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2006年10月26日 (木)

身障者、現在形 終回

米国はともかく欧州の障害者の事は伝わりません。「スウェーデン 福祉」で検索すると、3〜4年前の高齢者福祉が出てきます。福祉大国とはいえ家庭が崩壊しての個人主義である事、税金が高い事、施設に疑問がある事、女性はジェンダー運動にかける事。

福祉国家は経済成長が前提であり、それがなくなれば……それは今なくなったようです。HPでのリポート市会議員は一度、行ってみたかったトいいます。アンデルセンには関心がない。でも1才の子に「みにくいアヒルの子」絵本をスーベニールに買います。

スウェーデンの老人は「自分はベンツを乗り回す」といいますが、愛用の手押し車のジョークでした。日本でも車椅子の背に、ベンツのマークを貼り付けた身障者を見た事があります。あこがれはやがて揶揄の対象になる。同じ種類のジョークですな。

身障者の友人は「台風の夜、深夜にTVを付けたら何か怖くて眠れなくなった」といいます。「あんな夜は一人、どうすればいいのか?」クラッカーかビスケット、ピーナッツでも大豆でもいい。分厚い小説か旅行記を読みながらコーヒーを飲めばいいのです。雨漏りがなければネ。

コンビニ、スーパー、ドラッグストア、百円ショップ、日曜大工の店……日本はすべての福祉を物に変え、店に揃えました。不満がないとはいいませんが、百円の杖、2万円の車椅子、そこそこ使えます。市役所で手続きするより早いです(笑)ああ、雨漏り修理はシルバー人材センターです。

数年前まで欧州に研修に行く代議士さんはいました。今、いないようです。身障者も興味が低い。日本のつくりが欧米折衷ではなく、もう米国そのものになりました。米国では退役軍人といえども、基本的に福祉はない。まず経済的に自立です。出来なければチャリティに頼ります。

そう考えると自立支援法も、ある意味で納得が行くかと思います。貯えのある人は出しなさい。国も金に困っている。そういう事だと思います。先はどうなるト言われますか? 先は判らない。今の所、景気もよくなってるから何とかなるよ。

県、市行政はおよそ、そう言いたいのでしょ。私がいうのではありません、私は思うだけ。ただ、ですねえ。私は前にこういう話を書いています。検索で出ます「カトちゃんの口座」むろん今のこの状況を書くつもりはありませんでしたが、いいたい事はありました。

魚屋のお父さんが、身障者の子供の預金から支払金を下ろす。特定郵便局の局長さんは大目に見る。それはお父さんが困っているからです。健常者の子は許されなくても障害の子なら……話の構図は似てませんか?

台風の夜で少し書きましたが、残るのは孤独という問題です。それはいづれ、また。

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