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2007年6月

2007年6月30日 (土)

こんな夢を見ました1

こんな夢を見ました。
ナルニア国ものがたりでは、洋タンスの奥が別世界への入口になります。寝る前にマイルスをかけたものだから、僕は真夜中にジャズ喫茶の前に立っています。喫茶「マイルス」に三島良子はいなかったのです。

電話をかけようにも79年代にはケータイはなかったのです。僕は79年の下通りを歩きながら「これは夢だ」と思うのです。79年ならタバコを吸っていたはずと思い、ポケットを探り紙マッチとハイライトを取り出します。

一本くわえ火をつけようとすると、着ぐるみの熊を着た西山和子が現れます。
「あぁっ、またタバコ吸っている」
西山和子は中学の時の同級生で、夢の中では今も中学生のです。たいてい茶色い着ぐるみを着て現れ、熊のプーさんの童話を片手に持っています。

「また和子か。僕は今日は用があるから、どこか行けよ」
僕はタバコを仕方なく仕舞いこみ、西山和子にそういいます。
「用があってもいいじゃない。行こ」和子はぬいぐるみの手を組み、ぶら下がるようについて来ます。

「好きなんだよね。あの人が」見透かしたように言うと熊の帽子の下で西山和子は子供のように笑います。だけど子供なんかじゃない。和子はいつも三島英子と会うのを邪魔するのです。
「あの人のいる場所なら……」と僕の心の中を覗くように見て、
「大学の方かもしれないね」見透かしたようにいいます。

「可愛くない子だ」僕がつぶやくと、
「そうだよ、あたし不美人。あの人は美人だもんね」憎たらしい口調で和子はいいます。ごった返し人の多い中を曲がりレコード屋に入る時、和子の着ぐるみ服はその人ごみに引かかって、ついて来れなくなるのです。

待ってとか何とかいう和子に、僕は知らん顔です。店内のレコード棚から「ラデッキー行進曲」を選んで行きます。もう一枚「おもちゃの行進曲」が欲しくて店員を探すのに、なぜか対応してはくれません。仕方なく一枚だけ買って店を出ます。

通りに出て辺りを見回すと、店に入る時、あんなにごった返した通りは深閑として休日のように見えました。僕は西山和子の事などすっかり忘れ、ハイライトを取り出して火をつけるのです。

「こんなレコードをなぜ三島良子は聞くのだろう」
つぶやくと妙な予感めいた感覚がします。そうはいっても超能力などではなく、これはタダの夢なのです。              続く

2007年6月29日 (金)

スポーツ効果?

50才男性を見かけます。健常者ですが好意的で、聞くとカミさんが身障者らしい。介護の必要上でのスポーツ志向、そういう風に聞こえました。
――筋トレは続けてますか?
「止めた、きつかもん!」

――何ですか?(笑)
「水泳、筋トレの一日置き、毎日はきつか!」
――筋トレはレポート書きたいので、私も行きたかったんです。あれ、どんなもんですか?

県体育館には行ったことない筋トレルームがあります。窓口で問い合わせると1人、レギュラーで来ている身障者があるそうです。話だけでも聞いてみたい。そこまでは調べて後はサボっていました。身障ではなく老人で筋トレ成果が上がっていて、それは熊本市でなく天草といいます。

「物を持ち上げるとか……引越しセンターに勤めるならいい。ただ長くやるとキツい」持続力がなくなる傾向らしい。
――実用的ではないとは聞きました。
「カッコは、ようなるよ」
――カッコは?……いいです(笑)

「人間、カッコよ!」
――(笑)判りますけどイイです、私。あなたはカッコよくなってます。
「だろ! イワルルもん」(笑)
そういう訳で2つはなかなか手が回らないようです。

私も単純にリハビリ効果だけを追います。水泳のリハビリ効果は人にもよりますが、約5年、時計の針を逆転させます。ただ嫌になって止めてしまう人の方が多いようです。ゲーム性はないがコンテストに凝る人はいます。

杖を使ったり車椅子をつかったりする人が、先月スタートの練習をしておられた。練習すると少し早くなる。結果としてだがそれはリハビリにも効果になる。それでいいと思のです。でも私はコンテストには出ません。

ただ、70代で3年目のお爺ちゃんは若い人と競争し、
「長距離を泳ぐと息が苦しくなる」と水面を睨む。70才だからとは思わないらしい。
――もう少しゆっくり泳ぐと距離は伸びるとおもいますけど。
私はそれだけ言って、後は言わない。やらなくてはいけない。やり過ぎてもいけない。

熊本の身障者協会はペタンクを推奨します。推奨というのは試合をやって、試合の日には弁当を支給します。少し前までゲートボールでした。ゲートボールは喧嘩が絶えないので変えたのです。他のスポーツで弁当は、むろん出ません。

福岡では水泳という。福岡も弁当で釣っているかどうかは知りません。

2007年6月28日 (木)

年金はどうなるか?2

年金はもらえないとの話は前からありました。
政府不信というか日本不信です。身障者がらみで言えば水俣、ハンセン病での国の姿勢や態度どう思います。もしあなたが水俣病の患者としたら、ハンセン病、薬害エイズの患者としたら、この国を信じられますか?

話はちょっと横にそれました。通常、国民は国に税金を払い、それを国が各省に振り分けます。たとえば文部科学省は財務省から予算の配分をもらう。文科省はその他の方法で、自由に予算を作り出すことは出来ません。当然、使われ方にも第三者のチェックが行きます。

この関係は、お父さんお母さんがあって小学生の子供は、使い道をいってお金をもらうシステムに似ています。悪くいうと親のいいなりです。子供も中学を終え、高校くらいになると、そうとばかりは行きません。アルバイトかなんかして金を作って自由をします。

この高校生が、何だと思います。話の本筋、厚生労働省。厚労省は財務省を通さずに保険料を集めます。つまりアルバイトの高校生です。監視の目も甘くなります。たとえば文科省よりは自由に金を使う事が出来ます。そうですね。

あなた、高校生になって初めて稼いだバイトで何を買いました? 楽器? バイク? 酒? ……厚労省はこの予算でグリーンピアやウェルピアを作ったんです。グリーンピアはホテルを中心とした、まあレジャー施設です。

箱物行政ですなあ。建設すれば建設会社からキックバックが来る。出来たホテルには天下りする。万事うまくいくと思ったんでしょう。しかしレジャーは経済バブルと共に終わります。熊本にはホテルの他に野外劇場を作るんです。

阿蘇アスペクタ、私も若い頃はフェスで行ったりしました。あそこはよく、雨が降るんです。窪みに雨水がたまると田植えが出来る状態になります。台風の雨に濡れた尾崎豊は伝説になっております。ホテルとキャンプ場が破綻しても、アスペクタは残っています。

また脱線しました。そういう訳で厚労省には経営センスがない。本筋の財務省、政府から口出し出来ない。使い込みが前から言われてまして、保険料を入れない人が次第に増えたのです。国民年金は免除や猶予制度を使うとそう出来ます。

私の記憶では01年くらいに30代男性が「考える所があって止めた」そう表現していました。それやこれやで集金率が悪くなるのです。厚労省は何か手を打たなければなりません。それで移動のあった人の年金権利を剥がしにかかった。

年金とはいうが、金を入れるだけで出てこない。噂はある程度ですが当たります。それは水俣やハンセン病、薬害エイズ、監視する立場にありながら、具合が悪いと責任を取ろうとしない政府と重なる所があります。そうでしょ?

これにはもっと大掛かりな省がありました。いえ、大蔵省を通さないから自由がきく省です。どこ? 知りませんか? 小泉さんの天敵だった郵政省です。あそこは貯金保険等で自主予算を持っていて、経済的に自活出来る省でした。

2007年6月27日 (水)

ブルーローズ

バラには歴史があります。その昔はダリアと価値を競ったそうですが、ダリアは負けます。なぜというとダリアには香りがなかったから……バラの香りというくらいのモンです。日本のアジサイにも注目は行くんですよ。東洋のバラというんです。

花の魅力は私には充分には判りません。判らないから無責任で楽しい。今日もネタは最相さんの本「青いバラ」であります。最相さんは少し真剣かも知れません。私はバラでもダリアでもアジサイでもいっこうに構いません。

花屋の息子が青いバラの研究をします。いいましたがバラには歴史があります。つまり父親もバラが好きです。親子仲がよければ結構な話ですが、よくはなかった。父親は息子より少し商売としてのバラを大切に考えています。

「もし、マグレディ家が青いバラなんかを売り出したら、将来バラの好きな人々の趣味が堕落してしまう。マグレディ家はその責任を取れない」親父さんはこう言って息子の研究用のバラを焼き捨てさせるのです。

後日、親父さんにもトゲのないバラを研究した時期が判ります。こういう所は読んで笑えます。黄色いバラも研究の結果、昔、出来たそうです。出来た当時は神を冒涜するとして大騒ぎになった。神様もそうバラには詳しくないと、私は思うのですが……

身障者というので昔は、私にも怪しい宗教の勧誘がありました。中にはあまり怪しくない宗教もあります。それも勧誘は勧誘です。ろくすっぽ身障者の事を知りません。あれはダメ(笑)どこがダメかというと、医も神も算術です。しかも身障者だから簡単に入信するとナメてる所です。

青いバラなら商売になる。トゲのないバラも黄色いバラも、そういう面はあります。もっと純粋に青いバラを作りたい人も、無論ありましょう。セックス・ボランティアという本のヒットで、障害女性とセックスしたい男性が出てきます。

悪くいうと好奇心の対象です。性を媒体に障害者を理解したい、少しキレイにいうとそうなりますか? 別に悪いとは思いません。感染すると言わないだけマシです。それでいいという障害女性があれば成立する事です。ただ本来のセックスを介助する人という意味には、あまり解釈されませんねえ。

そうでしょ? 買物ボランティアといえば買物のお手伝いです。自分が買うこと、むろん買ってもらう訳ではない。でもセックス・ボランティアというと自分がする、そういう意味にしてしまう。あの本は読まないで言葉だけ使う。自分の都合のいいように解釈して……

止せばいいのに身障者専用デリヘルを書くと、このブログも急に読者が増えました。好奇心だけで読まれるとは思いたくないのですが……むろん冒涜などと大げさは言いませんが、身障者問題もどこか青いバラのような所がありますか、なあ。

2007年6月26日 (火)

いい加減ツボ治療?

針灸師さんと、ちょっとだけ話をしました。そのうち取材ノートを出すかもしれません。足も悪いことだし一度、針灸も考えたいと、切っ掛けに足ツボに興味がいきます。さて、ご存知ですか。足のツボには有名な三里があります。

芭蕉が「奥の細道」取材に行く準備に、足三里に灸をすえて備えたと言います。知りませんか?(笑)自分で足が痛いと芭蕉まで持ち出して話をする、気障ですねえ。普通に話はできんのか? 根が文学青年というか病気です。

だからと言って急に灸はやらない。オムロン、エレパレスつまり低周波治療器を出してきて、とりあえずやってみようという魂胆であります。誰かの結婚祝いにもらった物です。大抵どこにでもあります。なければ借りて来てもいい。

マッサージ椅子が流行りで低周波治療器は流行りません。椅子でもむのがいい場合と悪い場合があり、炎症がある場合は注意です。私の場合はどっちでもいいとは思いますが、マッサージイスは加減がなくて筋を違えた経験があります。いきなりギュウと来るので要注意。

資料、豆本としてはクロワッサンの特集号で万能養生ツボとあります。ネット検索でも出てきますわなあ。足三里を刺激すると、足の裏に来ます。来るというのはピリピリ、感覚がつながる。刺激が終わってもかゆいような感触が残ります。

次に「胞こう」というツボがかゆいように感じます。お尻の上という他は説明できません。ネットで下記に記載があります。ついでここもやります。股関節に近いだけに効いてる気はします。
http://www.youtu.info/

次の段階として、足の裏にかけます。私の場合は股関節へもつながりを感じ、いいような気がする訳です。針灸師さんの話だとこの後は歩くのが、いいそうです。平均年齢高いし体動かしたくない人が多いのでしょうか。

私の場合は水泳です。泳ぎます……はっきりリアクションがありました。水温が低いのに調子がいい。100メートル多く泳いでも変わりません。普通そういう事をすると疲れます。ぐったりします。それがない。

そういう訳で本日は、いい加減、ツボ治療でした。

2007年6月25日 (月)

ダイハードの日々

ブルース・ウィリスが、来日し面白い事をいいます。
「お父さんも休みの日にはジムへ行け。呑んでばかりいちゃダメだ」
簡単なストレス解消はタバコであり酒でした。今ではダメになり、ジムでの筋トレが有効なストレス解消として推奨されます。

ダイハード1の冒頭、マクレーン刑事も飛行機嫌いで、家庭内にストレスを抱えます。だが犯人に手の内をさらす訳にはいかない。とぼけた会話とゲリラ作戦で、犯人たちの裏をかく。映画はその意味でストレス管理の手引きのように見えます。

田口先生のストレス対処は、仲間との「客のかげ口」あるいは家族に話を聞いてもらう。
組織の訓練は組織を守るためで自分を守るものではない自覚を。
客の無礼、心の貧しさを悲しんであげる。つまり自分を高める。
一期一会、出会いの仔細の意味を研究し書き留める……等があるという。

適度なストレスなら明日に向う活力に……活力にはならなくとも潤滑剤になりそう。ところが実際には圧倒的な大きなストレスがかかります。回避しなければなりません。会社は会社を守ろうとするのであって、個人ではないのです。

昔と違うのは、個人は長い寿命を誰の加勢もなく、ひとり自分を守らなくてならない。女房、子供、家族や会社同僚……端的にいえばですが、何も関係ない。昨夜、そのダイハードがデジタル処理を施され、再放送されました。

マクレーン刑事にどんなストレスが掛かっているか。その観点から見ていると面白いですねえ。私は足が痛い。TVを見てる時、泳ぐ時、眠りにつく時、寝ている時、朝目覚める時……シクシクと痛む。ジクジクと痛い。ジワンジワン、カッカ……それぞれ微妙に違います。そして2〜3年前と確実に違う。

身障者にはそういうストレスがかかります。健常者には判りません。マクレーン刑事はガラスで足を切ります。あれほど明確ではありませんが、似てはいます。悪くなっていく。映画は破綻に向っています。犯人の破綻か、主人公の破綻か?(笑)

あの映画がヒットしたのはストレスのかけ方が、実にリアルだからです。今までの警察小説は、主人公には警察がついていました。「太陽にほえろ」の頃は警察は当然、味方でした。ダイ・ハードでは何ひとつ理解してくれない。まるで敵です。

時代状況は変わっています。あれは感情労働のうちに入るのか? 少し視点を変えると身障者も健常者も、あまり変わらない。これは進歩なのか退歩なのか。田口先生はストレス管理にダンスを推奨のようです。楽器の演奏、絵を描く、ブログの執筆だってストレス管理に使えるかも知れません。

2007年6月24日 (日)

「感情労働とストレス対処」

放送大学公開講演会です。06年6月12日「受講ノート」と題した講師田口宏昭先生の今年分の講義です。演題は「感情労働とストレス対処」

田口先生は、機内で携帯5台を付け、乗務員の制止を聞かなかった組員を例に、リスク社会と感情労働をいわれます。リスク社会では見えるリスク見えないリスクと多様化していて、個人は不安にさらされ不確かな状況にある。

感情労働とは客室乗務員に代表されるような業務労働をいう。
例の場合も組員は、それでもお客様として扱われる。
「あんた、電話切りなさいよ」ではなく「お切り願えませんか」と話しただろう。この話には沢山の賛同があり「私のストレスも感情労働による」といわれる。

今は病院も患者さんではなく患者様と呼ぶようになっている。学校も生徒の父兄を客と考える。匿名状況での無責任な個別主義が進んでいる。田口先生は繁華街を歩くと、自分は学生の顔を知らないが、学生は知っていて油断がならない。一方的に見張られる意味か?

つまりストレスを感じるがストレートに吐き出す訳にはいかない、そういう意味のようだ。個人が体験する不快な主観的状況=ディストレス。反対語は福祉、幸福。=気持ちがいい良好な状態。
この辺りはよく理解できる部分と出来ない部分に別れる。

今日は講義をしなければならない。それはストレスでも一過性の物だが、今日から教師をするとなると長い、一過性でない原因になる。慢性ストレス。
人間を相手とするために高度な感情コントロール必要とされるストレスが成り立つ……定義を板書して欲しかった。

公的に誰もが観察可能な身体的表現。トラブルを回避するための感情回避。他者と交流し、心を動かすという自己の喪失。

田口先生は本を紹介する。トゥルーディ・シュープ/著 平井タカネ/共訳 川岸恵子/共訳 三井悦子/共訳。「体の声を聞いてごらん」ダンス・セラピーへの招待

2007年6月23日 (土)

いじめっ子の話2

A君は幾分、単純で他病棟との競争に熱中します。私は卒業すれば出来たのに、分校に転校して枕頭教育をやりました。そこでの教育レベルは低く内容はつまりません。文集は、力をもてあました私が編集する事になります。A君はそれでも満足しました。

ただ病棟内には3〜4人、大人のオブザーバーがいて、熱心に読んで私に注文を付けてきました。小説好き、議論好き、宗教関係……こういう人たちは、実にうるさいのです。
「患者さんから和歌の原稿が出てるって、あの看護婦さんに監修を頼んだら」
「コメントは面白いけど、ここの所のhata君の感想、これはまずいよ」

「誰それさん来月号に、原稿書きたいって!」
話はA君に行かないのです。全部、私の所に来ます。その中には、あの「止め人」も入っていて、
「hata君、hata君……」とうるさい事。

みんな家を離れ、寂しい。熱中する事が欲しいのです。つまりA君もそうで、八つ当たりに当たったのでしょう。私は編集をやってガリを切った記憶はありますが、謄写版を刷った記憶がありません。多分、A君が刷っていたと思います。それで険悪な空気は抜けてしまいました。

今は、もっと陰湿でこんな簡単にも行かないでしょう。いろんな人が参加してくれて、熱中してくれて、少しだけ楽しんで貰えれれば険悪さも抜けて行く。基本的には同じだろうと思います。しかしA君のことは印象が薄く、どういう人か詳しい事は判らず仕舞いでした。

私は病棟で印象が強く、人気があったと後で聞きます。どういう意味の人気なのかは知りません。原稿を頼んだ時も、監修を頼んだ時も、人には気持ちよく受けてもらえました。その時はそれで普通と思っていましたが、まあ、そうとは限らないみたいです。

多分、A君が印象に残らず人気がなかった……そう思ってみます。何となく納得がいきます。障害なんて持ってると説明しなければなりません。普通にでは物事が運びません。だからと言ってしないで済ます事も出来ません。

大学病院では研修医が、私の病状をうまく教授に説明できなくて汗を掻いていました。健常者は自分の事を説明するのに苦労しません。障害者はうまく説明しないと遺伝や感染の心配をされます。大きなお世話なんですがね(笑)そう言う訳にもいかないのです。

圧力を受ける。それは同じです。ただ、いじめっ子はつまらない事にこだわる、つまらない人という気が私はします。それにしても、みんなで力を合わせる事が、めっきり少なくなりましたねえ。                 終

2007年6月22日 (金)

いじめっ子の話

いじめっ子をつっぱねた話をひとつ。いえ、つっぱねたと言えるかどうか……何? どうでもいいから早くしろ! 
はい、やります。中学生での入院の話、その病棟はしきりがあるだけ部屋にならない筒抜けの空間であります。

患者の半数が子供でした。付属の学分校がありました。
私はいたって普通ですが、人によっては気に障るらしい。隣の部屋というかブースに同年配がいますが何となく打ち解けない。何となくではなく何かあるんです。
含む所は私にではなく、相手にあるんです。つまりA君は腕に覚えがある。

私はドジで一度、その地雷を踏んでしまいます。A君は、たいした理由もなく私につかみかかると、
「何だ、お前は。オレに文句があるか」
――おお、強えなあ。勝てんばい、降参だ!
私は体中の力を抜いてしまいます。

「文句があるか!」
――文句があるのはそっち。何だか知らないが聞いてやる。聞いてやるから手を離せ。
「何ぃ!」
――手を離せ! 病院でケガ人だす気か!

若い大人が何人か来て、私の上にのしかかったA君の形勢は悪くなります。
「二人とも止めろ」
――心配おかけします。いえ、この通り私、何もしてません。
「A君も止めろ」

昔の事で覚えませんが、まあ、そんな風な事でした。その時はそれで済んで、A君も普通になったかに見えました。それがそうではなかったのです。トイレで大をやっているとその時、便秘で出ません。

「Hataは気に入らない」A君の声です。
「あれねえ」何と、あの時の止め人の声です。
「体力では勝てんよ」
とか何とか、どうもグルだったような話の展開です。

A君「いっぺんヤらないト気が済まん」
止め人「止めとけ」
もう少しあって、忘れました。二人に声をかけようと思いましたが止めました。

お二人には注意していたのですがグルはもう一人いたのです。私と仲のいい友人が、勘ぐるとですがヤラれました。細かい内容は覚えていません。1対3で私は形勢が悪かった。だがA君はそれぎり手を打って来ません。

後で聞くと私の方にいい形勢もあったようで、当時、私は何も知りません。そのうち病棟内で文集を作る話が持ち上がり、リーダーというか、単にでしゃばりというか、A君ははりきります。病棟対抗の意識がA君にはあり私にはない。負けたくないA君は、私にお願いするしかなくなります。

2007年6月21日 (木)

想像もしない事態

怪しい事、怪しい物はいくらでもあります。怪しくない物を探した方が少ないです。その物は怪しくなくとも背景がある。背景でつながっている。知らないで使っている……後で気が付きます。自分だけでなく家族や友人にも知らせ使わせています。想像もしない事態になりえます。

怪しいのは物だけでなく人でもあります。東京の大学でハシカが流行っています。熊本ではありません。第一、ハシカは子供の病気で大人はかからないハズ、ハズだったのです。実はハシカは、いまだに特効薬がないのです。

そんなバカな、言われる方はワクチンや予防接種を連想されている。予防薬はあって絶大な効果を上げて、もうよかろうト止めてしまった。予防薬には副作用もあって止めた。止めて20年、それでハシカはぶり返したのです。免疫のない人に流行しています。

そんな事は知っている……トいわれますか? 少し待ってください。悪い菌はいる。菌を根から絶とうという発想に問題がある。菌と共存する思想が足りないト思います。今、熊本ではハシカは流行っていませんが、東京から交流学生が来ると判りません。

熱を出した学生は来なくとも、治った学生や未発熱の学生は来ます。鎖国論をいうつもりはありません(笑)予防薬を復活するのもバランスと思います。病気でつまずいた事のある私としては、躓く事で出来る事の発想があります。

若いお母さんなど、怖がっていよいよ除菌対策を深められる。善玉悪玉のバランスが取れて全体がうまくいっている中、バランスもへったくれもない皆殺しの除菌薬は、それこそ今後、想像もしない事に……考えものですよ。

人はともかく自分だけはうまくやろう。マイナスを全部とりのぞけば……プラスにはなりません。マイナスをある程度ひき受けて生まれるプラスがあります。しなやかやしたたかは、そういう意味もあります。単純に、二元論で割り切れないです。

ハシカは悪、悪に特効薬がない。それなら予防薬。予防薬に副作用。副作用嫌い、止めよう。20年後の復活……経過を追うとそうでしょう。どこか、どこでもいいのですが、納得して引き受ける所がいるんです。

自分だけは受けたくない。いやいやウチの子だけはダメ……そういう訳にも行きませんなあ……え、何かオチはないのかって? オチはこんなに次々つながった話にいらないでしょう。あ、ああっ、パソコン画面に除菌剤かけるんですか! 私は菌じゃない〜ぃ。ああ〜ぁ、想像もしない事態だぁ。