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2007年4月28日 (土)

輸入盤〜ホセ〜

例によって中古CDあさりです。ホセ・フェリシアーノさん、これ元々がダイソー盤で、期待なしに買ったらコレ面白い。いわゆる高音質ではないのですが音がいい。比較的、新しいのと元が輸入版との事で、百円CDとはとても思えません。

ホセ・フェリシアーノさんが流行った頃といえば、ビートルズが来日した頃です。私もラテンなど聞かなかった。しかしサングラスをかけて歌うの流行りました。盲目の天才ギタリストとのキャッチフレーズも、記憶にうすく残っています。

それほど残っていませんけどね。CDはポルトガル製作です。ポルトガルというのはファドといって、ギターとマンドリンで歌を立てる形式があります。暗くて日本の浪曲に、ちょっと近い。なぜホセさんポルトガル録音やったのだろう? プエルトリコ出身のホセさんは明るいです。少なくとも表面上は、ですネ。

底抜けに明るいのは、真の意味で将来が開けている訳ではない。よく聞くとベタなんです。たとえば初期の美空ひばりさん、あれは酒に溺れて肝臓を悪くする。その前兆の明るさなんです。もう少し屈託していますが三波春夫さんの明るさ。

そういう点は見られますが、日本ではこういう録音、こういうCDは作れないと思います。日本のレコードはもう少しモヤモヤしないと受けないのではないか? 私は思っています。前に美術館でコンサートがあって、赤ちゃんがグズる脇で「落葉」を聞いたと書きました。

歌を立てる、ギター演奏の音を立てる。それには雑音を否定します。歌を立てている時に赤ちゃんのグズる声は、雑音になります。では混じって演奏が寝ていいか? 日本の音楽は風の音、鳥の声、海鳴りとモヤモヤ混じって初めて音楽になります。

だから赤ちゃんのグゼりと枯葉を弾くピアノが混じって、美術館での音楽になったのです。ある意味でグゼる赤ちゃん歓迎(笑)つまり雑音と立てるべき音楽を対立させない……演奏家がそうなのか聴衆がそうなのか、多分、両方でしょう。

コンサートの音楽はもう少し違います。有料の音楽は西洋に近くなりますが、完全に西洋にはならないのではないか? そういう事を考えるのですねえ。

参考ページhttp://home.att.ne.jp/sun/ikuo/josefeliciano.htm

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