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2009年5月26日 (火)

実録・連合赤軍 映画

Photo こんな番組がかかるから有料TVは面白い。「実録・連合赤軍~あさま山荘への道程」1969年前後の日本の学生運動をまとめた若松孝二監督作品です。佐々淳行さんや、警察側の情報とは違えて作られ、その見解は独自です。

中心は山を移動しての粛清処刑、リンチ部分、「山岳ベース事件」となります。ここでのリーダーは森恒夫、副リーダー永田洋子が中心に描かれる。主導権を取ったものが取り返されるのを恐れ、手段が先鋭、極端化していく様子が克明に描写されます。

リーダーたちの身勝手で進行して行くように見えるが、参加者が協力的だった面も言われる。森や永田はつらい運動に追随し、幹部に出世している。ただ生きたのでは出世できない自覚、平均以下の境遇からの劣等感を、凶暴性に変えていく。

社会への不信、家族も含めた不信が根強い事が前提になる。大学は交渉を打ち切り、始末は授業料の値上げで決着させる。あとは自分たちで作った組織によるしか行き場がない。だが組織は次第に狂いはじめる。この構図はたとえば、オウムと似ている。

組織内にあれば上部を理解し下部を把握しなければならないが、細かい把握は難しい。世界革命をいいながら、具体的なイメージも戦略も実は何もなかった。上部はそこを突っ込まれるのを恐れ、下部は付いて行けてない点を指摘されるのが怖い。

日本の最初の組織は新選組、つぎに軍隊になります。司馬さんの認識は軍隊への疑問が、燃えよ剣への執筆動機となって行く。燃えよ剣が評価されるのは偶然でないかも知れません。組織論か? ただ菓子を取り合うように異性を取り合う様は、あまり高尚な話ではない。

森と坂口弘とが永田を取り合う。永田はひどい女性とされています。嫉妬心をあらわにした場面など映画では描かれます。(共通した証言があるらしい)なんでこんな女を……失礼、こんな組織について行ったのか。理解できません。

70年代、この後の時代に入ると、人が孤立して自殺と思われるパターンが頻発します。いわゆるおちこぼれ、あるいはツッパリといわれる。男も女もないとも言われ、自分が自分である根拠を、空に求めるから……という仮説は成り立つか? 自殺から他殺へ、さらに様相が変ります。

自分を自立させ、社会や組織に機能する。これは依存するだけなのか。いずれにしろ、ここで方法が見えなくなる。見えるのは金とセックスか? 私もだんだん言葉つきが過激になってきました。今日はここまで……

実録・連合赤軍~あさま山荘への道程~ホームページ

http://www.wakamatsukoji.org/making/

同、予告編 http://www.youtube.com/watch?v=aBvpTlry8xA

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