« パチンコこわい | メイン | 昔、恋愛はなかった »

2007年12月24日 (月)

三角関係

男女間のやっかいは言うまでもない、男同士も女性をはさむと簡単には行かなくなります。
「少し話があるのですが……」と知らない同性に言われたら警戒したがいい。あまり話した事のない男とじっくり話す事になります。

「A子さんの事で……」と来たら人気のない所で会うのは止めたがいいでしょう。次に来る台詞も見当がつくでしょう?
「A子はあなたに気があって……」その男はA子に気があって、うまく行かない関係の清算を、こちらに持って来たのです。

それで男と知らない関係では済まなくなります。A子さんとは……さらに厄介に(笑)私のではなく木尾士目さんのマンガの展開は大学の部室と下宿を、そういう風に往復します。私もマンガをなつかしく面白がりました。

一つ病室に若い男の患者ばかり3人も4人も、あれがいい、これがいいと看護師の品定めに余念がなく、看護師、先方とは関係のない鞘当てになったりします。若さの屈託しエネルギーが爆発の理由を探します。

いろいろ患者さんがあります、気楽な人もあれば症状が重い人もあります。私の場合は軽くない手術をし、安定剤を飲まされます。3時間とか5時間とか術中、意識はありますが終われば泥のように眠るだけ……それを2年強で10回くらい続けました。

痛み止めの向こうの自分との会話に比べれば、それは気楽な患者さんとは話が合わない。つまり何となく、私は実年齢より老けた物言いになります。隣の患者の好きな看護師さんが、私の次の手術の担当になります。

その患者さんは羨望とも嫉妬ともつかぬ感情を滲ませ、話しかけるのですが、私に対応の余裕はありません。私はその看護師に何か言ったらしい。いえ患者さんが、そういうのです。
――看護師さんを口説くとか……してないと思いますよ。
「そうではなく……」と患者さんは言います。

手術が決まれば緊張が走って私は話も上の空です。
「本読んでるから言う事が違う……」と看護師がいう。それを患者さんが聞き出します。
――はあ、何も覚えてません。
「大人っぽいと……」とも看護師がいったというのです。
――知りません。何の話です?

私は看護師に、何度目の手術になるか問われたらしい。それで7回目まで数え、そう言ったそうです。「その後は切実すぎて数えられない」窓の外を見ながら私は言ったそうです。心はすれ違うもの、看護師は感心して聞いたトそれだけの話です。

看護師がどこに感心されたのか? 患者さんは自分の中に看護師の心を増幅し、伝言ゲームをどう聞き違えたか? 興奮してます。三角どころか、まあ私には関係ない。ただうまく言わないと誤解も増幅します……木尾士目さんも壁の薄い下宿と大学の部室を往復して、その手の話を沢山仕入れたようです。マンガは自己体験ではないと言います。

この続き明日、もう少し。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/394232/18079696

三角関係を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿