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2009年5月

2009年5月31日 (日)

ゆとりと貧困

Kome 何がゆとりか、また貧困なのか。いわく言いがたいですねえ。私の知る限りで貧乏なお食事は……特売の米をバスで3停留所先まで買いに行く。生活保護の老夫婦はバス代を浮かす為に、特売店まで歩くのです。帰りには10キロの米を担いで、また歩く。

私も似たような生活レベル(?)にありまして、私にメールで届くチラシから、大抵5キロで買います。これに通販からの黒米を入れて炊きます。プールのついでの仕入れは、時に無洗米だったりもする訳です。

TVの情熱大陸でGOEMONの紀里谷和明監督は、ご飯だけを炊く。おかずなしにご飯に雑穀を入れて、後はサプリ等で済ます。それでバランスを取るという。外食やコンビニも使わない主義、私と似ている? ただ先方は多忙を極め、こちら暇を極めております。

TV用の話かどうかは知りません。監督、少なくとも通常はヒカルちゃんとは別居みたいです。それはどうでもいい(笑)生活保護の老夫婦もTV画面、視覚的に貧しいかは判らない。本屋の棚からマルクスが消えても、貧しさが無くなった訳ではない。

5月29日共同通信は、65才以上の26%が「生活苦しい」の声と伝えます。ゆとりをいう高齢者は8・5%です。ゆとり派を1とすれば、苦しい派が3倍以上。2010年以後、老人の数は世界最高水準と予測し「どの国も経験したことのない高齢社会になる」と共同通信は指摘します。

特別、主張しようとは思いませんが、ゆとりを作らせないシステムがあると私は思います。生保の老夫婦だって、二人でバスの3停留所も歩けるのは健康的にはゆとりと思います。高級米に何も混ぜず、食べたいだけ食べる時代は終ったからです。

パパ・ブッシュは自宅でセグウェイを乗り回されるようです。小泉さんがセグウェイに乗っている映像も出ました。セグウェイは障害対策に、かなり有効と思われます。少なくとも高齢者に向いている。日本では使わせない方針です。

セグウェイでなくとも電動自転車、電動バイクは普及中。環境保護だけの観点からいえばハイブリッド車より、現実的に進行すると思われる……でも、それではいけない。うまくない事情があるから自動車に拘ってしまう。そういう事情がある。

店まで歩く、荷を担げて歩く。それは車で走る私から見た光景です。でも私も車から降り自由に見れば、違う日本が見えます。車に拘り地デジに拘る必然はあまりない。どうする事をゆとりと考え、貧困と思うのか……よく判っていない。

3年後、あるいは5年後、中古車屋にハイブリッドがあふれ、ハードオフには地デジ受像機があふれる……そんな事はありえない! 自信をもって思えますか? 私はよく判らないと言っているだけ、その時が来たら、ご一緒にハードオフと中古車屋を見て回りましょう!

いい買物が出来るかも? 何がゆとりか、また貧困なのか。いわく言いがたいですねえ。私のビデオやカセットも、その時は壊れている可能性があるのです。軽の車は多分まだ大丈夫ですから……ええ、この先そういった予定です。

2009年5月30日 (土)

ボクの彼女

Osk2006100400681 いきなりですが、プールで男子小学生一名に聞きました。希望としては100人の彼女を持ちたいそうです。この100と言う数字も興味がありますが、彼にとって彼女とはどんな存在でしょうか?

――彼女って、どういう人?

「守ってあげる人」

ほう、と思われた方もあるでしょう。かなり前から恋、および愛は守ってあげる存在になります。多分、ユーミンの「守って上げたい」が角川映画「狙われた学園」の主題歌になってヒットした。それ以降の事と思われます。

もうひとつ上げればドラマ「高校教師」では女子高生、繭が代用教師、羽村を守ろうとする話です。知られたアクションタレントと新人女優の組み合わせもあり、それまでの守る守られるの関係を逆転させた所にタネがありました。

高校教師の1話の終りでは、

「心配しなくていいよ。私がいるもん。先生の事、守ってあげるよ。守ってあげる」と繭は校庭中に響く、大声で宣言します。それは11話、電車での心中するシーンまで引継がれます。

それまでの人間関係は、年長が年少に何かしてあげる。強者である男が弱者である女性をリードする……そのような物であり逆ではならなかった。たとえばデイトの下調べをするのは男、女性ではない。最近はどこそこに連れってって、ト女性がリードします。

「僕の彼女はサイボーグ」という映画は、これは近く4作目が公開される、ターミネーターへのオマージュです。マッチョのシュワちゃんが自分の子でもない、悪ガキを守る。何となく無法松に似ている……それはいいですか?

これを綾瀬はるかさんのサイボーグ、小出恵介さんのひ弱男に移し変えたところに妙がありました。いや高校教師を一歩進めて、強い女性の強さとは何か? ひ弱男がサイボーグに心開くのは、機械の中に母親を見るからです。

ひ弱男はいい年をして動物をペットにしている。サイボーグはそのペットを料理して食べさせようとします。ポップコーンを飛ばしそうに痛烈なギャグの応酬です。すぐに子供が生まれるから、そんな動物、食べておしまい(笑)

女性の要求には基本的にそういう所があります。まあ同棲すれば時間の問題で、そういう事になります。子の誕生を遠い未来のように思うのは、ただの妄想なのか。むろん小学生の男子は判っていませんなあ。100人の女性に一時にそうなられたら……

愛するペットを100匹も食べさせられたら、悲しくて悲しくて、もう男はやって行けません(笑)

――あのなあ。100人の恋人を守るのは大変と思うぞ。

そう言ってみても年代的にも、まだ理解が難しいのではないかと……

守ってあげたい http://www.youtube.com/watch?v=91tK5K4XqOA&feature=related

2009年5月29日 (金)

猫が怖い犬

043_01242行き着く所は、その根拠です。何を根拠に基本方針なり具体策を立てるか? 実はそれが難しい。いや本当は難しい。本当の難しさすら判らないから、不安にならないで居たりします。どこかで書きましたが、車で走っているのに自転車でさえ私は怖い。

通りを散歩の犬が、飼い主ともども猫の昼寝をよけて歩きます。その犬は気が小さく、猫が怖いのであります。最初に猫を見かけて吼えてはみた。むっくり起きた猫に鼻先を引掻かれ、返り討ちにあった。そう犬の飼い主に聞きました。

私は自転車に返り打ちには会いませんが、車というのは自転車にぶつけられると罰金を取られたりします。競輪スタイルの自転車が前を見ないで、おおむね下を向いて走ります。交差点、直前になって並んだ車を見たりします。

「ヒャア」と若い自転車氏はいうのか?

直前の車に気が付いて、口ポッカリ開き、若い自転車氏は判断を止めてしまいます。車体を避けるとか、自転車を止めるとか、まともな運動神経は動かない。昔の小学生、昔の中学生を基準にすると半分とか三分の一とか、そういう運動神経です。

私の車の鼻先を、サーァと自転車氏は走り過ぎる。振り返りもせず行ってしまいます。私の車はブレーキの性能がいいのでピタと止まります。自転車のスタイルを見て嫌な予感がして、停止位置よりずいぶん手前に止めたからです。

若いから運動神経がいいだろうトカ、避けてくれる止めてくれるはずトカ、当てになりません。どれも昔の事に過ぎない。昔は、学生は暇だったり体力を持て余すとスポーツしました。学校の校庭は広く、タダでテニスだのバスケットが出来ました。

今の学生は忙しい。競争が激しく並みの勉強では追いつかない。体力を使うと眠くなるからスポーツはしない。運動神経は全くない。その癖、流行や形には拘る……無理な運転で不満の穴を埋めようという方針だから、私のような高齢者と代わる所がない。

やれやれと変わった信号を待って発進します。歳を取れば分別があるだろうと思われても、今の高齢者は判りません。男よりは現実的だろうと思いますが、女性も化粧品を買う時の目の色は、非現実の夢を追いかける。これもあてにならないです。

女性らしいもやさしい人も幻想と思った方がいい。私も男らしさを要求されても、ない袖は振れませんが(笑)猫が怖い犬、自転車が怖い自動車、女性が怖い男……バカ話のシメはこうであります。行き着く所は根拠です。何を根拠に方針なり具体策を立てるか?

それが難しい。本当に難しいが、本当の難しさすら判らないから、あまり不安にはならないで居たりします。

2009年5月28日 (木)

赤軍のいた頃

70映画を観たので連合赤軍のいた頃を思い出しました。世界同時革命……彼らは言っていました。所属の友人も言う。私は聞きました。

――同時といっても……具体的にどうするんだ?

「それはまあ、やるんだよ」友人は答えます。

友人も判っていなかった。なぜ判りもしない物を信じたか? 赤軍を信じたのではない。何も信じなかった。なぜなら大学は巨大な使途不明金を出し、それで月謝の値上げで埋めるという。これは今も似ています。

国の赤字を消費税で埋めようという……そういう国がどこかにありますなあ。そこでは県も市も予算備蓄が発覚しても、使うべき所には使われない。同じではないが似ています。野党にでも期待してみようか? あの国には、なーあんて思う人があるかも知れません。

そう思う人を非難しますか?

連合赤軍に行った友人を非難できません。当時、文学でいうと大江健三郎さんが流行りました。「死者の奢り」は学生がアルバイトに医学部に行く話です。教習用の古い死体を洗うバイト、完全なフィクションですが大変、気持ちが悪い。

当時はフィクションと思わなかった。何を意味してるかさえ判らなかった。主人公の若い男は一緒に働いた女大生が、貧相で、異性として見えない。意味として目に入らない……たとえばですが、そういう現実が言いたかったのでしょう。

大学生というのは当時、エリートで豊かさや未来を担うシンボルでもあった。しかし当人はアルバイトに追われ、月謝が払えるか払えないか。切迫が気になって異性も目に入らないという。経済に困って死者にまで仕える。タイトルの意味です。

そういう皮肉があります。今だと簡単に理解できます。当時は判らない……判らない小説を一生懸命、理解しようとします。音楽もそう、私のようにマイルスは気楽に聞くジャズですが、パーカーとかコルトレーンは判らない。

哲学もすぐ判る安易なのはステイタスにもならない。サルトルやハイデガーが対象になります。ステイタスたって人に見せびらかすのでなく、自分で納得するために読む。どこかに漱石が判るの自慢にしてるバカがいます。漱石は哲学でさえない。

赤軍を弁護しようとは思いませんが、そういう時代でした。今は軽いのが流行る。流行は雑学でしょ? 昨日仕入れて明日役立てる。ジャズや文学はそうは行きません。コルトレーンを2~3年聞いたあげく、私にはパーカーが向いてるのが判った(笑)

冗談ではなく、そういう事もあります。2~3年かけて仕入れた年月は帰って来ません。それが怖いので音楽もじっくり聞くことが出来ない。向き不向きの少ないマイルスでお茶を濁す、実存もこの際はカミユで納得する。

今のように軽薄淡小が流行るというと私程度でも、けっこう重く見える物です。重い事は大事です。でも連合赤軍は間違えたのです。重く重く生きる事が、軽い軽い生き方と同じような結果を生む。昔のリンチ殺人は、今の無差別殺人と何やら似ている。そう思うのは私だけでしょうか。

〇画像は夏目房之介「講座」における当時の若者。

2009年5月27日 (水)

インフルエンザの教訓3

Mask3 ドラッグストアーに陳建民さんの餃子があるというので行きます。確かに陳建民さん監修とはいいますが、日水の冷凍餃子です。まあ、こんな事だろうと思ってはいたのですが……ついでに店内をウロウロと彷徨います。

ストアー内の壁に、どこの新聞とも知れぬ記事コピーが貼ってあって、ひとつは60代以上の新型インフル患者は少ない……例のニュースであります。もうひとつ、タミフルに匹敵する漢方薬があるという。もったいぶって、ここで名前は書きません。

おまえも60過ぎ、名前を忘れたんだろう? そういう事を言ってはいけません! 忘れた話は最初から書きません。名前は覚えているが都合によって書かないだけです。確かに実在する漢方薬であります。ネット検索すると成分表も出ています。

〇漢方薬理的には、辛温発表剤に分類されます。漢時代の「傷寒論」および「金匱要略」という古典書で紹介されている処方です。

〇交感神経刺激作用のある薬との併用は慎重におこないます。また、芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。

〇主成分、桂皮、杏仁、甘草……

これは素人が適当に呑む薬では?……こういう薬は私も警戒します。風邪のひきはじめに熱い湯に入って寝るといい、その類いの対処法です。効く人もあるが、体力のある人に向くが一般には使えない。

今回の新型インフル感染は子供や学生さんが中心になっています。ドラッグストアーとしては売れれば何でもいいでしょうが、医師に相談して使うものと判断します。一般家庭では安く上がれば何でもと使えば……この場合、高い薬になるのでは?

病院が嫌いとか、初診料がもったいないトカいう人もあります。うっかり処方を書くと、お前の書いた薬は効かなかった……言って来る事が考えられ、ま、せ、ん、か?……考え過ぎかも(笑)それで書かない事にします。

世間の情報は使えない情報の方が多い。一応、私には効いた。ある程度の確率のある情報しか、私は出さないのです。新型インフルは大阪から福岡に来たそうな……私もアレやコレやと準備を進めて迎え打つ事にします。

2009年5月26日 (火)

実録・連合赤軍 映画

Photo こんな番組がかかるから有料TVは面白い。「実録・連合赤軍~あさま山荘への道程」1969年前後の日本の学生運動をまとめた若松孝二監督作品です。佐々淳行さんや、警察側の情報とは違えて作られ、その見解は独自です。

中心は山を移動しての粛清処刑、リンチ部分、「山岳ベース事件」となります。ここでのリーダーは森恒夫、副リーダー永田洋子が中心に描かれる。主導権を取ったものが取り返されるのを恐れ、手段が先鋭、極端化していく様子が克明に描写されます。

リーダーたちの身勝手で進行して行くように見えるが、参加者が協力的だった面も言われる。森や永田はつらい運動に追随し、幹部に出世している。ただ生きたのでは出世できない自覚、平均以下の境遇からの劣等感を、凶暴性に変えていく。

社会への不信、家族も含めた不信が根強い事が前提になる。大学は交渉を打ち切り、始末は授業料の値上げで決着させる。あとは自分たちで作った組織によるしか行き場がない。だが組織は次第に狂いはじめる。この構図はたとえば、オウムと似ている。

組織内にあれば上部を理解し下部を把握しなければならないが、細かい把握は難しい。世界革命をいいながら、具体的なイメージも戦略も実は何もなかった。上部はそこを突っ込まれるのを恐れ、下部は付いて行けてない点を指摘されるのが怖い。

日本の最初の組織は新選組、つぎに軍隊になります。司馬さんの認識は軍隊への疑問が、燃えよ剣への執筆動機となって行く。燃えよ剣が評価されるのは偶然でないかも知れません。組織論か? ただ菓子を取り合うように異性を取り合う様は、あまり高尚な話ではない。

森と坂口弘とが永田を取り合う。永田はひどい女性とされています。嫉妬心をあらわにした場面など映画では描かれます。(共通した証言があるらしい)なんでこんな女を……失礼、こんな組織について行ったのか。理解できません。

70年代、この後の時代に入ると、人が孤立して自殺と思われるパターンが頻発します。いわゆるおちこぼれ、あるいはツッパリといわれる。男も女もないとも言われ、自分が自分である根拠を、空に求めるから……という仮説は成り立つか? 自殺から他殺へ、さらに様相が変ります。

自分を自立させ、社会や組織に機能する。これは依存するだけなのか。いずれにしろ、ここで方法が見えなくなる。見えるのは金とセックスか? 私もだんだん言葉つきが過激になってきました。今日はここまで……

実録・連合赤軍~あさま山荘への道程~ホームページ

http://www.wakamatsukoji.org/making/

同、予告編 http://www.youtube.com/watch?v=aBvpTlry8xA

2009年5月25日 (月)

新コンタクトレンズ購入2

Pyua2 ただですねえ、2チャンネルによるとコンタクトレンズの使われ方は滅茶苦茶です。普通のレンズを一週間、入れっぱなしにした。一ヶ月入れっぱなしにしたトいう。武勇伝のつもりか、嘘かホントかも判りませんが……本当ならトラブルが起こる。

実際にトラブルが増えた。行政としてはそれでコンタクトの扱いを取り締まった。そうなら仕方がないと理解します。加えて最近の眼科では視力も教えてくれません。それでも眼科では、

――あのう、右の視力、落ちてますか?

「ええ、少し。メガネを変える程ではないでしょう」

そうか、右目のコンタクトは今度、一つ度数を上げてみよう……などと聞き出しが出来ない訳ではありません。

コンタクト店がコンタクトだけを売れば、眼科の売り上げが落ちる。医師は困り、処方なしにはレンズが買えなく、動く。逆にコンタクト店は若いインターンを雇い、病気は診れない形だけの眼科、属にコンタクト眼科といわれます。

コンタクトレンズは国外では、こうなっていない。これ日本だけの形式です。海外から買う形を取ればピュアビジョン入手も簡単に安価に出来ます。最初から処方がいらない、医師の指導もありません。その不安は担保しなければなりませんが……

ピュアビジョンのある店に行きました。私が選べばいい訳です。昨日、BC、ベースカーブについて書きました。私には8・70でも9・00でも差はないように感じられます。しかし、もしかすると、この間に特別フィットするレンズがあるかも知れません。

BCだけに注目して8・80のレンズはあります。ジョンソン&ジョンソン、シュアビューがそれです。8・90のレンズもあります。チバビジョンのフォーカスです。レンズがよくズレるという人は医師にそう話す事が先ですが、医師の対応がなければ自分で試みる事も出来ます……そういうレンズのある店を選べばいい、ダケですね。

一週間つけっぱなしのレンズなら旅行などコンタクトケアが軽装備で行けます。緊急事態を予測してレンズを変えておく事も可能です。一日使い捨てとどっちが便利なのか? 私の場合、別に一ヶ月つけっぱなしを考える訳ではありません。

さてピュアビジョンの性能は高かった。24時間対応にはこれいいです。ただメダリストプラス、海外名ソフレンズ38は安いだけでなく、通常使用で強度は高い。ピュアビジョンはこすり洗いに向かない。コンセプトクイックなど過酸化水素水系のケア剤でないといけません。それに日に何時間か、裸眼になる事にも意味があるとしましょう。

人の生き方は様々です。国内外で、このレンズの扱いに差があるように……薬にも差があります。外国で使える薬が日本では使えない。逆はないですね。ひいては外国では出来る医療処置が日本では出来ない……これには逆があるといいますが、問題の根本は似ている気がします。

医師と患者とどちらに選択権があるのか? 行政や政治はどちらを向くか? 個人の自己責任とは? 観念だけでは判らないことが行動する中から見えてくる……消費者の不自由でつじつまが合わされているのではないか? 

コンタクトレンズ一枚で何が判るか? 笑う人もあるかと思いますが、物がレンズだけに見えてくる世界があります。コンタクト対応は税金を使う形で決着し、行政、病院、医師、レンズ屋……誰がトクをしたのか? 諸費者は余計に払うだけ……私の考えた事は、今回これまで。

2009年5月24日 (日)

新コンタクトレンズ購入1

Pyua コンタクトレンズについては色々あり、今日は問題をピュアビジョンに絞ります。ボシェロムは元々は欧州のメーカーで、コンタクト実用化には功績があります。私とは昔から相性がいいと書いて先に(笑)ピュアビジョンはパイオニアのTVではありません。

ピュアビジョンはボシェロムの新型コンタクト名で、すでに数年前から出ています。これが今回、実売で近視用3500円程度(4枚組)で仕切り直す。そして一週間つけっぱなしがピュアビジョンの今回の売り文句になります。

では数年前はどうか? 一ヶ月つけっぱなしと言った。篠原涼子さんのTVCMで見た人もあるかと思います。私も関心を持って見ていたのですが、あまり話題にならなかった。いつまで経ってもピュアビジョンは普及しなかった、変だなあト思っていました。

ネット検索で装着試験の出来る眼科を調べても、取扱い眼科が増えない。これ要注です。理由は外国では降りた、一ヶ月つけっぱなしの許可が日本では降りない。それでTVCMもやがて取り下げられてしまいます。

特別一ヶ月つけっぱなしにしたい理由もありません。私は好奇心と装着感への期待が主なので、無理をする必要はない。それまで使ったメダリストプラスは悪い訳ではなく、普通のコンタクトと比べるとむしろ優秀と思います。

メーカーの決定については、眼科の医師が権限を持っていて、私がメダリストプラスを指定しても、眼科に手持ちがなければ他のメーカーが勧められます。もっというと眼科が売りたいメーカーを勧められます。自分の相性を知っていれば、それは困る、私は嫌です。

コンタクトレンズにはBC値があって、これはベースカーブを言います。シャツでいうとSMLの3サイズ、丸さの大きさです。たとえば8・40 8・70 9・00があります。普通のコンタクトや2週間使い捨てには3サイズありますが、一日使い捨ては真ん中の8・70、1種だけだったりします。

BC値は、あまり気にする必要はないと思う事も出来ますし、一日使い捨てコンタクトはいい加減と思う事も出来ます。私は眼科によって8・70を処方されたり9・00だったりしました。すると私に関しては眼科がいい加減と思うことも出来ます。

このような、あいまいさは意外にあります。私がピュアビジョンに関心を持っても処方してくれない。手持ちのコンタクトを勧められる事もありえ、診察料……初診料も安くないとすれば自分で処方してしまいたい。私の気持ち、ないしは行動根拠を理解されましょうか?

松葉杖が壊れた時、カナディアンやステッキを自分で処方した時と似ている。私とすれば同じ感覚です。視力表と睨み合わせ、自分で調節するコンタクトレンズの話を、明日も、もう少し続けたいと思います。

2009年5月23日 (土)

カセットテープの時代

Kasseto カセットデッキを変えたので、テープを取っ替え引っ換え聞きます。90年代前半くらいはウォークマンプロという外出用プレイヤーと、家ではリバースデッキを平行して使いました。この時分はNHKも陰りが見えず、録音番組も多くあります。

92年5月に、宮沢明子さんのモーツァルトコンサートの放送があります。その時のエアチェク・テープから、若くバリバリの宮沢さんが甦って来ます。ロンド、イ短調K511だって……宮沢さんはその後にキラキラ星を弾くのです。

モーツァルトには二面性があります。その両面を出そうと宮沢さんは意識する……で、この選曲になると思います。生まれたままの子供のようなモーツァルトと、人間の限界を見ているようなモーツァルトの両方がいます。

宮沢さんは二面性を明晰に位置付けようとする。内田光子さんのは時期は判りませんが同じ頃でしょう。情熱に燃え上がるモーツァルト像を演奏します。この解釈、どちらも面白い。これもライブからの録音放送と思われ、客席から咳が聞こえます。

20年近い時間をまたぐとエアチェック時の記憶は無論ありません。覚えていません。宮沢さんが気に入ったのは20代後半からで、内田さんがよくなったのは30代後半からのような気がします。それが、このデッキで聞くと手に取るように鮮やかに聞こえる。

20代の私と30代の私が、やあと脇に立つような感覚に驚きます。時代が移り、デッキを作った会社はもう作りません。それどころかカセット自体もほぼ無くなり、この音だけが録音した時より鮮やかに聞こえる。奇妙なことです。

老人のセンチメントをもう少し……この90年代前半の社会で、いじめがキーワードと思います。尾崎豊さんが怪死、完全自殺マニュアルが話題になります。女性は結婚後も娘時代と同じような生き方をするようになる。

マディソン郡の橋がベストセラーになるのは、94年です。女性が母親を拒否したように、男も父親を拒否していた。あるいは仕事と役割に熱中し、人間をも拒否しようとしたか……このカセットデッキは当時、定価が八万五千円、実売は七万円弱くらいです。

特殊なヘッドを開発した赤井電機は消耗品ではないテープレコーダー、デッキを作った会社です。エアチェックする、つまりCD代を浮かす道具としては高すぎる。奇妙なバブルの形でしょうね。消耗しないデッキを作ったアカイは赤字経営後、三菱に吸収されて終ります。

買い換えの必要ないデッキは高級化するしか方向がない。アンプより高価というデッキは、CDとMDとMP3の普及によって消滅に追い込まれる。人間のあり方と重なる部分があって、そこが面白いと思うのです。

2009年5月22日 (金)

インフルエンザの教訓2

Mask インフルエンザの話題です。金曜日8日にはスーパーに沢山あった使い捨てマスクが、月曜日11日には売り切れました。薬局のマスクは、もう少し早くに……後は少し品のいい、布のマスクが残るだけです。それも残りが少ない。お買いになりましたか。

スーパーでは店員がマスクをかけ、所によっては出入り口にアルコール消毒を準備し、手洗いなども奨励します。大袈裟なのか、それとも合理性がある事か。そうではない店も無論ある。プールでは窓口係員は、11日段階、マスクをかけていない。

どちらかに正解がある訳ではない。熊本市では一人も新型インフルが出ていません。マスクにみる市民の対応は、一律性が高いように見うけます。

――ここのプールでのインフル対策は、立ちましたか? 咳をする人は入れないとか?

「……決まってないです」

――立ってない意味ですね?

「決った事は、今は何もないです」

プールの対応が悪い訳ではない。だが聞かれて何もないはマヌケに聞こえる。カルキは少しだけ強めにしてありますとか、だからシャワーは念入りにとか……何とか返す事は出来ます。その辺に熊本市の田舎感があって、安らぐのかもしれません。

出入口に消毒薬を置いたのはイオン系のスーパーで、実害を防ごうとしたのではなく、意識の高さを誇示したデモとの見方もあります。インフルに備えて食料備蓄する人も、もあるのが実体、そういう意味では点を稼いだ訳です。

私は相談員という肩書きですが特別な資格を持っている訳でも、まして博士号がある訳ではない。この辺を具体的に表記して存在意義を示せばいい。行政の実体、民間の実体から今、出来ることを述べます。

マスクはあった方がいい。しかし強い効き目はありません。人が持っていない時は持たないフリの方がいい。手洗い、うがいもした方がいい。それより危ない所には行かない方がいい……しかし現実にはそうもいきません。

インフルは現段階では夏に向けて収束と見られます。いったん収束し、秋以降に復活する。その時に毒性を強くしているか、が問題です。60代以上でかかっている人は、現段階で極端に少ない。年配者には免疫性があるのではないか、との仮説が立っている。

将来の事は判りませんが、そういう仮説を拠り所に落ちついた対応をお願いします。家庭内でインフルが出た時の対応を、そろそろ家族で申し合わせて置く必要があります。

追伸、対応がなかったのは市のプールです。県のプールは16日土曜から出入り口にアルコール消毒が出来るよう対応します。イオンパターンです。それ自体に深い意味はないが、認識を促す意味で効果があります。