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2007年10月25日 (木)

もったいない

本音と建前を使い分ける事は悪くないと思います。ただ、どこまで本音で、どこから建前か判らなくなると怖い。赤福の社長が記者会見で「もったいない」から前日の商品を、賞味期限を書き変えて再出荷した旨を言います。

冷蔵庫の中で賞味期限の切れた大福を、個人が食べるのとは意味が違います。冷蔵庫の大福に「もったいない」はアリですが、商品として売る赤福にはない。もったいないの使われ方が違います。危ない大福であたるのは私、人には上げないからです。

他人にだけ上げて自分は食わない、代金だけは普通に頂くのでは商人の風上にも置けません。生産の県内向けに期限の迫った赤福として割引販売でもされたのなら、私も申し上げません。それはそれで需要があるでしょう。

もったいないは毎日新聞がキャンペーンを張ったエコロジー運動から出た言葉です。ワンガリ・マータイさん、ケニアの環境保護活動家から世界共通語になった。最近、イメージのいい言葉です。それを戦略的に使ったのか。

あるいは社長ですから社内にむけた言葉が多く、やがて社内に向けた発想だけに考えが固まり、自社の利益がすべてと思うようになったのか。雪印、ミートホープ、白い恋人、赤福、比内鶏……一連の不正は、もっと尾を引きそうな雲行きであります。

作った商品は換金しろとの立場に立って「もったいない」と言われるのは筋が違う。もったいないほど作らせたのは社長ではないか? あなたの指示ではないか? 本音を見失い人事のように建前を言ってはいけません。

環境保護の観点からいうと残ってはいけません。何かを作ったり何かをしたりして、最後に物や跡が残ってはいけません。記念の物を残したい人は多いのです。沢山の人が、ひとつひとつ物を残したのではゴミが増えて困ります。

商品というのは幾つ売れるか、売ってみなければ判りません。私も口が滑って「売れる」と断言した事があります。店主は怪しいと思っていたらしい。1本、2本、……3本、立て続けに5本売れて合格でした。そういう事は珍しい。売れなかったら負けを認める。

本人はゴミなんかじゃと思うのですが、他人には迷惑なゴミです。来た時と同じに何も残さず消えて行くのが正しい。私はそう思います。そう思わない人を暑苦しいといいます。食べる物が少なく足りん足りんであれば、こんな事件は起きません。

見通し甘く作り過ぎた。部分では余っています。社長という肩書きを振りかざし負け惜しみ、体裁のいい建前論で本音を言い渋ったあげく、もったいない。真近い冬の暑苦しい話でした。

もったいない
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84

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