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2009年4月30日 (木)

GOEMON試写

Goemon 「GOEMON」の試写です。映画というよりはシュミレーションゲームさながらの画像展開で才蔵、秀吉、信長、家康がバッコする世界です。マゲなしで現代服、中世騎士の鎧やお姫さまスカートで、あの人がこの人が出て来ます。

レッドクリフのヒットも言ってしまえばこれです。指輪物語3部作は大作映画のスタイルを確立させ、大きな功績を残した物です。指輪では主人公が生残り、指輪を消滅させる事があらかじめ約束されていました。その線で物語は展開していった。

主だった人物が基本的にハッピーエンドを迎える点は、レッドクリフも引継がれ、パート2、後編もヒットしていると聞きます。GOEMONはもう少し複雑な構成になって、誰がどんな役割を果たすか判らない仕掛けになります。

これは配給松竹の注文なのか。情感と情感のぶつかり会いのシーンが多く、レッドクリフとも一線を引きます。邦画の由縁という気もします。まあ、そうなると才蔵の大沢たかおさんが儲け役になりますねえ。ご注目、ネタは割りません。

ここまで奔放ではないが、物語の枠は大映「忍びの者」シリーズと司馬遼太郎「梟の城」からと見ました。司馬さんは戦争で中国に行って、軍人たちの横暴振りと日本に失望する。こんな日本人ばかりではないはずと、歴史に日本の長所を求める訳です。

司馬さんが戦後ブームというか。国民的作家になったのは司馬さんのような思考回路をたどる人が多かった。そういう意味を持ちます。歴史上の人物を思い浮かべ、厭戦ないしはまだ負けてないと思う。ですから敗戦でなく終戦、終戦記念日となる訳です。

映画の大きなメッセージはこういったオマージュになります。その点はよく出来ていて、いろいろはありますが最後には納得できる娯楽映画に仕上がっています。また戦国武将は女性にもブームという話で、その流れにも沿っています。

ただ天下取りに絡んだ3人はジジ臭い選択で、真田幸村や武田上杉の天下取りに絡まなかった武将が女性人気の中心なのに。そこは少しダサかった。女性の扱いにも疑問あり。まあ間違いなくヒットしますから、2作目のテーマになりますか?

個人的には芸術性のある映画が好みですが、考える所はありませんでした。見てれば全部、誰でも判ります。ややこしい所はありませんが……でもレッドクリフよりは複雑かな。おっと、そこが問題になる? 

勉強したい人は雷蔵さんの「忍びの者」篠田監督の「梟の城」と比較したら断然、面白くなると思います。また近い上映では松山ケンイチ主演で「カムイ外伝」がスタンバイ。クドカンさんの脚本は恐いけど、いやーぁ、忍者映画って本当に面白いですね。さよならさよなら、さよなら(笑)

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コメント

こんばんは!
GOEMONはいま気になっている映画の1つです(^o^)
司馬さんのストーリを知らずに何冊も読破しましたが、そのおかげで歴史が好きになりました♪
最近は大河ドラマでも人気俳優さんや女優さんが演じていますが、その方のイメージを色濃く連想してしまうのであまり好きではないかもしれません(苦笑)
レッドクリフはパート1を見ましたが、今どきの映画という感じがしました。
三国志にもいろんな視点があるものなんだと気付かされたような気がしました(^^;

こんばんは、三国志、水滸伝は一応、歴史をふまえてます。水滸伝もそうだっけ?
アブナイ(笑)

グラディエターやベンハーもローマ帝国の終結をバックに、話が進みます。知らなくても映画は見れますが、見た後、お勉強すると大分、違いますね。
カムイ伝、外伝は江戸時代のお勉強になります。

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