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2009年2月24日 (火)

取りました、おくりびと

026070 取りましたねぇ。アカデミー賞外国語映画部門「おくりびと」が受賞しました。たそがれ清兵衛は取れなかったし、シャルウィダンス?は、あれは興行的によかったのでノミネートされていなかったのでした。いや、知りませんでした。

おめでたいです。「出来れば、またここに帰って来たい」滝田監督はまるで私のように厚かましい事を言っていましたが、夢ではありません。何度でも帰って行ってほしい。いやいや、今年の日本映画はイケルかもしれません。

しかし、ここだけの話ですが、対抗馬はイスラエルと言われておりました。これを見た人は「今年は無理だろう」いっていました。企画および主演の本木さんも上映分を観て、弱気になったとか? それが一転、日本への追い風になったのには……

影響があると思われます。米国といえばイスラエル贔屓ではなかったか、それとも公然とイスラエル支持が出来なくなったのか……確かな事は判りませんが、そういう政治事もからんでいるアカデミー賞ではないでしょうか。

それはさて置き、受賞作おくりびとは死を通して生を考える。私としても推薦できる内容です。これで普段、映画に行かない人が映画館に行く事になり、DVDも借りに行くようになるかも知れませんし、喜ばしい事であります。

先だっては木村多江さんの話を書きましたが、この映画で広末涼子さんは主人公を否定する敵役に近い役をこなします。木村さんのような女優さんは時々見かけるのですが、いい女も悪い女も両方演じられる女優は滅多に出ない。

そういう意味では広末さんの方が要注目。たとえば岩下志麻さんとか桃井かおりさん夏目雅子さんに続くような10~20年に一度の逸材と思われる。本木さんの役は、もうあれ以上の演技は出来ない。山崎さんも、あれ以上はないです。

この映画のキーマンは広末さんで、広末さんがもっとよかったら、この映画はまだよくなる。悪いといってるんではなく、広末さんの可能性はこれから大きい、そう思うのです。広末さん、その辺は判ってるみたいです。

なぜなら日本アカデミー賞の方の出席、席上でアレ演技していました。本木さんの隣でいい奥さんみたいな顔になったり、違う顔を見せたり……目まぐるしく変化しました。悪だけをこなしても善だけをこなしても意味はうすい。

善悪を両方、高める中に発見もある。そうでしょう? 欧州も限界、米国も限界、ならば日本を探そう……そこまではいいとして、やれサムライだの、なに武士道って? そんなん、ありきたり。そんな調子で私も行ってみましょうか(笑)

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コメント

こんばんは!
「おくりびと」は私も見ましたが、受賞できて本当に良かったと思います☆
黒澤監督以来となる受賞ですから!
世界中で61もの賞を受賞したというのは新しい歴史を作った感じがします♪
滝田監督の出身地で偶然にもしばらく生活していた私は、まるで隣人が受賞したかのような嬉しさがありました(^^)

はい、広末涼子さん、「鉄道員(ぽっぽや)」でファンになってしまいました。演出もそうだったのかもしれませんが、その存在感といい、演技の奥深さといい、そこらのアイドル女優とは一線を画しているなぁ、と感じていました。

追伸
「メタンハイドレード」の記事に、コメントを入れました。と、言っても私のブログからのコピペですけど!

そうなんですよ。CR-V乗りさん。
黒澤監督の場合は積年の業績にたいして、作品に贈られるのは初めてになります。昨日の今日に麻生さんが行ってまして……まあ、それはいいでしょう。滝田監督は確実に、いい映画を作り重ねています。

ツバメさんはポッポヤからですか? 確か滝田監督で「秘密」とかありました。あれも怪しい演技でしたよ、露出度ではないHな内容で、面白かった。まだでしたらどうぞ(笑)後悔しない面白さでしたよ。

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