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2007年3月23日 (金)

無頼派

無頼派、ウィスキーじゃありません。行き当たりばったりの事です。直接には坂口安吾、太宰治、織田作、石川淳、伊藤整、高見順、檀一雄……伝統的ではない、いわゆる戯作風に趣向で書いた人の日本文学のことです。サントリーは、これをもじって名前にしました。

作家でなくとも呑みたくなれば呑み、食いたければ食う。財布の具合も明日の予定も、なるようにしかならない。そう考える人は無頼派です。今はどうか知りませんが私の若い時はみな大抵、無頼派でありました。

朝、知らない人の部屋で目を覚まします。
――ここはドコ?
「あら、目を覚ましたの?」
なんて言われて時計を探せば、昼に近い。
――ありゃ、まあ失礼しました。
「何、他人行儀いってるの。今夜は何時に帰れそう?」
知らないお姉さんに、そう言われた日はゾーッとします。

若い時はそれも愛嬌ですが、歳を取るとそうも行きません。先だって鈴木ヒロミツさんが亡くなりまして……あちらが少し歳上です。少しですから順番はかなり近い。あなたは? まだ? 大分あります! いえ、もうすぐでしょう。鈴木さんの場合は肝ガンです。

肝ガンになると、対処もアレですが、肝ガンというのは肝炎からの移行です。肝炎には対処があります。最近は肝炎の検査を健康診査でやるようになりました。私は前に有料でしました。知らないお姉さんとはあまり仲良くありませんが、私の場合、輸血をやりました。

肝炎は血液で移ります。奥さんが居れば移せます。同じではないがエイズみたいな所があります。鈴木さんは「食わずに死ねるか」本を書いたんですが死んだら食えません。60才という年齢は昔だったら、そう不足もない。今はどうでしょう?

もし肝炎でも治療は出来ます。やった方がいい検査は、もう一つあります。前立腺の検査です。これもあまりは死にません。例がない訳ではなく三波春夫さんが71才くらいで亡くなられています。これも簡単な血液検査で出来ます。

ただねえ、大きく陽性だった場合とか、オシッコの出が悪かった場合とか前立腺肥大といいますが、悪性かどうか調べます。組織を検査する時は現物を採取します。無論そんなもんで全身麻酔はやりません。股を広げて注射器の親分のようなんで……(笑)ウソです。そこまで私はしてないから知りません。私は陰性でした。

無頼派はその時も、なるようになれ、嫌な事はしない人を言います。鈴木さんはその意味で立派です。無頼派は若い時だけで中年以降は、無料だし、たいてい保健所に行きます。あなたは無頼派を最後まで通せますか?

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