« 犬の勝敗 | メイン | 歯をみがく »

2007年4月25日 (水)

コーリング・ユー

ホリー・コールといえば映画「バグダット・カフェ」での名唱、コーリング・ユーです。知りませんか?
中古レコード屋で見かけ、いったん通りすぎ引き返して、あわてて買いました。これもジャズに属するCDで、92年の発売なのに妙にキレイです。

私はあなたを呼んでいる
熱い乾いた風が私の中を吹き抜ける
甘い救済の匂い

歌詞の主要な部分を書き出すとコーリング・ユーはこんな感じになります。
これもまあ「男はつらいよ寅次郎夢枕」という感じの映画で何となくモノクロのような気がしていましたが、そんな事はなくカラーのキレイな映画です。

いわゆる低予算の映画で豪華キャスト、大ロケーションという感じではない。
さびれた町のほこりっぽい喫茶店兼、宿屋という場所でした。内容的には甘ちゃんでピリッとしない。「パリ、テキサス」の女性版と位置づけられます。

音楽はトリオ構成です。ピアノとベースとボーカルの3人きり。これは大変ですよ。誰か間違えたら一発でおじゃんです。甘ったるい事は言っていられない。
それで音楽的にはピリッとするのか? 妙な風に納得が行きます。

ライナーノーツによるとホリーさんは自動車事故で顎の骨を砕き、それでも歌手として復帰したという。何だか鈴木彩子さんのような豪傑らしい。(豪傑とはルックスの事ではありません)映画が当たるまでパッとしなかったらしい。

何かするとは、具体的には学習する手間をかける金をかけるの3つがあります。心で努力すると何もしない人がいます。何もしないとこういう風にもなりません。私は努力すると性格が悪くなると思います。性格の悪さがCDをよく聞くと聞こえる(笑)

どこか綾戸智絵さんっぽいの。映画では「甘い救済の匂い」というのが問題点であります。日本にもバグダット・カフェの支持者は多くて、みんな甘ちゃんだねえ。昔は救済というのは死なないと来なかった。寅さんだってTV版ではハブに咬まれて死ぬんです。

よく似た映画で「リービング・ラスベガス」というのがあって、これが私としてはお勧めです……今日はこんなトコかな。今日はオチはありません。ああ、こういう低予算映画とか大昔の映画は、元が元です。ハイビジョンで見たって画質は違いません。

かけても無意味な所に金をかけると、かけるべき所にかけられなくなります。
各自は自由のように見え、そうではない。あなたを呼ぶのはあなた自身です。私ではない。声は渇かず腐食する。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/394232/18077902

コーリング・ユーを参照しているブログ:

コメント

ごぶさた! 映画、観ましたよ、映画館で。リアルタイムで。200人で一杯くらいの小さな映画館での封切りにしては話題になりましたね。曲は仕事上、完全コピーしました。もう忘れたけど。たしかパーカッションも入っていたような・・??映画自体は印象的だけどイマイチ。イマイチだけど印象的。DVDでも観ましたが、やはり印象は同じでした。コ−リング・ユーはヒットしましたね。女性シンガーには「ローズ」以来の定番曲になりました。小編成で出来ますからね。弾き語りでも大丈夫。しかし、ああいった甘いハッピーエンドは・・やはりアメリカB級だから??。

やっぱりそうですか。何か足してる気もしてました。映画は少し後で、曲が先行のオリジナルなんですね。演奏自体には映画と違って、ある種、不安感が強く、本当は映画とは馴染まないモノ、むしろ逆の意味がある。また後で……

サイトの調子がよくないのです。このCDは、小さな不安が次第に膨らんで、一杯に膨らんでサッと切れるように構成してあります。その構成で聞かせるCDです。こういった企画力のあるCDは、日本はあまり成功しません。平板なのが好きみたいですね。映画では何か足したかな。ビデオ見たくなりました。

難しいことはわかりませんが・・・sadこの曲初めて聴いたとき、魂がくすぐられるような感じがしたのをいまでも覚えてます。で、映画も見てみようと思ったとき、誰かに映画はそう大した事ないよ!って言われて、未だに見てません!もっともっと昔・・・私がチビの頃”朝日のあたる家”ってゆう曲を聴いたときとどこか似たような世界観を感じました!変ですかね?

いい感性されてると思いますよ。私はCD買いましたから(笑)初めまして、今後ともよろしくお願いします。あの……映画も、ごらんになったがイイかと思います。男はつらいよ、パリテキサス、ラスベガス……ツタヤの半額デーかなんかに、どれか合わせて見ていただけたら直けっこうかと……難しい映画じゃないですよ。

ありがとうございます。smile何だか早く見たくなりました。今度の休みにゆっくり見ますnote

本棚の奥にありましたので、こちらではモウかかっています。細部の感覚というか、リアリティは判りませんねえ。日本でいうと市原悦子さんがどうこうする感じでしょ、ネ。

コメントを投稿