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2007年12月22日 (土)

魍魎の匣 試写会

この映画は見た事がある。試写に、そんなはずはないのですが、しきりと気がします。女学生の二人が夜に凧を揚げようと約束する。最初から無理があるのです。凧揚げの経験もないだろう二人が、それも夜中に凧を揚げようという……

果たして美少女バラバラの死体という、猟奇的で悪夢のような展開に、はい、お待ちかね方向に物語は進んで行きます……私のヴィジャブというのは見慣れない新作にあるのでしょうか? 古いレンタルDVDの方が似合っているのか?

ひねくれて見ていると、CG合成の回顧設定が記憶と対応していると思い至ります。たとえば篠田監督のスパイ・ゾルゲがCG合成でして、あの感じですね。合成といえば3D映画が2本ほど入ってますよね……まあ、興味はありますがどちらもアニメですから。

アニメはリアリティのツボが違う。私は白蛇伝いらいピンと来ない……古いか。知りませんか? 魍魎の匣もツボが違いました。何となく乗れないまま物語は進行します。匣はともかく魍魎と手書きで書けますか? 書けませんよねえ。

ワープロでも書けないって? 単語登録して下さい……それでまた似た映画を思い出しました。「帝都物語」です。あの監督は実相寺昭雄さんです。ウルトラマンで出発の監督です。魍魎は違う方でシリーズ第2作で、全く関係ない。

帰って調べてみると第一作はやっぱり実相寺さんですって、まあ、そういうもんですね……この手のサスペンスミステリーは現実の方が面白い。散弾銃乱射事件だって親友殺害を目的にしたのか、インストラクター目当てにしたんだか判らないでしょ?

米国高校でのライフル乱射をマネたとは想像が付きますが、ちょっと猟奇的ですね。私はうんざりしてますが、若い人はそうではなく、こういうのに飢えてるんでしょ? 原型は前に取り上げた「ムンクの絵」病める子と思います。若くして自分の死を悟る訳です。

手足を切られて死ぬ自分をサスペンス仕立てに戦慄する訳ですねえ。散弾銃でどちらを狙ったにしたって最後に自分を打つ訳で、最終目的は自殺です。自分では人生を切り開けない。そこに最終的な恐れというか不安があるんです。

生々しく苦労するのは嫌だ……そういうメッセージ、声を膨らました映画でしょうね、これ。私にはある意味で身障者の現実だから怖いなんて言ってられない。そういう意味では、この映画は面白くないです。

ウイッキペディア「魍魎の匣」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%8D%E9%AD%8E%E3%81%AE%E5%8C%A3

スタンバイ ○小石川の家 青木玉 ○ライオンは寝ている 大貫妙子

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