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2006年6月

2006年6月30日 (金)

さよならFM

先日、仕入れてきたCDはモーツァルトのクラリネット五重奏曲です。これをかけながらNHKFMの話を書きたいと思います。入院中にはNHKFMも聞きました。クラシックは心穏やかにしてくれ病気にも、よく効きます。

このFM局が閉局となりそうで、反対の声が上がっています。ただFMでクラシックを聞く人はまれ、全体から見れば金食い虫……では酷でしょうか? 世の中にタダのものはなく、NHKという局も高価な放送局です。価値の低い部分は削る必要があります。

このCDは90年の発売の物。使用の気配があまりない。モーツァルトの傑作曲の1つとされています。続けて3回聞いても、嫌にならない。私に合っています。例によって百円です。モーツァルトは、またブームのようですがクラシックCDはお安いですよ。

「なつかしいから、昔は聞いたから取って置いてくれ」そういう気持ちは判らないではありません。でも今は誰も聞かない局です。今夜2時からハッピーエンドがかかるんですよね。もう聞かないでしょ? 渋谷陽一さんもPバラカンさんも……

懐かしいけど、さよなら。マイルスを初めて聞いたのもFM「死刑台のエレベーター」にぶっ飛んだ。スゲエの3乗いや4乗。そういえばマイルスの音楽は言葉で因数分解できません。ニヒルに近いのだろうけどニヒルでは割り切れません。

いけないクラシックの話でした。最初に聞いたのはフルトベングラーのベートーベンで、次はシューベルト、それからショパン。私はセンチメンタルなのだけれど、そうは自分を思いたくないなくて、クラシックではゴマかしていました。

チャイコフスキーやシューマンになると、モロにセンチが出ますから恥ずかしい。それから少し進化してドビュッシーとサティに凝って、ふと聞いたバッハに落ち着きました。あんなに気持ち悪かったバッハがよくなるから音楽は判りません。

バッハのゴールドベルグ変奏曲をグールドさんで聞いて、名演だからよく眠れるだろうと思ったのですが、あれは寝れません(笑)昼間に聞くと何気ないが、グールドの主張がうるさくて寝れない。それから夜はハープシコードの駄演をかける事にしています。

さよならNHKFM、これからクラシックはCDにします。

このところ耳の調子がいいようです。

2006年6月29日 (木)

野良犬 3

やがて春が来たわ。父さんは血統書付きの立派な犬を飼ってくれた。でもあの犬は父さんにはなついたけど、私にはなつかなかった。あの犬やっぱり父さんの犬だったのよ。私にだけ心にだけ冬が残って消えなかった。

私はいつまでもあの犬の夢を見たわ。あの犬が橋の上で何かいいたげに立っているの。私が橋に近づくとあの犬は橋の向こうへ走って行ってしまうの。何度も同じ夢を見たわ。

そのうち、あの犬が最初に会った時あんなに慎重だったか判るような気がしたの。私が夢を見なくなったのは最近の事だわ。父さん、私のいってる事が判って?

少し空気が冷えてきたわね。もうすぐ夜になるわ。もう少ししか時間がない。
あの時と同じなの。……父さんから見ればあの人は薄汚い野良犬だろうけど……あの人はとても素敵な目をしている。じっと見たらきっと父さんも好きになるはずよ。

あの人は父さんとは違う、お金持ちじゃないの。でもあの人は平気なの。今の私はあの人とは違う。平気になれないわ。でも私はなりたいの。あの人のように生きて行きたい。そして、あの人といっしょならば、そうなれそうな気がする。

私は自分のなりたい者になる呪文を、今度こそ唱えるわ。私はあの人のためにじゃなく、私のためにこうするの。私はあの人と行くの。父さんが怒って黙っていても、私は行くの。出て行くの。決心したの。

町外れの今はアスファルトになってしまった橋を、今度こそ二人で渡るの。誰にどう思われようと私は自分を生きていく。……でもそれでも私は寒い。

父さんがもし何か言ってくれて、今、私を見送ってくれたら、私には勇気や力がわいて来ると思う。父さん、私があの夜の向こうを旅する前に、少しの間だけでいい。私の方を向いて……


これは一日だけの喫茶店で朗読してもらった原稿です。つながらない部分もありますが、こういうのを書いていました。間に合わなくて間際まで手を入れて使いました。今読むと私はなつかしいけど、人はどう詠むんだろう(笑)それでは、また。

2006年6月28日 (水)

資本主義

このブログによく来られる方はお判りでしょう。私はトヨタに一宿一飯の義理があります。前は車もカローラに乗ったのですが、あれは面白さには欠ける車で、2台目は止めました。それでですね。トヨタ株を持っています。今日は株主面していいたい事をいいます。

企業を応援するのに一番いい方法は株を買う、そして持ち続ける事だと思うのです。トヨタは今5800円くらいで配当が今期5000円弱です。つまり最低単位、百株が58万円強で買え、年1万弱の配当がつく。証券会社に年3千円の口座管理料を払いますが、年7千円弱の利益になります。

新聞に68歳男性が投書をしておられ、「福井総裁はいい。自分の1千万には
7年で5万6千円の利子しか付かない。少し金利を上げて欲しい」と書いておられる。だが、これは言う方が無理です。

単に言葉のアヤと思いますが、1千万、持っていて全部を確定金利にするからオカシイ。いえ持つべき人が株を持たず、持ってはいけない人が沢山持っている(笑)だからオカシイ。何だか怪しい事にもなる。

投書氏は、なぜ一部で株を買わなかったか。日本を代表するトヨタが嫌いならNTTでも、キャノンでもアサヒビールでもいい。68年生きながら惚れこむ会社
一つなかったか?

トヨタは収益が上がっても、株主への配当はめったに上げない会社です。そこは銀行のように固い、それでも確定金利よりいい配当を出します。ガンバって高い配当を出し、さらに株主を優遇しようという会社だってある。どれも買えない。

社会参加は嫌、金利だけ欲しい? もう若くなくても若い会社にエールくらい
送れる、それが資本主義のいいトコです。この国の欠点は、そういう年寄りが少ない事……福井さん? 儲かると判ったから金出したのでしょ。村上さん? 実質は総会屋なんでしょ。ヤクザな俗物です。

資本主義が腐さると社会主義に近くなる。妙な事に社会主義が腐ると資本主義に近くなるんですが、そこの所の理屈は私にも判りません(笑)ただ、これは言える、阪神ファン全員が阪神株を最低単位持つようになれば阪神は、まだ強くなれる。(巨人はどうかな?)

阪神ファンが、かっての村上さんに取って変る日。ねえ、そういう資本主義ならゾクゾクしませんか?

本日よりADSLが開通、再び常時接続となりました。

2006年6月27日 (火)

野良犬 2

行く先も知らない癖に、あの犬は私より先に立って歩こうとするの。そして私と道を違える度に不満そうに引き返してきて私の行く方に来るの。そうする時、少し待ちながら私は犬を拾って帰るんじゃなく……そうね、友達かなんか家に連れていく、って近い感じになったわ。でも高慢な犬だとは思ったわ、その時から。

だけど私には家があり、あの犬にはなかったの。今思えばあの犬には、私の飼い犬になるなんて気は少しもなかったんだわ。私と気があったから、私の行く方に出かけて来ただけだったのよ。……父さん、そんな気持ちになって人と付き合った事あるかしら……そうよ。あの犬は私にシッポ振ったんじゃない。

で家に帰り着いたら父さんが、
「こんな汚い犬、うちで飼う訳にはいかない。捨ててきなさい」
冷たくそっけなかったわね。私たちは結局、別れなければならなかった。あの時あの犬、平気な顔をして例の調子で私に付いて来たわ。私だけが悲しかった。

別れるのが嫌な癖に別れてしまうほかに何も出来ない。あの時、私は自分の子供を呪ったのよ。それから人間じゃなく、あの犬と同じ野良犬になりたいとも思ったわ。……でもあの時、本当に誰かが私に、犬になる呪文を教えてくれたら……私は随分まよって結局、呪文を唱えられなかったと思うわ。

あの時、私は道でロープを拾ったわ。犬は私より早く走れるし、別れるには方法がいると判っていたの。私は犬を橋の方へ連れて行った。今はアスファルトになってしまった町外れの小さな橋よ。

私はロープの端を橋に結んだ。それから……あの犬、あの時の私をどう思っていたのかしら。表面、信じきってなされるまま、まるで飼い犬みたいだったわ。私はロープの端を犬の首に巻いた。

笑いかけながら……そうしないと笑っていないと犬に心を見抜かれそうな気がしたの。ゆるく結んだ……もがいている内に解けてしまうように、私が行ってしまうまで付いて来ないように、加減しながらロープを結んだ。

そして私は走った……違う。私は逃げたのよ……父さん、今それがはっきり判るの。私は大切なことから、あの日、逃げたの。走りながら後ろに、私は初めてあの犬の声を聞いた。

たまらずに止まり振り向くと、あの犬は吠えながら、ちぎれるほどシッポを振っていた。それが最後だったわ。また私は走り出した。両手で耳を押さえて……

2006年6月26日 (月)

動物うらない

愛されたい、愛されない。愛が足りない、愛され足りない。愛情欠乏症という病名はないのですが、ここで作ってみますか? 42才の主婦がラジオにファックスを入れました。消臭剤のTVCMは困るトいうのです。なぜか?

汗たばこ、カビと錆び、魚の匂いから脅されているようで不安になるという。多分でしょう恐らくでしょうか、愛が足りないのです。この主婦は最近、あまり人を愛していません。つまらない事を理由に人を愛せなくなる。

いえ主婦だけでなく、そんな人は多いと思います。汗の匂いは嫌いですか、腋臭はもっと嫌いですか? 嫌いな人を見ると鼻をピクつかせて嗅いでみますか? 嫌いな人ではなく、人を嫌いになる理由を探そうと鼻がピクつかせますか?

匂いが愛せない理由になるのではなく、愛さない理由が欲しい。それが匂いになる、でしょう? とすれば、いくら消臭剤を振りかけても愛する理由は生まれない。いえ、大人になれば日常、愛されないのが普通で、珍しくないのです。

なのに、そうは思いたくない。もっと愛されたいと思う、その心の方が普通ではないのに……普通でない心も多数派となれば、それが標準となる。この場合の普通と標準では意味が違います。

写真は駐車場にいた猫、ノラだと思いますが洋猫の血が濃く、美形でした。猫は不必要に愛を求めません。エサが欲しい時だけだったりする。犬は時間におかまいなく愛想がよく、いつも愛されたい人は犬を飼うのです。

子供を育て終えたり、子供を育てる環境にない人は犬で心を満たします。そういう人がやたら多くて世の中では標準です。それは幸福いえ不幸かも知れません。一般論として猫好きは引いた所があって、犬好きはベタベタです。

犬は盛大に匂いを立てます。消臭剤も沢山買われますでしょうね。その理由でCMにも動揺されます。犬は存在自体が消費を誘います。歩道で犬の散歩が多くなりました。一人で2匹、3匹も連れて散歩の方もおられます。

そういうの愛情欠乏症なのでは? 無論、犬を何匹飼うのも勝手ですが、もう子供じゃないのだから、あなたの愛はフェンスの向こうにあれば、それでいいと思いません。

2006年6月25日 (日)

野良犬 1

古い原稿用紙が本棚の奥から出てきました。書いた時の事などは終了3回目に付加します。

父さん……ねえ、私を見て。少しの間だけでも私の方を向いて、そして私の話を聞いて欲しいの。たった一言でもいい、父さん、父さんにも何かいって欲しい。私、今は私、本当に心からそうして欲しいと思っているわ。

だって私は、私は父さんの娘ですもの……昔も今も、明日からだって、ずっとずっと私はそうよ。ね、……父さんはもう私のとうさんじゃ、なくなってしまうの? 父さん、覚えているかしら。

あれはいつだったか……そう私が小学4年生の時だから……もう10年の昔になってしまったわね。私はあの時のことを鮮やかに覚えている。あれは3月だった。

あの年、冬が長く寒さはまだ残って、春は来ていなかったわ。そんなある日、私は学校の帰り道に犬を拾ってきたの。そう、あの犬はかわいい子犬なんかじゃなく大きくて、野良犬の癖に変に堂々としていた。

思い出しても可笑しいわ。父さん思い出した? 道の通りがかかりに、あの犬がいたの。どうしてそうしたのか私にも判らないけど……私は声をかけたの「オイ」って、そしておいでおいでしたわ。

あの犬立ち止まって、妙な顔で私を見たわ。そうして見ると、あの犬、何の雑種だか判らない。体中の毛がモシャモシャになっていて汚いの。そのくせ目がちょっとかわいいのね。じいっと、私をじっと見ていたわ。

父さん、あの犬の目、見た? よく見なくて判らなかったのでしょう。それから、あの犬まっすぐに私の方に、私がたじろぐくらい早く寄ってきたの。あの大きさだし、私本当は、ちょっと恐かったの、その時……でも私は手を伸ばしたの。犬の頭をなでようとしたの。

でも、あの犬、その一歩手前で身を引いてしげしげ、私を見ているだけ……何と呼んでも私の方から近寄ろうとしても、ダメ、身を引いてしまい。じっと見てシッポも振らない。かといって逃げもしない。ただ見ているだけ。

しょうがないから、にらめっこ……あれは変な犬だった。考えてみるとあの時、私が犬を拾ったんじゃなく、あの犬に私が拾われたのね。本当の事はずっと後になってから判るのね……父さん、そんな風に考えた事ないかしら。

私の方が根負けして、あきらめかけた時、あの犬はやっと私の手の中に入って来て頭を触らせたわ。でもまだ、まだあの犬はシッポを振らなかった。

2006年6月24日 (土)

壁画

建物全体像

下2枚の絵を拡大

街に不思議な壁絵があります。エキゾチックな感触は国外の画家によるのか。全体は3枚の絵で構成されます。一番下の絵は黄色く中近東風の味わいがある。上2枚の絵には、もう少し西の風が吹いているようで、その方面のアピールでしょうか?

下の絵に2000年5月の制作日付があってKitaのサイン「フィレンツェ 夕」夕方がタイトルらしい。この画家はよく見ると邦人らしい。素材が珍しいので描き方は普通っぽいというか、写真から起こしたようで違和感はないのです。

上の2枚は不協和音を出して、街には馴染まない。あべこべに不協和音の出しっぷりが面白いのです。中の絵はチェスらしい。左の人が負け、右の人が勝っているのか? コミニケーション内容はよくは見えない。背後におもちゃの視線。

右側のカーテンが絵の世界が、窓際にある事を意味しています。絵の中と、現実の窓とが対応します。勘所を心得て、下の絵よりはプロっぽく、描き慣れています。服が縞でパジャマ、私は体験的に入院患者を連想します。

ヒマそうに時計を下げた男、一番上の絵と中の絵は一応つながります。

W杯の予選敗退ニュース、ジーコ監督の言葉から。
「日本に足りないと思うのは選手同士の討論(中略)仲良しクラブでは成功は難しい」

2006年6月23日 (金)

カー・メンテナンス

雨降りには車を研くことにしています。正確には雨上がりに濡れた車体を拭き上げるのです。マーケットか、パチンコ屋の駐車場に止めて5分で、とりあえず車を拭く。これだけで違います。ワックスはいつもは使わない、たまにかけます。

雨上がりに時間が取れるカによります。車にタオルの用意があるかにもネ。
オイル交換には各説あります。年に何度か代えたがいいトいう。オイルのムダだから代えないトもいう。オイル添加剤を入れる人、入れない人があります。

私の車はオイルを代えないと走らない。新車時はともかく今は代えています。エンジン音が請求します。自分で代える時もある。プラグにも月1くらいでワイヤブラシをかけないと走りません。歩くようになる。1個づつ研くのではなく、プラグを2セット持っていて、交代で使います。

エアフィルターやオイルフィルターもなるべく代えます。私の場合エアは自分で、オイルは代えてもらいます。フィルターレンチの購入を検討した時に、価格から断念しました(笑)ホンダ車などは自分で出来ない車種もあるそうです。

バッテリは九州だと6月、11月、暑さや寒さにヘタるので、その前が取替えになります。規定のサイズ、あるいはワンサイズ大きいのがいいです。大き過ぎても問題はあります。

そうそうワックスは種類によって成分が違う。塗装と合う合わないはあります。自動車メーカーに聞いて、推薦ワックスの主成分を知る。後は同じ成分を探すことです。
「車、キレイだね。ワックスの種類は?」
同じ車を乗っている人から聞き出してもいいのですが、出来ます?

愛車を傷める部分ってドコだと思います? 運転席のシートなんです。今、私の車そういう状態でしてネ。もうパーツがないのです。適当な時に中古でも調達しておけばいいのに忘れますねえ。気が付いた時はもう遅い(笑)前の車は助手席と運転席のシートが同型で乗せ代えました。今回はその手は使えません。
やれやれ。

それにしても、よく降ります。

2006年6月22日 (木)

介護保険はいらない?

6月21日のNHK教育TVが興味深い内容を出しています。PM7:00の福祉で「なぜ救えない介護保険」と題して、老夫婦の事件を検証します。老々介護の状況には、もともと第三者や若い人の手がない。手がないだけでなく意見もないのです。

その辺の状況は身障者も似たような物で、私にも想像がつきます。ウチの中を好きこのんで、第三者に見せたい人はない。見せるには相手を選ぶ、人も選ぶのが普通。本人もそうなら家族もそう。出来れば介護の必要な弱いところを、悪いところを見られたくはない。

番組でも、そういう指摘がされます。私もそうなのですが60が近くなって老人の自覚が出てきました。同じ年でも、まだまだという人はおられ、そういう人は問題を先取りされない。老いるというのはある意味、人間性を喪失していく事です。身障もそうです。

軽いうちはともかく、重度化した現実は見るに耐えない。その時に、いざ介護保険の判断は、本人、家族とも下しがたいのです。21日の番組の前にも「認知症」の番組があって、同じような事が問題になりました。

NHKとしては軽度の認知症の本人、その家族でキレイにまとめたいのです。ところがゲストの、みのもんたさんが憮然とします。「重度の人に基準を置いた対策が、今すぐ必要」トいうのです。しかし軽度の人は重度化した先のことを
一番、考えたくない。

ファックスで「キレイ事だ」「判ってない」という意見も入りますがTVに出て、そこをいった人は、みのさんだけでした。私たち身障者相談員はむろん、民生委員にもプライバシー保護のために個人情報は入っていません。本人が言わない限り、状況は判りません。

その本人が重度化するまで言いたくない。そして重度化した時、その考えも常識的でなくなっている。介護保険という言葉すら浮かばないのです。結果としていい選択がなされない。救いのない悪い選択がなされます。

それとこれを一緒にしていいか? 私は身障者仲間にパソコンやインターネットを勧めます。問題もないではないがインターネットは頼りになる、そう言います。このかけはしについても、ほぼ毎日更新しています。ネットで見て下さいト申し上げます。

「かけはしは度々、発行して欲しい。情報として貴重です」
自分でいうのも何ですが、そういう意見もあるんです。ただし(笑)
「パソコンな、いらん。必要て思うた事ア、一篇もなかモン」
トの意見もあるのです。
オチは毎回、考えて作るんですが今日は考えなくてよかったです。

……ではお約束、本日もお後がよろしいようで。

写真、文面とは関係ありません。街で見かけた二人づれ。

2006年6月21日 (水)

くらしのセミナー

熊本県の消費生活センターといっても何やら判らないという人がありそうです。消費にともなう相談苦情を聞き、対処アドバイス、商品テストまで行う所……でいいでしょうか。そこで講演があるので行って来ました。

場所は熊本市水道町14−15、電話359-0178 産業文化会館内にも同じコーナーがあります。私個人は「交渉は大事」として1月22日に書いていますように、あまり需要は感じません。ただこういうのは聞いてみないと判らない。聞くに越した事はないのです。

小野寺孝所長(写真)の声には聞き覚えがあります。ああラジオで聞いたっけ……客席は満員、年齢層は高いです。あと実例集をもらってきましたので、その中から無難な所を……こういう所ではどうでしょうか? 無難でなく難のある所を取り上げるべきか?

[事例25]ボランティア活動費を集めるネットワークビジネス 
[商品名]ボランティア活動費の出資金
[相談者]24歳 男性 学生
[概要]母が知人に勧められ、100万円を業者の銀行口座に振り込んだと言う。業者は自称NPO法人らしい。年間100万円を出資すれば、毎月5万円が貰えて、1年後に解約すれば100万円も返ってくるという。

為替や株式の教育用DVDをコンサルタントセットと称して販売している様だ。母は契約書等は受領していないという。私が業者に電話をしたが、たらい回しにされ、やっと解約の書類を送って欲しいと伝えた。

[処理結果]契約内容を確認したところ、ボランティア活動費の出資者を集める内容のネットワークビジネス契約だった。契約者は、社会的地位のある人からの紹介だったので、何の疑いもなく善意団体だと思い出資したと言う。

契約書の交付がなされていなかったので、法定書面不交付によりクーリング・オフが出来ることを伝え、書き方・出し方を説明。契約者は、既に100万円を出資しているので、期日を切って出資金の返還を請求するよう助言。


この手の文書の取り込みにはOCRといって専用ソフトがあります。私が使っているのは「読んde!!ココ」。スキャナーについてきた古いバージョンです。新型のお試し版も使ってみましたが、あまり変らないので買い替えはしていません。

一応、翻訳するのですが誤訳があって校正が大変です。エプソンの場合TWAIN、読み込みソフトと翻訳ソフトは別で、またがる作業のため、慣れればいいのですが簡単ではない。それまで頭の痛い仕事です。このへんのわかり易いマニュアルもありません。