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2009年2月15日 (日)

クロスケ

Baron

私の部屋に犬が来ます。私がクロスケと呼ぶコッカースパニエルは、ほとんど毎朝やってきてはクンクン鳴いて、まずはノックする。それでも私が返事をしないとワンワン吠え出し、ドアをドンドン叩き始めます。教えた訳でもないのに……

クロスケとしては「何かちょうだい」おやつをねだるらしい。何かとはパンのきれはし、リンゴの芯、バナナの端……何でもいい。

何かやって「帰れ」というと一度は帰るが、ふりだけしてまた来て、同じ動作をします。両手を開いて「ない」というと来ません。

クロスケは自分勝手ですが、トレーニングと違うレベルで理解し、私の意向を読み取るらしい。猫のレベルより一段高いレベルの反応らしい。「何かちょうだい」と言う。

ある日「クウォン、クウォン」と悲しげにいう。

「僕、すごく腹がすいているんだ」との意味らしい。

それは嘘で、飼主がエサを忘れた訳ではない。クロスケはおそろしく食いしん坊です……トここまで書いて、犬は猫より、うっとうしい生態があることが、私は表現出来たでしょうか? 

これはクロスケに迷惑している話ではなく、犬一般が嫌いな訳でもなく、どこがドウとは言えないけれど実にそう、そうなのです。個体差で犬のような猫もいて、猫のような犬もいる。そういう人もあります。

クロスケは食物として魚にも関心が深く、かまぼこの板をかじるのも好きです。私でなく主人の留守中に化猫よろしくサラダ油をなめ、生米をかじり、日なたに干したばかりの渋柿を、食べたいとワンワン吼えたそうです。

その辺が、変ではなく犬好きにはたまらないエピソードかも知れません。私としては過剰な感情は持たないで、余計な関心も擁かないようにしているので、うっとうしいという事になります。犬が好きでトレーナーをしている人がいます。

仕事は仕事で犬とふれあい、疲れて帰って……やっぱり自分で飼っている犬と向き合うと言います。私には想像もつかない、並外れた好きです。いえ、その誰かに失礼申し上げるのではなく、私が犬の飼主には向かない性格なのです。

自分に性格がある。他人とはかけ離れていると思った事はありますか? 私は誰にでも性格があると思います。ただ犬についてさえ……ここまでは現実、すでにいい長さですが、まだ前振りの段階に過ぎません。そして話はここから別な方向に向かいます。

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