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2007年7月

2007年7月31日 (火)

うなぎとカブトムシ

暑いです。うなぎ食べました? (笑)安いうなぎにご用心! 危ないですよ。熊本はうなぎの養殖はやっておりませんが鹿児島や宮崎では盛んです。全国の1位と3位であります。2位の静岡が有名なので割を食っていますが、間に挟まれ安く食えます。

さて土用にうなぎを食う習慣は平賀源内のアイデアと言われます。その前はどうだったと思います? フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べるとすぐ判ります。自分で調べてみますか?(笑)その前、うなぎは神様でした。

長くてうねうね動く生き物は大体、神様です。蛇やウツボがご神体という神社は、あります。その延長で鰻が神様なんです。中には不思議な話もありましてね。多摩川で洪水が起き、堤防が決壊した時に、どこからともなくウナギの群れが現れ、堤防に空いた穴に入って行って決壊を防いだ。

日野市にそういう言い伝えが残っています。それで住民はウナギを食べない。これは昔、村を多摩川の洪水から守ったためといいます。住民はウナギを神として祭ったとされます。日野宮神社の地元住民は親子三代にわたってウナギを食べない例があります。

眉唾と思いますか? あなたバチ当たりますよ……これがですねえ。鰻は穴に入り込む習性があってまんざら嘘でもないと言われます。神を信じる人、信じない人といろいろありますから、こういう根拠を出されると、かえって困る人があるかも知れません。

鰻の神聖な部分を素手でつかみ出し、美味しいファーストフードに変えてしまった源内さんも罪作りですねえ(笑)鯉が神体という神社はもっとあります。近くに滝がありまして鯉が流れをさかのぼって、滝もさかのぼって龍になるという話です。

「千と千尋の神隠し」でも使われた伝説です。鯉は鯉、龍にならない事は科学的に明らかで、これは出世を願う人の心の有様でしょうね。欲望のあさましさというか。神とは何か、正体みたり池の鯉、ボッチャン! (笑)そういう事ではいけません。

私が何歳だったか。年上の友達についてクヌギ林に行った事があります。友達が昇って揺らしますからクヌギの木からカブトムシが落ちてくる。茶黒い背中をヒカヒカと光らせ、ボタ、ボタ……落ちて来る。この世の物とは思えない不思議な光景でした。

この世に神が宿っていい場所があるとすれば、鯉の背中よりはカブトムシの背中の方が神聖……(笑)そんな気が私はします。

2007年7月30日 (月)

躍進民主、大敗自民

昨日、選挙速報に熱中していまして原稿の準備がありません。困ったもんだ(笑)いやーぁ、すごかったですねえ。安倍さん止めないですねえ。小沢さん出てこない! それにしても、すごい選挙ですねえ。

私のブログも何か書くと、物によってはすぐ検索にかかるようになりまして「全能感」とか頭で出るんです。全能はいいんですが油断できません。首傾げるキーワードも10位内、つまり第1ページに出るのがあります。

私の場合、一応は読んで欲しいが有名志向はありません。もうブログ宣伝はいらない。自作名刺からもブログアドは外そうと思っています。パソコンだと地紋入れてセルフポートレイトで、好きな名刺作れます。あなた、作ってます?

それ用の紙も売ってると思いますが、終わった月のカレンダーの裏でいいですよ。面白半分、冗談気味に作りましょう? ブログ見て頂戴ませ、まっせ名刺! フリーソフトでもあるし年賀状ソフトにも収録があります。あるでしょう? 私の? 筆王!

書きたい事はありまして、車の事も少し要領がつかめました。三菱が発表しない方針らしいのでそれなら……そういう事はあるんです。でもねえ、一般性ないですからねえ。バッテリー交換も面白そうで、合わせて発表予定、期待して下さい。

鍼治療も一度体験してはと思うのですが、悪いところがない。いやな身障者ですねえ(笑)リポートとして必然に欠けます。嶋田さんに限らず初対面リポートというのは面白い。私はやりたいのですが、普通、写真までOKにならない……誰かやりません?

本やDVDや中古CDからの作品評は当初、不評に見えたのですが最近よくなっています。検索に掛かるようになったのでマイナー作品ほどWebで出易くなる。逆転現象が起こりまして後あとまで読まれています。これからも増やして行きます。

大げさにいいますとブログ、何を書くかというのも当初とは違う考えになって来ています。民主の勝利というのも逆言えば、深い混迷を予想させる出来事なのです。私はますます忙しい(笑)皮肉な笑いを浮かべつつ頑張っていきましょう。

2007年7月29日 (日)

ストレングスモデルA

米国映画のように誰にも納得のいくハッピーエンドは存在しない。そう思ったがいい気がします。世界で2番目に豊かな国である日本においても貧しさはあり、おにぎりが食べたいと日記に書いて餓死した生活保護者があったそうです。

期限切れコンビニ弁当を配布するシステムは必要ないだろうか? バカな意見を出した相談員がいたようですが、思いもよらぬ存在証明を得た事になります。「問題があるのでしない」との答えを出した熊本市職員は、今頃、寝覚めが悪いでしょうか?
○「賞味期限」にはその後、市の返事も収録しました。

白澤政和教授のケアマネジメント実例集も納得が行くような行かぬような、歯切れの悪い読み物になります。68歳女性Aさんの場合、20年ほど前に1種1級の診断が下ります。介護保険対象とはいえ、中途身障者の色が濃いと思われます。

夫がありますが、ガンを発症し介護も思うに任せず。子供は別居、遠方に住み連絡を取っていない。障害年金、国民年金、預金の切り崩しによって生活が成立します。なかなか厳しいようです。

排泄はポータブルトイレを使いたい。本人の意向がそうですが多少リスクがあります。転倒されてる。入浴は毎日というのも意向からそうなります。公民館での歌のサークル参加、夫への面会への支援……といった内容支援になっています。

文面だけからです何ともいえませんが、ホスピスへの夫婦入居が理想でしょうね。ただ金が仇の世の中で、これには入居費用は当初一人500万円くらい、生活費は実費負担、他は健康保険、介護保険が負担する……といった現実が待ちうけます。

多分、Aさんは健常だった時代が長く、病院を拒絶される。リスクを負っても自宅にいたい意向……悪いとは言いませんがどんなもんかと思う。こういう人は健常者の理解も得やすい。もっともっとサークル仲間からの支援を取り付ける一方で、頑なにならず施設暮らしにも理解を、私からは両睨みの今後をと申し上げたい。

これらのリポートは若いケアマネによるもので、白澤先生は感想だけになります。若いケアマネはこういったモダンな高齢者は理解を示しますが、そうでない高齢者の理解はどうでしょうか。ギャップがあって少ない回数会見でことごとくに理解のマネジメントは……?

それから、こういう状態に陥って見ると、パソコンの習得が必要になりますなあ。親子が遠く住むにしても、メール交換、ブログの交流があればなあと思わない訳には行きません。身障者、70代80代の高齢者ほどパソコンが必要になる。これが判った時すでに遅い……そういう事にならないよう、どちらさまもお願い申し上げます。

2007年7月28日 (土)

落合さんの匂袋

コーヒーを子袋に詰めて匂袋にする……それを聞いたのは深夜放送のレモンちゃんからではなかったか? 落合恵子さんは奇妙な色気を漂わせながら、そんな話をした事があります。ただその手を私は、すでに知っていました。

前にはコーヒーはマタリ・モカを使っていましたので、買ったばかりのモカを持って交差点で信号を待つと、隣で人は鼻を鳴らして辺りを見回します。
「コーヒーの匂いがしないか?」
「うん、どこかに店が開いたかなあ」そういう会話が聞こえました。

匂いのいいモカは効きすぎという物で、もう少し普通の豆がよかったようです。人の家に行くときも自前のコーヒーを持って行って点てるような事もしていました。それほどわざわざという事でも有りません。コーヒーの匂袋も普通にやっていました。

それほどコーヒーを飲まなければならない、つまりストレスが掛かっているという事です。匂袋を用意するのもいいのですが、かかっているストレスを軽くする工夫も大事になります。人生いろんな事に手を出すのも工夫ですし、逆に手を引くのも工夫になります。

赤目四十八滝心中未遂に、主人公が女性に匂袋を送ろうとするシーンがあります。女性は不幸な育ち方をしていて、主人公はそこに共感を込めて匂袋を送る訳ですが、これは漱石が三四郎で使った手です。ヘリオトロープは明治に流行った輸入香水です。

どんな匂いの香水か? 調べました。匂いはともかく花はすぐ見られます。(笑)
http://hukumusume.com/366/hana/pc/01gatu/1_27.htm
Webは便利というか、そっけないというか。何かが判らないという事はまずありません。判らない知らないは自分が調べる気がない時だけ、つまり怠慢でしかないんですね。

ずっと後になって落合恵子さんの講演を聞きに行きます。講演で落合さんは不幸な育ち方をされたのを知ります。落合さんはコーヒーの匂袋で自分を奮い立たせ生きて来られたのだろう、トふっと思いました。あの奇妙な色気の正体を知ったような気になります。

その時の写真がここにあります。検索をかけると落合さんの今の写真もいっぱいあります。でも昔、私が撮った写真の方がいいかな(笑)顔はともかく、ここには拳の落合さんがいます。演台を叩かんばかりに拳を固め、不幸せな他人の為に憤る……あなた最近、誰の為に怒りましたか?

○投票ぴったん http://votematch3.jpn.org/index.php
一昨日はTV紹介直後で使えませんでしたが今は使えるようです。投票前にどうぞ。

2007年7月27日 (金)

香水効果

「女の人って花の匂い好きよ。男の人はもっと花の香水を使ってあげれば女性はリラックス出来るのよ」彼女はそういいます。単純に彼女はそう思っているのでしょう。でも彼女の言葉は額面通りには聞けません。なぜと思いますか?

彼女は花の匂いが好きです。でも女性一般が好きかどうかは判らない。それに香水が好きというのと花が好きは、実は違う事ではないか。彼女が香水を付けたがる時期、その場面というのもあるような気がします。

一律にいつも花の匂いが好きと言われても、私は信じません。嘘だとは言わないのです。がまあ、それに近い受け止めと思って下さい。論より証拠ひとつ百合にはご用心。カサブランカは飾った後の部屋の空気に気をつけて下さい。

百合は妊婦に嫌われると言われています。昔、映画に登場人物の妊娠を暗示したいので百合が取り込まれましてね。その効果を聞いた所、誰も気がつかなかったそうです。匂い効果には個人差があるのです。男はまず判りませんしねえ。

私の所に来る黒犬が匂いには敏感です。何せ犬ですから……(笑)肉の匂いは無論、パンの匂い、油の匂い、キュウリの匂い……匂いの強いのはみんな好きです。キュウリは好きですがナスは好かない。どうも変だと思いまして色々嗅がしまして、何に一番興味を持つか? 

何だと思います? 悪い冗談のようですが実に魚が好きという事が判明します。骨のある所はやれませんが、刺身のシッポだとか皮だとかだしジャコだとか、信じられないほど喜んで食べます。お前は猫か!

肉より喜ぶ、これは猫に生まれる所を神様が間違えて犬にした。神様もこの所、多忙でして手違いが多い。猫のような犬もあれば犬のような猫もある。単純に好きと嫌いで分けるのは軽薄であります。嫌いのような好きもあれば、好きのような嫌いがあります。

好きな香水を自分でつけるといい気分になるのは判ります。人に付けさせ自分がいい気分になるかどうかは……判らないでしょ。本人は気が付きませんが、そういう風にいくぶん話に乱暴な所があるんです。花の匂いを男性が好きになるか、それも疑問です。

この女性、単に好きというより、花の匂いで自分をふるい立たせていらっしゃる。そういう節があります。香水で奮い立つ部分があればそれはそれで結構なんですが、裏返すと疲れがたまっている。もしかすると暫く休まれる方がいいかも知れません。

2007年7月26日 (木)

嶋田さん開店

<あすなろ鍼治療院 
      ―山崎―

少しでも皆様の身体の症状が改善できる様に努力してまいります。

当院のはりは使い捨てで清潔です。

各種保険取り扱い。

要予約お待たせしないために

交通案内
○川原町バス停より徒歩約3分
○慶徳校前市電より徒歩約4分
○交通センターより徒歩約7分
受付時間 9:00〜12:00 
      13:00〜18:00

休診日 日曜日
電話096−211−8355      
熊本市山崎町5番 クラージュ辛島公園1F 

時間外や休診日でも、ご連絡いただければ、出来るだけご都合に合わせて、治療に当たらせていただきます。          嶋田 裕

2007年7月25日 (水)

鍼治療師 嶋田さん

鍼治療師の嶋田裕(ゆたか)さんに会います。電話ではまだるいとバスで見えられ、反射的に視覚障害ではないと思ったのですが……

――私は鍼は特に、まったく経験がない。鍼治療はどんな病気、症状に効くのですか。
「腰痛、膝の痛みや老化、肩こり筋肉痛、それから内臓です」

――鍼治療だけで治るものですか?
「私たち鍼治療師と、患者さん本人からの協力がないと治りません。諦めないで来て欲しい。私がよく言うのは散歩で極端に短いのは1分とか、でも、どんな場合も1時間以上の散歩はダメです。あわせて鍼をやっていきます」

――適度に動いたがいい意味と思いますが……私はブログで、ぎっくり腰を扱いました。少数ですが他のホームページでも動かして治すという主張があります。端的にはプール関係です……ただ営業もあるかと(笑)

「腰痛(ぎっくり腰等)にも鍼治療はいいんです。もみすぎはダメ。それから風呂は炎症がひどくなります。
最初は動かさない。電気治療も最初はやらない方がいいです。症状を追って治療が始まるので、そこはお互いの協力です」
――高齢者で膝が痛いと言う人は多いですね。
「それはどういう方ですか?」

――健常者で太っておられるが、膝だけの問題と考えられた節があります。年令と体重を自覚されないのも遠因と見られるが……病院に入院されました。
「人工関節手術は、あまりしない方が……」
――その方は数年、経過があり、手術されてます。

「筋肉のコリや腫れが、必ずあります。」
――それを取る?
「胃腸、肝臓……内臓もそうで、病院で改善しない人は来て欲しい。リンパ液の循環をよくして免疫力を高めると治りが早くなる。いい方向に向うのです。あきらめないで欲しい。患者さん本人と話し、数回で見通しをつけ、可能性も言うようにしています」

嶋田さんは最初に聴覚の障害があり、それから視覚障害に会われ苦労されている方です。
発声に癖があって一部に聞き取り憎い所はありますが、ご覧のようにキチンと筋道立てて話されます。

その嶋田さんが写真ちらしのように山崎町に鍼治療院を開かれます。
�096-211-8355 山崎町5「クラージュ辛島公園 1F」

○いい加減ツボ治療 http://blog.q-ring.jp/admin.fcgi?search=%A5%C4%A5%DC

2007年7月24日 (火)

始めあれば……

重度身障者には特別という事が少しあります。健常者がままならない事が身障者だから簡単という事はまず、ありません。自分の場合は特別と自覚のある人もありますが、若いとあればそれもない。恥ずかしいという事は誰でも同じに見え、実は違います。

介護を頼むのに知らない人には頼めないという問題があります。知ってる人は状況を見て、介護の必要を感じ取り、正確には自分の方から名乗り出る。察する。だから勘のいい人と悪い人では随分、かかる言葉の数が違います。

私は脇でただ見る時と、言葉で介入する時があります。車椅子から車の座席に移動したり、その逆を、通りがかりの人に頼む時、慣れない車椅子女性など、知らない人に体を触られるのは嫌といいます。それは家族友人がいればいいが居ない、頼むしかない。

それで微妙だったりします。最初に車椅子女性は「女性を介護に頼んでくれ」というのです。特に介護慣れない女性には、それは無理です。介護は下手にやると、やった方は腰を痛める。車椅子者の体重が多い場合です。

必要を説明して「お願いします」という言葉も、最初は屈辱的な感じが伴うらしく、本人はいい出したがらない。ただそれも慣れです。介助を頼まれる方は本人から言われたい人もあります。まあ人によりますがね。どっちみち慣れではあります。

行きたい気持ちが強ければ何でもしてもらう。抵抗は次第に薄れいくもので、強くなるものではない。ただ一般にも知らない人に声をかける事は、多くある事ではありません。声が出なくてコワばることは普通といえば普通の事です。

慣れるというのなら、相手が慣れるか。こちらが慣れるか。そのどちらかしかない(笑)当たり前です。しかし店員なのに売るのに慣れてない店員がいます……買いたい物がある時、あなたは慣れた人から買いたいですか? 

確かに力をつけること。人と人との関係、生き生きとした出会いの持ち方が問題になっていきます。経過には微妙がありますが結果はその通りです。え〜と、何を書こうとしていたんでしたっけ(笑)……若くなくなれば恥ずかしい事も少なくなる。

その物を知った事もあり、慣れない人から買うのも、それはそれで楽しいと思う最近の私です。

2007年7月23日 (月)

もうひとつの物語

ひとつの出来事は他の出来事と結びつき、一連の出来事となります。人生は物語(ナラティブ)として語ることができる。老いも障害も成長、回復と、学ぶ可能性に満ちています。確かに言えるでしょう……だが若い人生ではなく65歳からの人生に、どれほどの人が変化を求めるか。いや受け入れられるか。

シェークスピアのリア王の話ではなく、これは昨日の続きです。1970年後半に成立したケアマネジメントでは、弱点を補助する事で解決を図るアプローチが主流でした。しかしこれではQOLや活力は充分に高まらないのが明らかになっていったトいう。

QOLの向上と財源の抑制と、介護保険の目的が変わらないとすればエンパワーメント……力をつけること。人と人との関係、生き生きとした出会いの持ち方が問題になっていきます。確かにカラオケ大会より童謡の合唱、ゲートボールより筋トレといった課題になる必然は解ります。

○ドミナントストーリー……平常の物語。普段はドミナントストーリーの中で人生を生きればよい。
○オルタナティブストーリー……普段日常とは異なった状況に出会う時、ドミナントストーリーでは対処できず見直しを迫られる。新しい物語が必要となる。
      参考 http://homepage1.nifty.com/shigeki-suwa/narrative/

ストレングスモデルとは何となく、指輪物語かパソコンゲームのような気がするのですが、白澤先生は本当にそう言っています。これは米国の精神障害者の退院トレーニングから始まったそうです。自己決定は現段階の日本の高齢者に向いているとは思えません。

日本の高齢者は
「これもあります。あれもあります。どちらにしますか」より、
「あれもありますが、これの評判がいいようです」と、
言われたいのではないか、ト私は思います。

ただゲートボールも筋トレも好きになれない。私には水泳が一番向いている。リハビリ効果も抜群……ト思う。場合によっては物語の書き直しを迫られるトいう事です。カラオケも童謡合唱もまっぴら、私にはジャズやクラシックを聞いた方がいい。デイケアなんて行きたくありません。

日本人も今後は私のような人が増えてくるのかも知れません。

2007年7月22日 (日)

介護保険制度改正と今後

介護保険制度の改正とサービス事業者の今後のあり方―ケアマネージャーを中心に― 講師:白澤政和教授という講演会に行きました。例によってメモを出しますが、今回資料はA4で100ページを越え、講演も2時間を越えておりまして、はや手に負えません。

白澤 政和氏1949年生まれ。大阪市立大学大学院家政学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。社会学博士。2004年大阪市立大学大学院生活科学研究科研究科長(学部長)。現在、社会福祉士養成校協会会長として、社会福祉士法及び介護福祉士法の改正で多忙な毎日を過ごしている。最近の主な著書に『生活支援のための施設ケアプラン―いかにケアプランを作成するか』(中央法規出版、2003)(単著)、『社会福祉援助と連携(21世紀の架け橋―社会福祉のめざすもの�)』(中央法規出版、2000)(編著)。(大阪市立大学大学院生活科学研究科 教授)

主催の誘い文はこうです。「昨年4月に介護保険制度が大きく改正され、様々な課題が生じている。とりわけ、地域包括支援センターが創設され、介護予防を含めた包括支援事業が開始されたが、必ずしも円滑に進んでいるわけではない。そこで、介護予防の意義や具体的な方法について、海外の動向とも比較しながら、考えたい。同時に、本改正で、介護保険サービス事業者、とりわけ、居宅介護支援事業者のケアマネージャーは混迷をきたしているが、あるべき方向を一緒に探りたい。」

私の印象を言いますと、重度要支援者を全部みて貰えるようにはならないトいう事です。会場に重度障害者がおられ質問されました。言語障害があり判りませんが、ならないかトいう意味だろうと思われますが、これはまずならない。

「介護保険の財源は年10%以上の割で増えており負担と給付のバランスが取れない」意味のことを白澤氏が書かれている。介護保険を保険と考えるとそうなる。つまり福祉制度ではないトいわれるのですね。

講演で一番使われた言葉はストレングスモデルという言葉です。ストレングスモデルとは、短所に目を向けて「あれができない」「これができない」と苦手なことに注目し短所を改善しようとするよりも、「あれができる」「これができる」と長所に注目し、長所を生かして自立に繋げるという考え方である。

対応する言葉としてブローカーモデルといわれ、これまでの状態を指されたので、そういう事になるのでしょう。できる長所に目をつけ、長所を生かしてQOLを広げれば、高齢者は自信を持ち自己決定権を使って来るというものです。

ただこれには、現場のケアマネージャーには懐疑的な人もあり、不安の質問も出ました。できない苦手に注目し短所を改善しようとしたこれまでは失敗だったト白澤氏はいいます。効果は上がらなかったトいうのが実体だったようです。

高齢者介護の出発は筋トレでした。しかし筋トレで3割がよくなった代わりに2割が元より悪くなった。意外に成果が上がっていないというのです。それから外国では障害者介護から手をつけている。日本だけが高齢者の介護保険からといいます。

身障者になら筋トレも、もう少し効くはず。高齢への対応はもう少し早く始めなければならないのでは? 福祉の原点を高齢者に置こうとするのは儒教の影響か? 世界とは違う福祉に傾く不安を抱えて、今後の日本のあり方が問われます。