽きたという人も出ています。お歳暮の予約に行って親戚用、お友達用、自分用……会社の上司にはいらない。上司は最近、流行りません。それより自分、自分へのご褒美というのが流行の言い方です。たまには贅沢とは考えてないが……

考えないが、まあ、実質はそういう事です。そういう流れは前からあったと思います。お父さんのパンツは百円均一で買って、私のブラウスは百貨店……そうでしょ? ネ? 家庭の出費はメリハリを付けないと惨めになる。

そのメリハリは家庭内から日本全体にありまして、トヨタプリウスが売れたり、薄型TVがあれだけ売れたのは、エコのせいだけではない。何だかんだ言っても日本は経済国の残影を、まだ引いています。両面を見なければいけません。

180円弁当がニュースに出れば、桜の咲く頃にはまた1万円弁当も出るんです。一方だけ見て一方的な意見を持たない。期待だけでなく警戒も必要ですね。それ以上のオチはありません。実はネタがなかったので、おしまい。

2009年10月15日 (木)

たそがれの二人

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昨夜、こんな夢を見ました。

男は異性の同級生に会います。初め声をかけたのは男のほう、夕日に引かれていつもと違う道を曲り、遠回りした買物帰り。見かけた学生時代の女友達も、いつの間にやら60才と言います。

年を取ったわよねえ、なんて挨拶をします。あれから40年が過ぎ、寿命まで20年、まだ20年もう20年……話のリードは女性の方で、男は次第に押されて行きます。学生時代からの二人の癖、昔はともかく今はそれもこころよい。

夕日のせいか顔色が映え、何にも増して懐かしさが意味深く思えます。昔、ウマが合っても合わなくとも、それは夕日の色のせい。横丁の60才、ただの60才です。昔、馴染んだ教師が80幾つで亡くなったとか。たそがれた話題です。

「ねえ、あなた今もギター弾くのかなあ」

「弾くって言うほどは」

「去年、父が逝ったの。古いギターがあるけどもらってくれないかなあ」

「自分では弾かないの。またギターはブームというよ」

「いやよ。ギターの練習なんて指が痛くて」

「何だ、少しは弾くのか。お父さんの供養に使うといいのに」

「今いい? ちょっと取りに来てよ」女は強引に歩き出します。

男は買物袋を抱えて付いて行くのです。家に着くと女は鍋のスイッチを先に入れ、

「これ、これなのよ」と箪笥の奥からギターケースを取り出します。

「この弦、張ってみてくれる?」ガット弦のギターです。

「父は、今時分、いつもアランフェスを弾いていたわ。あなたは弾けたり……しないわよね」

「アランフェス? あれはコンチェルトだろう。独奏ならアルハンブラの間違いじゃないか?」

「アルハンブラ? どっちでもいいのよ。何か弾いて」男をダイニングに置いて、女は台所に行きます。男はギターに弦を張って調弦を初めます。

「アルハンブラはこの曲……こんな感じだった。それとも……」男は演奏します。

「これがアランフェスの一部分、協奏曲だから、これにオーケストラのバックが付くんだ。お父さんの演奏は……」男が話しかけると、女は立ち尽くし、それから顔色を変え、声を上げて泣きます。込み上げるものが、どうしようもない。そんな泣き方でした。

「……どっちでもいいのか! 去年、死んだお父さんへ、彼女に変わって捧げます」男は天井に向ってそういい、アルハンブラのトレモロ部分をまた弾き始めます。いつもと変わらない夕暮れが、いつものように窓の外を通り過ぎます。

ガスコンロの鍋の中で、ニンジンとタマネギが煮え立つ頃……同級生はどちらも同じ年、今年で60才。学生の頃から40年が過ぎ、80が寿命なら20年、まだ20年もう20年……

●昨夜、こんな夢を見またトいうのは夢十夜の書き出しです。漱石に習って時々、こんな短編を書いています。

●映像は「京都の和菓子」から http://kyoto-wagasi.com/index.html

2009年10月14日 (水)

ほんの進化論

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進化論では猿が人間に進化したといいます。子供が大人になる事は進化とは言わないが、生育成長の先を見る事はあります。しかし必ず進化成長するかというと判らないのです。

私は昔は手塚治虫さんを読んでいましたが、マンガは読まなくなって芥川だの小田実さんだの読むようになります。どこかの国では首相がマンガから卒業できない。それで漢字がよく読めない。

仕事に差し障りがあったとか、なかったとか。マンガを読み続けるのは、それほど珍しくありません。ジュニア文学やハーレクインロマンスで文学入門しても、なかなか世界文学全集には行きません。

田辺聖子さんからF・サガンに行かない。飛躍しない、出来ない。そういう人の方が圧倒的に多い。ジュニア文学というのは次から次に出ていて、ハーレクインロマンスも次々に出ます。次々それを読むと卒業できません。

昔はこんなに次々、本は出ませんでした。なお読みたければ古典、海外、ノンフィクションと自分の間口を広げるしかない。苦手だ不得意だと言っていられない。読書に限らず何でもそうでした。

世界がどうかは知りませんが、日本は物では豊かになっています。ただ物で豊かになった分が個人の能力。嗜好、思考では停滞している。進化という事はこの先にはないかも知れない。

いえね。ネタをバラすと映画「ジョゼと虎と魚たち」の田辺聖子原作は図書館でもブックオフでも、すぐ見つかります。が、この原作本の中に出て来るF・サガン「一年ののち」はブックオフでは見つからない。

F・サガンだけでなく、海外文学はかなり少なくエンターテェイメント以外の翻訳はさらに限られる。いくぶん誇張した言い方をすると国民こぞって麻生化の傾向にあるわけです。

それはそうと思われます。豊かとはいえ好き嫌いが激しく、不得意分野に手を出さない。得意分野だけで賄なおうとすれば、自己の基盤は危うく弱く、ひっくり変えった後々まで気がつかない。

つまり猿のまんまの人もあるのでしょう。子供のまま生育成長を止めると、部分だけ大人なので全体判断が出来ない。そういえばパソコンの細部ばかり気にした、いしかわじゅんさんは「だってサルなんだもん」との評論(?)書いていました。

え、私? 私は今から図書館に行きます。本屋に注文出しても、なかなか来ないでしょ? 村上春樹さんは買いません。あの人の本は、近々ブックオフに出て来そうですよ。今はハリーポッターシリーズが激安で出ています。

2009年10月12日 (月)

カセットデッキ不調

Z7100 カセットデッキが不調です。モーターが空転してカセットをオートセッティングしない……原因はサブベルトが切れてしまった。結論をいうとそうなります。サブベルトだけの代え注文を出そうにも、とうに生産中止、お手上げという結論になります。

それに、この機種での経験が浅い。今一つ攻めあぐね奥の手を出します(笑)こういう事もあろうかト買って置いた同機種がもう一台あり。そちらを確認すると使えそうなサブベルトが見えます。

あと、やはり分解には自信がないので「先生」の所に持って行くことにします。熊本市では清掃工場の跡地がエコロジーセンターになって、第2日曜に限って電気製品修理教室があります。

私が先生というのはこの講師、元は三菱電気のTV修理をやっていた人です。専門は三菱ですが何でもこなされる。

――ここはこうだと思うのですが、どうでしょう?

「ああ、それなら出来るでしょう」

耳かき状の専門用具を使って配線をさばき、たちまちベルトをかけてしまう。どこからベルトを差し込んだのか、見て聞いて、なるほど……次からひとりで出来るよう教えを受けて来ます。

再度という事は、さらにカセットデッキを使うつもりか? それが問題ではあります。確か海外に注文を出せばベルトは買えるはずですが、他にもゴムパーツはあってその調達は無理です。

古いものには何にでも限界はありますが、十年を越えるとゴムパーツは耐久がいかなくなる。十年から更に数十年となると高級デッキも精度が落ちて来ます。そうなるとズバリ限界な訳です。

あきらめも肝心な訳で、昔のことばかり言っていても始まらない。

他に2人の男があられて、無線通信の話をされている。インターネットの出来る前に、そういうのが流行った事があります。ただ片側の男は、これから免許を取るつもりらしい。

それから突然、オミズっぽい中年女性が来られる。ラジカセの故障は単に勘違い。それからラジカセのカセットを車で使いたいという話で、今からカーステレオを付けるには……

どちらもズバリ、限界の話です。どちらも入れ込んでいて他に対応する気がなく見えます。無線よりインターネットですよ。カーラジオはカセットよりMP3でしょう。話は喉まで出ますが……

私もそれ所ではない。なぜなら自分のカセットデッキが動くか動かないかの瀬戸際であります。動かないより動いた方がよく、いつまでを動かすか判断を迫られ、なかなか判断が出来ないのです。

人の人生の方針まで知った事ではありません。あなた頭の上のハエを追えます? また急激に時代は変化して行く。いえ私はそう懸念するのです。電気製品修理教室の利用者は少なくなったそうです。そういえばエコセンターの使命にも、見直しが必要に感じました。

●耳掻き状の操作棒は歯間ヨウジで自作は? 角ベルトはヘアバンドで代用は?

2009年10月11日 (日)

阿刀田高講演会「読書と日本語を楽しく」

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医師の講演の後を話すのは辛いと言います。医師は作家とは違う意味で、人間を知っているからという……接客業という以上に内面に沿って、嘘の言えない状況で付き合う意味だろう。

阿刀田さんの前座は渡辺淳一さんでした。渡辺さんは先々月とほぼ同じ内容で進行しました。女が強く男は弱い……だがしかし事実を知って計算をした後には作戦が立つ。勝ち負けを問わない作戦に出た場合……どちらが強いのだろうか?

例のケニアのもったいない女子からのからみで、阿刀田さんは地球エネルギー会議に選ばれたという。会議で講演した内容は、日本には文化がある。それは俳句や短歌はシンプルさを基にした文化で、世界に例がない。

俳句はメモに近い文章で、メモと違うのは関係が図式化されて記憶収納される所と思う。季節を通した大気の状態、あるいは物と自分の関係が16文字に織り込まれる。その一句は作った時の記憶を蘇らせる。

ある意味では写真に似ている。どこでもそうだが撮影録音は禁止になっている。画像はチラシ写真と前回30年前の講演写真の比較です。女性をこうやると怒られる。男は年月は無残でおしまい。

本を読む趣味は安くついて、いいと阿刀田さんはいう。古本の価格は少し上がったという。そうか? 古本もブックオフやそういう店ではマンガ本に主体を移している。

先夜、ブックオフのつもりで行った事のない古本屋に迷い込みます。いや主体はCDやDVDなのか? そこでは大抵の本が50円です。寺田寅彦を一冊買ったが、村上春樹も買ったがよかったか?

もう小説は仕入れないつもりかも知れない。紀伊国屋書店のオープンにも行ったが、本は売れてない。ここに限っていうと阿刀田さんの情報は怪しい。画像、阿刀田本が抽選会に当たったので後日、書評を書くことになります。

阿刀田さんも落語が好きという。最初に読んだのが落語全集で、その次が野村胡堂、胡堂の本職は新聞記者で、その友人は石川啄木だったという。阿刀田さんは純文学が嫌いらしい。

啄木は性質の悪い借金魔でなかなか返さなかったらしい。胡堂は判る人には判る記載で、その啄木を書いた。啄木の第一の被害者は辞書の金田一京助さん。ウーン、どっちの性質が悪いやら……

阿刀田さんのオチをつける癖は、推理小説と芥川龍之介の影響が強いという。私もオチを付けるのが好きだがミステリはあまり読まない。文と文を次々とつなぎ結論を出さない人と違い、全体から結論に向けて書くから。

啄木と一緒に上がったのが大江健三郎さんで、非難の根拠は娯楽性がないからと聞いた。大江さんがノーベル賞を取ったのは、欧州が日本にもう少し、社会主義的な国になって欲しかったからです。同じ検知からオバマさんにも出しました。

私はそう思っています。日本が米国に取り込まれ過ぎると欧州は思った。それで仏文出身つまり欧州的な資質の大江さん。日本のバランスを計ろうとしたが、成功したかどうか?

文部省は日本語の弱体化を嘆くらしい。阿刀田さんは国語力の前に言葉遊びを推奨します。しりとりや駄洒落、同音異義語の洒落は日本語の根幹を成すとします。原因は過激な進学競争とは思わないらしい。

阿刀田さんは国語以前に子供にもっと言葉への関心を持たせたいとします。そんな事をした日には、お母さんが子供を怒るちゅうに……今日も無事にオチがつきました。

2009年10月 9日 (金)

カイジ 試写

Photo

試写で「カイジ」を見ました。サブタイトルが「人生逆転ゲーム」というので、乗れるか不安でした。原作はヤンマガのマンガで、少し前にTVドラマで似たのがあったと思う。

昔に見た映画も思い出します。映画名は「ひとりぼっちの青春」原作は「彼等は廃馬を撃つ」という本です。こちらは本当に昔、流行ったマラソン・ダンスを題材にしています。

マラソン・ダンスというのはペアを組んで、倒れるまで何日も踊り続けるゲームです。参加者たちは最後の一組になろうとして、し烈な戦いを続け、観客はそれを見て哀れむ。

脱落すれば無論、勝ったとしても諸経費を差し引かれ、賞金は少ないという話でした。当り前ですが不景気の時代は今までも何度もあり、負け組はいつもいる。原作タイトルは自殺幇助を意味します。

カイジ役の藤原竜也さんが負け組を演じます。自分より不幸な人を見ると幸福を実感しますが、不幸は曖昧な霧の中を歩くように、多くの人は実感がない。それでは映画にならないので人と人に勝負をさせる。

勝ちと幸福、負けと不幸を抱き合わせれば、実感はくっきり2つに分かれます。カイジは負け続けてギャーギャーと顔を歪める訳ですが、不幸そのものは負けが悔しいというのとは違います。

涙も出ずに呆然とする。ひとりぼっちの青春が封切られたのは1969年でした。見たのは少し後と思われます。アカデミー賞9部門にノミネートされ、取れたのは助演男優だけ、この年の勝ち組は「真夜中のカーボーイ」でした。

ジェーン・フォンダさんやマイケル・サラザンさんがアカデミーを取る気で力演しています。いえカイジは藤原さんも力入れてるし、天海祐希さん香川照之さんが出てます。松山ケンイチさんも光石研さんもよかったけど、ひとり取ると松尾スズキさんです。

怒られそうだけど、佐藤慶さんは生きてたんだ(笑)もはや大島渚組はみんな死んで……いやあ最後の大島組、佐藤さんは懐かしかった。